高知移住は甘くない!?失敗しないためのポイントや移住支援の充実しているおすすめの市区町村(自治体)8選

高知移住は甘くない!?失敗しないためのポイントや移住支援の充実しているおすすめの市町村(自治体)8選

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高知県は四国の南部に位置しており、海と山に囲まれた自然豊かな土地だ。移住先としても人気のある高知県への移住を考えるとき、移住後に後悔や失敗しないためにはどんなことに注意すれば良いのだろうか?この記事では、高知移住のメリット・デメリットと、移住を成功させるためのポイントについて解説する。同時に、移住支援制度の充実している自治体の紹介もするので、移住先の候補としてチェックしておこう。

目次

移住する前に知っておきたい高知県の基本情報

移住する前に知っておきたい高知県の基本情報

高知への移住を検討中の方でも、高知県についての細かな情報を知らない人も少なくないだろう。まずは、移住する前に知っておきたい高知県の基本的な情報を確認しておこう。

地理

高知県は、四国の南部に位置する県で、北は四国山地で愛媛県と徳島県に接しており、南は太平洋に面して扇状の形をしている。

高知県の面積は約7,104平方キロメートルと四国で最も広く、全国18位の大きさだ。総面積のうち、森林面積が約84%を占める緑豊かな土地で、11市17町6村で構成されている。

参考元:風土|高知県公式サイト

参考元統計でみる高知県のすがた

人口

平成22年国勢調査によると、高知県の総人口は764,456人で全国第45位という結果だった。

出生数の減少や若い世代を中心とした県外流出により人口減少が続いており、人口密度は107.6人/平方キロメートルと大変低い。

そのこともあり、高知では移住・定住に力を入れている自治体が多数存在する。

参考元:風土|高知県公式サイト

参考元統計でみる高知県のすがた

気候

山間部や筑後水道に面した地域は、北西の季節風が四国山地に吹きつけるため、積雪することもある。

しかし、海岸に面した地域は季節風が四国山地で遮られることと、黒潮の影響もあり高知県は温暖な気候となっている。

また、県内の沿岸部と平野部では晴天が多く、冬場も日照時間の多い地域のひとつだ。

山間部や東部の地域では、年間降水量が3,000mmを超える所が多い日本有数の多雨地帯でもある。

参考元高知地方気象台

産業

年間平均気温16.7度、年間日照2,128時間、年間降水量2,590mmという温暖多照と夏季の高音多雨の気候を活かした園芸品目の栽培が盛んだ。

特に県土面積の多くを森林が占めるため、狭い農地を集約的・効率的に活用できるビニールハウスなどを使用した施設栽培(野菜・果樹・花きのハウス栽培)が農業の基幹となっている。

参考元こうち農業ネット

高知移住のメリット|移住先として人気の理由は?

高知移住のメリット|移住先として人気の理由は?

高知移住の大きなメリットは、大きく次の6つだ。

  • 海と山に囲まれ自然が豊か
  • 食べ物が美味しい
  • 生活コストを抑えられる
  • 歴史的スポットが多い
  • 創意工夫ができる人に適した環境
  • お酒が好きな人には馴染みやすい

それぞれ順番に見ていこう。

海と山に囲まれ自然が豊か

高知は北には山地、南には太平洋を臨む自然に恵まれた県だ。

そのため「自然豊かな土地でのびのび子育てをしたい」「空気のキレイな土地で暮らしたい」「海や川、山で趣味を楽しみたい」といった方にはおすすめの移住先と言えるだろう。

県内には、桂浜、室戸岬、仁淀川、中津渓谷、四国カルスト 天狗高原など絶景スポットが数多く存在し、自然の美しさや雄大さを身近に感じることができる。

食べ物が美味しい

太平洋と四国山脈に囲まれた高知は、海の幸・山の幸が豊富な美味しい食材の宝庫でもある。

特にかつお消費量は全国1位となっており、「かつおのタタキ」や「わら焼き」、「刺身」のほか、内臓の塩辛や塩焼など、高知の人にとってかつおは食卓に欠かせない食材となっている。

また、高知の宴会で欠かせないのが、大皿に刺身・寿司・揚げ物・練り物・汁物など、海の幸と山の幸を豪快に盛り付けた皿鉢料理だ。

皿鉢を囲んで、食べたいものを食べたいだけ小皿にとって食べる堅苦しさのないスタイルが、自由を尊重する高知らしさを感じさせる。

参考元:グルメ|高知市公式サイト

生活コストを抑えられる

都会から移住する場合、これまでより生活コストを下げられる可能性が高い。

例えば、総務省統計局による「平成30年住宅・土地統計調査」によると東京の1ヶ月の家賃の平均が81,001円、大阪が55,636円であるのに対し、高知は40,255円となっている。

地方では車を持たなければ生活が厳しい場合も少なくないが、高知は賃料や土地代だけでなく物価も安いやりくり次第で大幅な生活コストの削減も実現できるだろう。

参考元平成30年住宅・土地統計調査総務省

歴史的スポットが多い

高知は豊かな自然が生み出した絶景スポットや観光スポットも充実しているが、歴史的スポットが多いことも魅力のひとつ。

特に、幕末時代に活躍した坂本龍馬が土佐藩(高知県)出身だと言うことを知っている人は多いのではないだろうか。

高知市内には、坂本龍馬にまつわる記念館や歴史的スポットが数多く存在する。なかでも、高知市にある「高知県立坂本龍馬記念館」は、坂本龍馬にゆかりある品々が展示されている。

桂浜公園内に建つため、高知屈指の景勝地・京浜へ立ち寄る際は「高知県立坂本龍馬記念館」まで足を運び、龍馬の魅力や歴史に触れてみると良いだろう。

高知にはその他にも、日本国内に残る木造の12古天守のひとつである「高知城」や、重要伝統的建造物群保存地区に指定された明治時代から昭和の町並みを残す「吉良川町」など魅力的な観光スポットがある。

歴史好きな人や高知の魅力をより深く知りたい人は、ぜひ一度足を運んでみよう。

参考元高知市「観光スポット」

参考元室戸市「吉良川の町並み」

創意工夫ができる人に適した環境

田舎には、都会のような大型ショッピングモールや最新トレンドを感じられる施設はほとんどないが、DIYやリノベーション、料理など、自分で創意工夫して楽しめる人には適した環境だと言える。

また、田舎だからこそライバルが少なく、ビジネスチャンスを掴める可能性も。

田舎の場合は、家賃や土地代も安く、さらに自治体によっては企業支援を受けられることもあるので、低コストで企業できる点も魅力のひとつだ。

お酒が好きな人には馴染みやすい

高知県民は、お酒に強く宴会好きな人が多い。宴会のことを土佐弁で「おきゃく」と言い、冠婚葬祭や神事、節句など、何かにつけ宴会が開かれる。

「おきゃく」では、酒や皿鉢料理などの郷土料理が振る舞われ、人々は杯を酌み交わす。

高知の人はフレンドリーな人が多いので、特にお酒好きな方であれば、すぐに打ち解けて楽しい高知ライフを送れるだろう。

高知移住のデメリット|良いことだけではない?

高知移住のデメリット|良いことだけではない?

どのような魅力的な土地であっても、少なからずデメリットが存在する。高知移住をする前に、ぜひデメリットも把握しておいてほしい。

高知移住のデメリットは、以下の5つだ。

  • 仕事の選択肢が少なく収入が減る可能性がある
  • アクセスが不便
  • 商業施設や医療機関が少ない
  • 人間関係に煩わしさを感じる可能性も
  • 離婚率が高い

それぞれの理由を解説していく。

仕事の選択肢が少なく収入が減る可能性がある

高知に限らず都会から田舎に移住する場合、仕事の選択肢が少なく収入が下がってしまうことも少なくない。

高知の場合、農業や漁業で生計を立てている人が多く、希望する職種での就職が厳しい可能性も十分にある。

移住してから「仕事が決まらない」と収入源に困らないために、「現在の仕事をリモートで続ける」「移住先での仕事を見つける」「心機一転、企業や就農をする」など、移住前にどのように収入を得ていくのか早めに決定しておこう。

アクセスが不便

高知は残念ながら交通は不便だ。新幹線も開通しておらず、四国の外に出たい場合は、飛行機や船を利用しなくてはならない。

電車やバスの本数も少ないので、車を持つことが必須となるだろう。免許を持っていない人は、移住前に免許取得と車の購入を検討してみよう。

商業施設や医療機関が少ない

高知には、商業施設や医療機関が少ない。これまで都会で便利な生活を送ってきた人の場合、移住してから不便さを感じることもあるだろう。

田舎へ行けば行くほど商業施設や医療機関の数は少なくなるので、ある程度利便性や都会的な雰囲気を求める場合は、高知市などある程度栄えた街への移住がおすすめだ。

人間関係に煩わしさを感じる可能性も

都会に比べて田舎は、どうしても人間関係が密になりやすい。高知では、酒での付き合いが多くなるので、より人付き合いが濃厚なものになると予想される。

また、田舎に行けば行くほど、噂話が広まりやすかったり、町内会や消防団など地域の活動への参加を求められるなど、人との距離が密接になりやすい。

ある程度人と距離感を保って付き合いたい人は、比較的利便性の高い地域を選んだ方が良いだろう。

離婚率が高い

高知は国内でもトップクラスに離婚率が高い県だ。驚くべきはその割合で、約半数のカップルが離婚しているのだそう。

離婚率が高い理由は定かではないが、宴会の多さとフレンドリーな気質から、異性と親密になりやすいのかもしれない。

「離婚率が高い」と聞くとネガティブに感じてしまうが、新たな出会いを求めて高知に行くと、経験豊富な相手が見つかりやすいメリットもある。

参考元トップは46%!「離婚率」47都道府県ランキング|東洋経済ONLINE

高知移住を失敗しないために!移住前に押さえておきたいチェックポイント

高知移住を失敗しないために!移住前に押さえておきたいチェックポイント

移住を成功させるには、いきなり移住するのではなく、いくつかのポイントを踏まえた上で計画的に実行することが大切だ。

高知移住を成功させるために、以下のチェックポイントを押さえておこう。

  • 目的に合った移住先を選ぶ
  • 何で収入を得るのか決定しておく
  • どの程度の費用が必要かあらかじめ計算する
  • 国・自治体による補助制度・補助金を活用する
  • 高知県が推進する二段階移住を利用するのがおすすめ!

それぞれ詳しく解説していく。

目的に合った移住先を選ぶ

移住を成功させるには「なぜ移住するのか」目的を明確にしておくことが大切だ。

ただなんとなくとか、勢いで移住先を決めてしまうと、移住した後に「思い描いていたのと違う…」と、後悔してしまうことになりかねない。

地方へ移住と言っても街と田舎があるので、「自然がありつつ、ある程度便利な生活をしたい」「田舎の不便さも楽しみたい」など、まずは街と田舎どちらが自分に適しているのか決めておくことも大切だ。

先に自分の求める暮らしや目的を明確にしたうえで、理想の暮らしを叶えられそうな移住先を決定しよう。

何で収入を得るのか決定しておく

移住先でも、当然生活するためには何かしらで収入を得なければならない。

前述したとおり、高知では都会のように仕事の選択肢もなく、賃金が低いので思うように仕事が見つからない可能性も高い。

移住してから生活に困るような事態を避けるためにも、移住前に仕事や収入面についてはしっかり検討しておこう。

どの程度の費用が必要かあらかじめ計算する

高知へ移住する場合、引越し費用や住居費用に加えて、自動車の購入費用もかかってくる。また、移住する際は、当面の生活費も余裕を持って用意しておきたい。

移住にかかる費用は、単身かカップル、ファミリーなど家族の人数によっても異なるが、あらかじめどの程度の費用が必要か計算しておこう。

移住に必要な費用については、国や市町村による補助制度や補助金を活用することで抑えることもできる。

後ほど、移住の際活用したい補助制度・補助金について解説するので、利用できるものがないかチェックしておこう。

国・自治体による補助制度・補助金を活用する

移住したい地域がある程度絞れたら、各市町村の公式ホームページで、どのような移住支援が受けられるか調べておこう。

「首都圏からの移住者に支援金を支給」「家賃や住宅購入費用の補助」「移住前にお試しで滞在ができる」など、自治体によって取り組みはさまざまだ。

後ほど高知の移住支援制度が充実している自治体を紹介するので、そちらも参考にしてみてほしい。

高知県が推進する二段階移住を利用するのがおすすめ!

高知への移住を考えている方は、ぜひ高知が提案する「二段階移住」を活用してみよう。

「二段階移住」は、まずは県内で最も利便性の高い高知市に移住・滞在(1ステップ)し、そこを拠点に高知県内を巡り、移住したい場所を見つけたら最終的な移住(2ステップ)を決定するという仕組みだ。

ステップを踏んで移住をすることで、移住による失敗を避け、自分の目的に合った移住先を見つけることができる。

参考元:こうち二段階移住

高知県地方創生移住支援事業(移住支援金)を活用しよう

高知県地方創生移住支援事業(移住支援金)を活用しよう

高知県では、以下の条件を満たした人に最大100万円の移住支援金を支給している。

東京23区(在住者または通勤者)から高知県内へ移住し、対象企業などに就業または起業された方が、

・高知県移住支援事業の開始日(平成31(2019)年4月1日)以降に高知県の市町村に移住し、

・①~⑤のいずれかの要件を満たした場合

①高知県のマッチングサイト「高知求人ネット」などに移住支援金の対象となる求人情報を掲載した中小企業などに就職すること。

②高知県内で起業・創業し、高知県創業支援事業費補助金の交付決定を受けること。

③プロフェッショナル人材事業または先導的人材マッチング事業を利用して就業すること。

④テレワークにより、移住先を生活の本拠として移住元の所属企業などでの業務を引き続き行うこと。

⑤関係人口に関する要件を満たすこと。

引用元:地方創生移住支援事業(移住支援金)について|高知県

さらに、18歳未満の家族と移住する場合は、一人につき最大30万円が加算される。

※2023年度4月より1世帯につき最大100万円の支給に加え、18歳未満の子どもに対する支援金がひとりあたり最大30万円から100万円に加算される予定

高知県地方創生移住支援事業(移住支援金)は、かなり手厚い支援となっているので、条件を満たしている人はぜひ活用してみてほしい。

高知移住に役立つおすすめのポータルサイト2選

高知移住に役立つおすすめのポータルサイト2選

高知移住を考えるなら、ポータルサイトを活用してみよう。

ポータルサイトには、高知移住をする人にとって欲しい情報が網羅されているので、必要な情報をすぐに探し出すことができる。

高知移住に役立つおすすめのポータルサイトは、以下の2つだ。

高知家で暮らす。

高知家で暮らす。

出典:高知家で暮らす。

高知家で暮らす。は、一般社団法人高知県移住促進・人材確保センターが運営する高知U・Iターンサポートメディア。

高知の各市町村の概要など詳細情報が掲載されているため、移住先を決める際の参考になる。また、仕事や住まい・空き家情報、支援制度など移住者のほしい情報が凝縮されているため、高知県への移住を考える際は、ぜひ活用してほしい。

こうちらいふ

こうちらいふ

出典:こうちらいふ

こうちらいふは、高知市が運営する移住支援サイト。サイトの中では、高知市の魅力や移住者の受けられるサービスなど魅力的な情報が満載だ。

高知市では、定期的に移住者交流会が開催されているが、イベント情報や相談会などの情報をLINEの公式アカウントから配信している。気になる人はフォローしてみると良いだろう。

高知の移住支援制度が充実している自治体8選

高知の移住支援制度が充実している自治体8選

高知県内にある、移住支援制度が充実している自治体を紹介する。

  • 高知市(こうちし)
  • 室戸市(むろとし)
  • 四万十市(しまんとし)
  • 土佐清水市(とさしみずし)
  • 宿毛市(すくもし)
  • 南国市(なんこくし)
  • 黒瀬町(くろせちょう)
  • 越知町(おちちょう)

支援を受けておトクに移住したい場合は、移住サポートが充実している市町村を移住先の候補として考えてみよう。

高知市(こうちし)

高知市(こうちし)

出典:こうちらいふ

高知市は、高知県の県庁所在地および最大の都市で、都会と田舎、両方の魅力を持つ、最初の移住先としておすすめの地域だ。

移住者をサポートする制度も充実しており、三世代同居などとなる、子育て世帯の県外から高知市への転入費用や定住費用の補助や、県内での二段階移住の支援などが受けられる。

短期滞在のできる移住体験滞在施設も格安な料金で利用できるので、高知への移住を考えている人は、ぜひ活用してほしい。

室戸市(むろとし)

室戸市(むろとし)

出典:室戸に移住!田舎暮らし情報館

室戸市は高知の東側に位置しており、室戸岬を中心に50kmほどの海岸線を有する市だ。

空き家バンク制度や無料職業紹介所の開設、農業・漁業・林業など第一次産業新規就業者向けの支援、創業支援制度、チャレンジショップ制度など、定住や就業に向けての支援が充実している。

室戸市には短期滞在型の移住体験住宅と、長期滞在型の移住促進住宅も完備されているので、ぜひ活用してみよう。

四万十市(しまんとし)

四万十市(しまんとし)

出典:移住・定住|四万十市

四万十市は、高知の西部に位置しており、市の中央部には日本最後の清流と呼ばれる四万十川があることでも有名だ。

四万十市では、NPO法人四万十市への移住を支援する会と連携し、移住希望者と空き家の提供者を繋いだり、仕事や移住者の相談に乗ったり、移住後の移住支援など幅広くサポートしている。

短期滞在施設も用意されているので、ぜひそちらも活用してみよう。

土佐清水市(とさしみずし)

土佐清水市(とさしみずし)

出典:移住支援|土佐清水市

土佐清水市は、高知県の南西部に位置する市で、足摺岬の灯台や竜串・見残しの奇岩など自然の景観を楽しめる観光スポットが多い。

土佐清水市では、短期・中長期のお試し移住施設が完備され、空き家を活用して小売業、飲食業またはサービス業を出店される人を対象に店舗改装費を補助したり、漁業就業者や新規就農者への支援も行っている。

自宅にいながら移住相談ができるオンライン移住相談も受け付けているので、土佐清水市を候補先として考える人は、気軽に相談してみると良いだろう。

宿毛市(すくもし)

宿毛市(すくもし)

出典:宿毛に住んでみん!?

宿毛市は、高知県の南西部に位置しており、全国でもいち早く桜の開花を迎えることでも有名だ。

移住を機に自動車免許の取得を考える人もいると思うが、宿毛市では移住を希望する方を対象に、教習料金の割引などの特典を用意している。

さらに、お試し住宅やお試し暮らし短期滞在費の助成、移住者交流会など、魅力的な移住支援が満載だ。

宿毛市での生活を、半日・1日もしくは1泊2日で体験できるツアーも提供しているので、気になる方はぜひツアーに参加してみよう。

南国市(なんこくし)

南国市(なんこくし)

出典:なんこく移住計画

南国市は、高知県の中東部に位置している。市内には県内唯一の空港や高速道路を有し、JRや電車も走るため、交通拠点として県内外へのアクセスは抜群だ。

南国市の移住支援サイトでは、空き家などの住まいの情報や求人情報が掲載されている。

サイト内では、移住者へのインタビューも紹介されているので、実際に南国市へ移住した人の生の声を参考にしながら移住計画を進めていこう。

黒瀬町(くろせちょう)

黒瀬町(くろせちょう)

出典:黒瀬町で暮らそう

黒瀬町は、高知県の西南地域にある町。施設園芸や花き・水稲などの農業や、土佐カツオ一本釣り漁業が盛んである。

黒潮町では、町内で就農を目指す人や創業を志す人に対しての支援や、オンラインで移住相談や物件見学などの取り組みをしている。

県外から転入するUターン者に対して引越費用を負担する取り組みも行っているので、町へのUターンを考えている人は、ぜひ制度を活用してみよう。

越知町(おちちょう)

越知町(おちちょう)

出典:越知町の移住支援 おち着くライフ

越知町は、高知県中央部に位置しており、修験道の山としても知られる石鎚山系の山々に囲まれた自然豊かな町だ。

越知町では、町外からの転入者に対して毎月最大1万円の家賃補助や、礼金・敷金などの引越し費用を最大8万円支援している。

さらに、町でも暮らしを体験できるお試し住宅や移住お試しツアーを開催したり、35歳以下の若者を支援する町営住宅を用意するなど、移住・定住に積極的だ。

しっかり計画を立てて憧れの高知移住を実現しよう

しっかり計画を立てて憧れの高知移住を実現しよう

この記事では、高知移住のメリットとデメリット、移住を成功させるための事前チェックポイント、高知の移住支援制度が充実している自治体とおすすめのポータルサイトを紹介した。

高知県の多くの自治体は移住者への支援が充実しているため、スムーズに高知移住を実現できるだろう。

気になる地域があれば、一度市町村のホームページをチェックしたり、ポータルサイトを活用して受けられる支援がないか確認しておこう。

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