暑い日本の夏は、どこか涼しいところで過ごしたいという方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめの避暑地ランキングを、一覧でご紹介します。
夏の時期に日本の避暑地がおすすめな理由3選
暑い夏に、遊びに出かける場所を探している方におすすめなのが、避暑地です。
なぜ避暑地がおすすめスポットなのか、3つの理由から解説します。
涼しさで暑い夏を忘れさせてくれる
日本の夏は年々暑さを増し、外出を控える方も多くなっているのではないでしょうか?避暑地であれば、読んで字のごとく、そんな夏の暑さを避けることができるでしょう。避暑地は水辺や高原にあることが多く、都市部よりも5℃ほど涼しいといわれています。
涼しい場所に行くと、気分をリフレッシュすることもできるかもしれません。
人混みが少ない場合が多い
避暑地では、室内で過ごしたり、森や川などの自然で遊んだり、十人十色の楽しみ方があります。そのため、1か所に人が密集することは少ないはず。
都会の喧騒から離れて、落ち着いた生活を送ることができるでしょう。
観光地として楽しめる
日本の避暑地は、観光地としても楽しめる場所が多いです。
例えば、温泉だったり、豊かな自然だったり、美味しいグルメがあったり。「涼しいだけで何もないのでは?」と心配な方でも安心です。ぜひ観光スポットも巡ってみてください。
おすすめの避暑地の楽しみ方
涼しむだけじゃない、おすすめの避暑地の楽しみ方を3つ紹介します。
温泉に癒される
避暑地の多くは、豊かな自然に恵まれた山間部に位置しており、近くに質の良い温泉が湧いていることが少なくありません。
例えば、栃木県の奥日光は標高が高いので、夏でもほかの場所に比べると、涼しい環境で楽しめる温泉として知られています。
夏場は湯上りの暑さで汗をかいてしまい、勿体ない!と思うこともしばしば。避暑地であれば、涼やかな風を受けながら、気持ち良く温泉を楽しめること間違いなしです。
ゆったりくつろぐ
自然の中のカフェテラスで鳥のさえずりを聞きながら読書をしてみたり、窓から見える美しい緑をただ眺めたりするのも良いでしょう。時間に追われることなく、ゆったりと流れる時間の中で心と体を休ませることで、リフレッシュできるのではないでしょうか。
自然を満喫する
日本の避暑地は、標高が高く、自然豊かな場所に位置している場合が多いです。川で魚釣りをしたり、森で森林浴をしてみたり。山でハイキングを楽しむのも良いかもしれません。様々な自然を満喫してみてはいかがでしょうか。
暑い夏におすすめの避暑地をランキングで紹介!
日本各地にある避暑地の中から、特におすすめの場所をランキングで紹介します。
1位【北海道】富良野


夏でも涼しい場所といえば、やはり北海道は外せません。その中でも富良野は、夏の平均最高気温が25℃前後と非常に過ごしやすく、まさに理想的な避暑地です。
富良野を象徴するのが、あたり一面を紫色に染め上げるラベンダー畑。「ファーム富田」では、ラベンダーの香りに包まれながら、息をのむほど美しい丘の風景を楽しめます。また、神秘的な「白金青い池」や美瑛の丘に広がる「パッチワークの路」もあり、ドライブやサイクリングも爽快です。
富良野メロンや採れたての野菜など、美味しい食事も豊富にそろっている避暑地となっています。
2位【長野県】軽井沢


避暑地の代名詞として、長年日本人に親しまれてきたのが、長野県の軽井沢。標高約1,000mの高原に位置し、夏でも木陰に入ればひんやりとした空気が心地よい場所です。
おしゃれなショップが並ぶ「旧軽井沢銀座」での散策や、マイナスイオンあふれる「白糸の滝」、緑が水面に映り込む「雲場池」など、観光地としても見どころ満載。
湯川の清流沿いをウッドデッキで繋ぐ「ハルニレテラス」でカフェタイムを楽しんだり、レンタサイクルで緑のトンネルを駆け抜けたりと、思い思いの休日を過ごせます。自然と文化が調和した、優雅な避暑地です。
3位【栃木県】奥日光


栃木県の奥日光は、都心からアクセスしやすく、手軽に大自然の涼を体感できるのが特徴。標高1,300m前後の高原エリアは、市街地と比べて気温が5℃以上も低い避暑地として知られています。
「中禅寺湖」の湖畔を散策したり、遊覧船に乗って湖上を渡る風を感じたりするのがおすすめ。日本三名瀑のひとつ「華厳の滝」では、その迫力とミストのような水しぶきが、周りの空気を涼しくしてくれます。さらに、高層湿原が広がる「戦場ヶ原」でのハイキングも人気です。そして疲れたら、歴史ある温泉でゆったりと過ごす、そんな贅沢な時間を奥日光で楽しんでみてはいかがでしょうか。
4位【岡山県】蒜山高原


西日本を代表する高原リゾートとして知られるのが、岡山県真庭市に広がる蒜山高原です。なだらかな高原にはジャージー牛がのんびりと歩く牧歌的な風景が広がり、夏の平均気温は都市部より5℃ほど低いといわれています。
高原を駆け抜けるサイクリングロードは、爽やかな風を感じるのに最適。蒜山名物のジンギスカンや、ご当地グルメのひるぜん焼そば、濃厚なジャージー牛乳のソフトクリームなど、食の楽しみも豊富です。ハーブが咲き誇るガーデンやワイナリーもあり、家族や友人と一緒にのんびりとした休日を過ごすのにぴったりの場所。
5位【千葉県】勝浦


「避暑地といえば高原」というイメージを覆す、意外な穴場が千葉県の勝浦市です。勝浦市は夏でも最高気温が30℃を超える日が少なく、「猛暑日がない街」として近年注目を集めています。その理由は、夏に吹く冷たい南東風と、沖合の冷たい海流の影響。都心からアクセスしやすい場所に、こんな快適な場所があったのかと驚く方も多いそうです。
日本三大朝市のひとつ「勝浦朝市」で活気を楽しんだり、透明度抜群の「守谷海水浴場」で海水浴を楽しんだりと、海の街ならではの魅力が満載。新鮮なカツオをはじめとした海の幸も絶品です。首都圏から日帰りでも行ける、気軽な避暑地として覚えておきたいスポットです。
日本の暑い夏を避暑地で快適に過ごそう!
日本には、たくさんの避暑地があり、それぞれの場所に良さがあります。ぜひお気に入りの避暑地を見つけてみてくださいね。
そして暑い夏の間はお気に入りの避暑地で心と体をリフレッシュし、涼しくなったらまた元の拠点に。そんな2拠点生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。