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「休日は近場でのんびり釣りでもして暮らしたい…」「できれば出社前、退社後にもサクッと釣りしたい」「老後は好きなだけ釣りができる環境で過ごしたい」など、釣り好きの方ならやっぱり「釣り」にこだわって移住場所を決めたいもの。
趣味を満喫できる環境であれば、移住後の満足度も自然と高くなる。近頃は自治体の支援制度の充実やリモートワークの普及により、移住のハードルも低下中。この記事で、釣り好きの方向けにおすすめしたい移住場所と便利な移住支援制度を見ていこう。
街なかに住む釣り好きにとって、避けては通れない問題が「釣りスポットまでの移動」。
近場に手頃な釣りスポットがなければ、毎回、車で1~2時間もかけての大移動。
釣り自体は楽しいものの、移動が面倒で、「最近はあまり釣りに行けていないな…」という方も多いのではないだろうか?
そんな方にぴったりなのが、釣りを楽しみやすい市町村への移住だ。近場に釣りスポットがある地域なら、釣り好きにはたまらない夢のような生活を実現できる。
→連休に楽しめる趣味から、毎日でも満喫できる生きがいへ
→思い切って早朝から海釣りに出るのも◎!
→お金も時間も釣りに対して全力投球できる!
最近では「ワーケーション」や「2拠点生活」などの、現在の生活を維持しやすい“半移住”とも言うべきスタイルも浸透中。リモートワークの普及もあり、今や移住は老後の夢ではなく、現役世代にも今すぐ実現できる目標となりつつある。
この機会に、釣り好きにおすすめの移住先をチェックしていこう!
実際の移住先をチェックする前に、先に知っておきたいのが自治体の支援制度。地方創生が声高に叫ばれる昨今、多くの自治体が「移住希望者を積極的に迎え入れるための制度」を充実させている。
特にチェックしたいのが、 “金銭面を補助してくれるもの”と“土地の雰囲気を体験させてくれるもの”。
上手に活用すれば、費用を大きく抑えたうえで、イメージ通りの移住を実現できるだろう。
目に見える形でありがたみを実感しやすいのが、家賃・土地代・住居代など金銭面の補助制度。
いざ移住を考えた際にネックとなりやすいのが、やはり金銭面だ。マイホームを購入するにしても、賃貸を借りるにしても、移住では引っ越し代をはじめとする費用がかかる。
移住したい気持ちはあれど、お金の面から二の足を踏んでいる方も多いはず。
このような悩みを解決するために、最近では各自治体が以下に代表される金銭面にまつわる支援制度を設けている。
そのほか、住宅設備の設置にまつわる費用の補助や、なかには長期間(20年など)の居住を条件に土地や家屋を無償で譲渡してくれる制度も。
金銭面を理由に移住を諦めるのは、まだ早いかもしれない。
「実際に移住してみると、なんだか思っていたのと違った…」という悲しいミスマッチを減らせるのが、お試し移住制度。
誰もがその土地への憧れを胸に移住をするが、いざ住むとなればネガティブな面も見えてくるもの。特に地方の場合は、都会と異なる不便さ、その土地ならではの慣習など覚悟しておきたいポイントがある。
お試し移住制度では数日~1ヶ月などの決められた期間、その地域での生活を体験可能。地元の方や先輩移住者との交流も通じて、自分の目と耳で移住後の生活を理解しやすい。
体験ツアーとして提供されていたり短期滞在用の住宅が用意されていたりと、自治体ごとに実施しているお試し移住制度は異なる。
金銭面とあわせて、移住前には自治体の公式ホームページをチェックしてみよう。
それでは、いよいよ釣り好き向けのおすすめ移住場所を紹介する。釣り人視点での嬉しいポイントと、活用しやすい支援制度を解説するので、ぜひ参考にしてみてほしい。
出典:トライアルステイ(お試し居住)&リノベーションまちづくり|三浦市
まず紹介するのは、「人よし食よし気分よしのあったかい町」で知られる神奈川県三浦市。釣りスポットとして名高い三浦半島の南端に位置するこの町は、西は相模湾、東は金田湾に面する海と共に生きる土地。
ほんの1~2kmも海側へ移動すればそこには好地磯が…!フカセ釣りでクロダイ(チヌ)やゴチ(メジナ)を狙えるほか、近くには岸壁もありサバやアジも釣れる。
三浦市の鳥「海鵜(うみう)」を眺めながら釣り糸を垂らせば、ゆったり穏やかな時間を楽しめそう。
三浦市では「トライアルステイ(お試し居住)」を積極的に実施しており、令和2年度までに合計141世帯が参加。民間・行政どちらの移住相談窓口も充実していて、些細な疑問も解消しやすいのが魅力だ。
出典:移住・定住|南房総市
三浦半島と同様に釣りスポットとして知られる房総半島、その南西に位置する町が千葉県南房総市。
人口36,098人(2022年3月現在)と小さな市は、西に東に南にと海を臨む自然豊かな町。
東京にも横浜にも時間距離で70分と田舎過ぎないこの地域では、クロダイやメッキ、スズキにアジなどメジャーな釣り応えのある魚を楽しめるスポットがたくさん。
特に乙浜港は、十分な水深がありつつも根が少なく絡まりにくいことから、初心者から上級者にまで愛されている釣り場所である。
南房総市は「住宅取得奨励金交付制度」により、若年者やファミリー層を対象に、住宅の取得に際して最大200万円までと高額な支援を行っている。
夢のマイホームと釣りが身近な生活を、同時に実現できるかも。
出典:YAIZU Life
東京と名古屋のほとんど中間にあり、駿河湾と接しているのが静岡県焼津市(やいづし)。政令指定都市である静岡市の南隣に位置し、いたるところで海の香りが漂ってくる釣り好きにはたまらない町。
年間平均気温16.5度と過ごしやすく、降雪も少ないことから、一年を通じて釣りに出かけやすいのが魅力。タチウオやカンパチ、カツオやイカなど、四季折々の魚たちを狙える。
特定第三種漁港に認定された「焼津港」があるなど、町全体に漁業が根付いているのも注目ポイント。釣り人が肩身の狭い思いをすることも少ないだろう。
焼津市は空き家バンクを運用しているほか、「やいづライフ」と呼ばれる移住支援用のサイトを運営している。
焼津の釣りについて解説しているページもあるので、まずは一度確認してみよう。
出典:ながさき移住倶楽部|ながさき移住ナビ
海と広く面しており、釣り人の移住先として人気の「九州」。その西側にあり、潮風の香る町が長崎県長崎市だ。
対馬海流に乗ってさまざまな魚が回遊してくるこの町では、ほかの地域では珍しいアマダイやクエなどの高級魚も釣れる。都会に住んでいてはなかなか実現できない、贅沢な釣りライフを堪能できるだろう。
犯罪発生率が少なく、病院がたくさんあり、気温も快適…と釣り以外にも嬉しいポイントが盛りだくさん。過ごしやすさを重視して移住したい方にもぴったり。
加えて、長崎県は所定条件下で最大100万円までを支給する移住支援金を用意している(主に東京23区から移住してくる方が対象)。
長崎で新たに仕事を始める方はもちろん、テレワークにより移住元の仕事を継続する方も対象と認められているのが嬉しいポイント。
出典:串本町|わかやまLIFE
本州最南端の町、和歌山県東牟婁郡串本町(ひがしむろぐんくしもとちょう)。面積は135.67平方キロメートル、人口は14,571人(2021年4月1日時点)と小さな町で、穏やかな田舎暮らしを実現できる環境だ。
養殖が盛んな地域ゆえに生簀(いけす)がたくさんあり、エサ目当てに多くの魚が集まっている。船で海に出ずとも、海岸から大物も狙えるのが魅力。
串本町は空き家の改修に関する補助制度が充実しており、経費の2/3(最大80万円)までを負担してもらえる。コストを抑えて生活拠点を手にしたい方にもおすすめ。
出典:室戸に移住!田舎暮らし情報館
釣り好きへの穴場の移住先となるのが、高知県室戸市。四国の南東にあるこの町は、およそ50kmもの海岸線を有する、土地のほとんどが太平洋に面した田舎の町。
四国の南側は黒潮が流れる関係で、身の引き締まった大物が釣れやすいことで有名だ。室戸市でも、大きなカンパチ・イサキ・サバ・ブリなどの釣果が期待できそう。
室戸市はお試し移住制度が充実しており、1日あたり1,020円からと格安で短期滞在(最大27泊28日)できるのも◎。
まずは一度、小旅行も兼ねて釣りが身近にある生活を試してみてはどうだろうか?
出典:UJIターン支援情報|唐津市
“一楽二萩三唐津”の伝統工芸「唐津焼」で有名な町、佐賀県唐津市。唐津湾に広く面したこの町は、実は釣り人にもおすすめな移住先。
唐津市の周りは潮の流れが良く、イカ・メバル・サワラ・ハゼ・ヒラマサなど多様な種類の魚類がかかり、毎日釣っていても飽きない。市の北側には青物に強い小友漁港もあり、釣り熟練者からファミリー層にまで人気だ。
唐津市はオンラインで移住相談ができる「移住コンシェルジュ」も実施しており、ひとまず誰かに相談してみたい方にも◎。
その時々で実施中の支援制度も教えてもらえる。
出典:移住|釧路市
「移住してのんびり暮らしたい」と考えたとき、最初に北海道が思い浮かぶ方も多いだろう。雄大な自然と美味しい食事が有名な北海道は、釣りを目的に移住するのにもおすすめ。
北海道は日本海・オホーツク海・太平洋と3つの海に接する都道府県。それゆえに、カレイ・アメマス・ホッケ・クロガシラなど数え切れないほどの多様な魚が生息しており、自分好みの釣りスタイルを実現できる。
北海道のなかでどこに住むのかは好みで選んでもOKだが、おすすめは道東の釧路市。
「道内長期滞在者数10年連続1位」に輝き、コワーキングスペースの利用料を一部助成する制度があるなど、リモートワークの方がお試し移住を実現しやすい環境を整えている。
出典:広島市の移住・定住支援策|広島市広域都市圏
「完全な田舎ではない町に住みながら、釣りも毎日楽しみたい!」そんな願いを叶えてくれるのが、広島県広島市。人口およそ120万人と中四国では大型の都市だが、市内の大部分が瀬戸内海に面しており、釣りが盛ん。
広島市には宇品港や井口港、草津港など近場に港が多く、釣り人も多数。「太田川放水路」と呼ばれる市内を縦断する川とあわせて、サヨリ・チヌ・ハゼ・キス・メバルといった魚が釣れることで知られている。
広島市は「地域課題解決ネットワーク」と連携しており、住居の確保など移住にまつわる各種相談を受け付け、利用できる支援制度を紹介している。
「移住に向けて、具体的に何から手をつければ良いのかわからない」という方も、まずは問い合わせてみよう。
出典:おきなわ島ぐらし
最後に紹介するのは、北海道と同じく大人気の離島である沖縄県。言わずと知れた「ちゅら海(綺麗な海を意味する沖縄の方言)」を目的に訪れる方が多く、釣りだけでなくマリンスポーツも盛んな地域。
本州を離れ東シナ海に浮かぶ沖縄県は、釣れる魚も独特。ハリセンボン(沖縄名:アバサー)やカンモンハタ(沖縄名:イシミーバイ)がよく釣れ、その魚汁は沖縄の郷土料理として愛されている。
沖縄県はそのままでも人気が高いことから、住居などの金銭面にまつわる支援はあまり行っていない。
しかし時折、「オンライン移住体験ツアー」を開催中。沖縄建築の並ぶ町並みや改修中の古民家の様子などを見せてもらえるほか、移住前に聞いておきたい疑問も尋ねることができる。
「住んでみたいな」と思える移住場所は見つかっただろうか? リモートワークも当たり前になり、国や自治体が積極的に支援を進めている今、移住は遠い夢ではない。
多くの自治体では移住希望者向けの窓口が用意されており、利用できる支援制度や移住後の生活にまつわる不安を相談できる。
まずは一度、紹介した釣り好きにおすすめの移住先のなかから、気になる場所に問い合わせてみよう。