沖縄移住のメリット・デメリットと支援制度(補助金)|仕事・住まい・子育てやおすすめ自治体も

沖縄移住のメリット・デメリット&本島のおすすめ自治体5選!仕事や住まい・支援金や子育て環境は?

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「美ら海(ちゅらうみ)」などの大自然を満喫できる沖縄は、多くの方にとって憧れの移住先だ。しかしそれゆえに、憧れだけを抱えて移住をし、沖縄移住を失敗してしまう方も少なくない。

そこでこの記事では、実際に沖縄に住む前に知っておきたい移住支援制度(補助金)やメリット&デメリット、仕事・子育て環境、移住に向けた準備の方法に加え、沖縄本島限定で具体的なおすすめの移住先(自治体)を紹介する。

目次

沖縄県移住する前に知っておきたい基本情報

移住する前に知っておきたい沖縄県の基本情報

日本の最西端に位置する県、沖縄。美しい自然環境はもちろん、ゴーヤチャンプルーや沖縄そばなどご当地グルメも名高く、国内屈指の知名度を誇る。

本土の人間からすれば、自分たちとは異なる文化の根付いた一種の「非日常空間」のようにも見える沖縄は、旅行先のみならず移住先としても大人気。

まずは、そんな沖縄の基本情報から確認していこう。

地理

沖縄は日本の最西端にある、本島と37の有人離島で構成された自然豊かな県だ。県土の総面積は2,281平方キロメートルで、国内でもっとも小さな県として知られる。

本土からの移動や島同士の行き来には飛行機やフェリーが利用されるが、県内では主に車が交通手段として活躍している。

特に、県南から県中央にかけてまたがる「沖縄自動車道」は、県民の暮らしにも観光客の移動にも欠かせない重要なインフラのひとつだ。

参考元:全国からみた沖縄県( 総括表 )|沖縄県統計資料WEBサイト

人口

沖縄の人口は、2022年5月1日時点での推計で1,466,870人。男性が721,785 人、女性が745,085人と、男女の比率はほとんど変わらない。

総務省の人口推計によると、2022年4月時点での国内総人口は1億2,519万人とされている。日本の人口のうち、およそ1.17%が沖縄に住んでいる計算だ。

居住者が集中しているのは県庁所在地である那覇市で、314,358人と沖縄県民のおよそ5人に1人が住んでいる。一方で、沖縄北部は128,753人と人口が少ない。

参考元:沖縄県推計人口について|沖縄県統計資料WEBサイト

気候

沖縄の年間平均気温は、なんと22.7度。驚くべきことに冬でも気温が10度を下回ることはほとんどない。本土からは想像もできない、別世界とも言える温暖な気候だ。

最高気温が30度を超える日も例年80日以上あり、イメージ通りマリンスポーツを楽しむにはもってこいのエリア。

ただし、後述する台風には警戒する必要がある。

参考元:沖縄について|おきなわ島ぐらし

産業

沖縄の産業活動を支えているのは、やはり観光業だ。

2019年には1千万人以上の旅行者が訪れるなど、沖縄は国内有数の観光地。経済活動もそれを前提に発展し続けている。

観光以外の分野では、モズク・サトウキビ・ゴーヤといった海産・農産物の本土への輸出が有名だ。特にゴーヤは本土の学校給食にも採用されるほど、栄養豊富な一品として愛されている。

参考元:沖縄の産業について学ぼう|おきなわ修学旅行ナビ

沖縄移住のメリット|国内屈指の人気エリア

国内屈指の人気エリア沖縄!移住のメリットは?

続いて、移住先として見た場合の沖縄のメリットを確認していこう。沖縄移住で得られるメリットは、大きく分けて以下の5つだ。

  • 大自然とともに生きられる
  • 年間平均気温「22.7度」と温暖な気候
  • 花粉症に悩まされる心配が少ない
  • 都会よりも家賃が安い
  • 沖縄ならではのおおらかな県民性

大自然とともに生きられる

沖縄移住のメリットとしてまず挙げたいのが、なんと言っても大自然とともに生きられること。

沖縄は現地の言葉で「美ら海(ちゅらうみ)」と呼ばれる、比類するもののない美しい海に囲まれた県。

一年中温かな気候ゆえにマリンスポーツを楽しめる時期も長く、スキューバダイビングにサーフィンに釣りにとレジャーを堪能しながら生きていける土地だ。

10月ごろまでアロハシャツに短パンで過ごせるなど、開放的な日々を過ごせるのも魅力のひとつ。都会のように遊び場に困ることも少なく、子どもものびのび育てられる。

年間平均気温「22.7度」と温暖な気候

上述の通り、沖縄の年間平均気温は22.7度。国内でも屈指の暖かい地域で、寒さを心配する必要はほとんどない。

しかも、沖縄は風が強いため、気温は高くとも時期によってはほど良く涼しく感じる。

台風シーズンや雨には気をつける必要があるものの、冬の寒さが苦手な方にとって、これ以上の国内移住先は存在しないだろう。

花粉症に悩まされる心配が少ない

実は、沖縄は花粉症に悩まされている方にとってのおすすめ移住先でもある

と言うのも、沖縄は本土と比べてスギやヒノキが少なく、これらの花粉症が発生しにくいのだ。

スギやヒノキが少ない理由は、台風で倒れてしまうから、あるいは戦後の植林政策に巻き込まれなかったから、といわれている。

実際には、沖縄でもリュウキュウマツやサトウキビの影響で鼻がムズムズする人もいる。しかし、スギやヒノキに花粉症の症状が出ても、沖縄の植物には反応しないケースもある。

毎年花粉症で辛い思いをしているのであれば、賭けてみる価値は十分だろう。

都会よりも家賃が安い

都会に比べて圧倒的に家賃が安いことも、沖縄移住の嬉しいメリットだ。

知っての通り、都会ではワンルームでも月額10万円近くすることもある。しかし沖縄であれば、家賃4万円ほどで2DKや2LDKの物件が簡単に見つかる。これまでの半分以下の家賃で、より広い家に住むことも夢ではない。

また、仮に沖縄でも家賃に10万円ほどを支払えるのなら、新築のマンションにだって住める。理想の住環境を見つけられるだろう。

沖縄ならではのおおらかな県民性

沖縄県民は、おおらかでゆったりとした性格の明るい人が多いといわれている。よく聞くのが、「ウチナータイム(沖縄タイム)」という言葉だ。

ウチナータイムとは、沖縄の人々の時間感覚を表した言葉。約束やイベントごとが予定時刻をオーバーしてから始まりやすいことを指す。

もちろん、個人の性格や約束の内容によっても実態は異なる。

しかし、全体としておおらかな方が多いのは事実だ。電車が3分遅れてイライラするような、都会での日々とはまったく異なる穏やかな暮らしを実現できるだろう。

参考元:沖縄について|おきなわ島ぐらし

沖縄移住のデメリット|「最悪」や「帰りたい」の声も?

「最悪」や「帰りたい」の声も?沖縄移住のデメリット

上述の通り、たくさんのメリットがある沖縄移住。しかし一方で、実は沖縄移住では「最悪」や「帰りたい」といった声も後を絶たない。

これは、沖縄移住には知っておくべきデメリットもたくさん存在するからだ。

  • 台風や湿気対策は必須
  • 仕事が見つかりにくいことも
  • 輸送費の関係で物価が高め
  • 離島など子どもの通学が大変なケースも
  • 都会の娯楽は少ない
  • 移住にまつわる補助金や支援金も少ない

憧れだけを抱えて沖縄に移住してしまえば、失敗のリスクも高まる。一つひとつデメリットを確認していこう。

台風や湿気対策は必須

特に気をつけておきたいのが、沖縄では台風や湿気対策が必須なこと。

先ほど、沖縄は温暖な気温で過ごしやすいと紹介した。これは事実だが、一方で、夏~秋にかけて接近する台風や湿気の対策は必須だ。

現存する沖縄の家屋は、台風対策も行き届いている。しかしそれでも、ときには大規模な停電が起こるケースもあり、食料を買い込んでおくなど自分でできる対策が求められる。

また、湿気で家や車がダメにならないように、こまめに手入れする必要もあるだろう。

天候や気候の面で何かも恵まれて…とはいかないのが沖縄の現実だ。

仕事が見つかりにくいことも

離島である沖縄は、都会に比べると働ける場所が少ない。「移住先でどうにかなるだろう」と甘く見てしまった場合、なかなか仕事が見つからず追い込まれてしまうこともある。

また沖縄は、令和3年度の時点で最低賃金が820円。これは高知と並んで全国最下位タイだ。ドクターなどの一部の専門職を除いて、高給の仕事を見つけるのは難しいかもしれない。

参考元:令和3年度地域別最低賃金改定状況|厚生労働省

輸送費の関係で物価が高め

沖縄にものを運ぶためには、船か飛行機による輸送費がかかる。そのため、特に一部の生鮮食品は本土と比べて販売価格が高めだ。ガソリンも本土より1Lあたり15円ほど高い。

加えて、通販やオークションで商品を購入する際にも、「送料無料(※沖縄や離島は別)」のように別途費用がかかってしまうケースも多い。

家賃を大幅に下げられる代わりに、生活費は多少増加すると覚悟しておきたい。

離島など子どもの通学が大変なケースも

沖縄のなかでも離島に住む場合は、子どもの通学も大変だ。毎日、本島の学校に通うのが大変で、高校生になるタイミング(15歳)で島から出て寮に入る子もいる。

また、離島でなくても、住む場所によってはスクールバスの利用や両親の車での送迎が必要となるだろう。

具体的な移住エリアの決定前には、必ず通学にどのくらいの時間がかかるのかチェックしておきたい。

都会の娯楽は少ない

都会では当たり前の娯楽が、沖縄には少ない点も再確認しておこう。

設備の充実したジム、若者があふれんばかりに集まるクラブなど、煌びやかな娯楽は沖縄には少ない。「お肉を食べに行こう!」と思い立った際に、1km四方に5件も焼肉屋があることもない。

美しい海などの沖縄ならではの魅力がたくさんある代わりに、都会のメリットは存在しない。自分のライフスタイルを思い返して、本当に沖縄で楽しい日々を過ごせそうか、検討する必要がある。

移住にまつわる補助金や支援金も少ない

意外と見落としがちなデメリットが、沖縄は移住にまつわる補助金や支援金が充実していないことだ。

東京23区に住んでいる方が移住する場合、多くの自治体では「移住支援金」の受給対象となる。これは都心への人口集中を緩和するための制度で、単身でも最大60万、世帯で最大100万円と高額な給付金だ。

しかし、沖縄は人気の移住先ゆえに、この移住支援金の対象にならない。

「起業支援金」などほかの給付金も受け取れず、金銭面を最重要視して移住先を選びたいのであれば、残念ながら沖縄は向いていない。

参考元:移住支援金|地方創生

沖縄移住前に行うべき準備|失敗&後悔しないために!

失敗&後悔しないために!沖縄移住前に行うべき準備

たくさんのメリットがある一方で、デメリットにも気を配りたい沖縄移住。

魅力的な移住先であることは間違いないが、成功のためには相応の準備が必要となる。それでは、失敗&後悔しないための、沖縄移住の準備方法を見ていこう。

老後だから?シングルマザーだから?移住の目的を再確認しよう

必ず最初に行いたいのが、「なぜ沖縄に住みたいのか?」と自分に問いかけ、移住の目的を明確化することだ。

移住は人生のなかでも大きなライフイベントだ。住まいを変え、場合によっては仕事も変え、新しい場所で新しい人と人付き合いをはじめていく。後悔しない形で成し遂げるには、相応のエネルギーが求められる。

  • 老後に夫婦で海の見える場所に住むのが夢だった
  • シングルマザーに優しい田舎で子どもをのんびりと育ててあげたい
  • 沖縄の穏やかな時間の中で、満員電車に乗らない生活がしたい
  • ともかくマリンスポーツを楽しみ尽くしたい!

移住の目的は何でも大丈夫。その目的を、自分の中でハッキリと言葉にして理解しておくことが大切だ。

万が一、すべてを投げ出して帰りたくなってしまったときにも、何を目的に沖縄に来たのかを思い出せれば、あらためて現在の生活の良い面に目を向けられるだろう。

転職?リモートワーク?沖縄移住後の仕事を見つけておく

上述の通り、沖縄は求人の数も最低賃金の面からも、仕事が充実しているとは言えない。

現在の仕事をリモートワークで続けるにしても、新たに沖縄で就職するにしても、移住後の収入の柱となる仕事を見つけておこう。

移住後は役所で手続きをしたり、近所のコミュニティに溶け込もうとしたりと、何かと忙しいもの。仕事が未定のまま引っ越しては、思うような求人が見つからず焦ってしまいがちだ。

自治体によっては、就農支援などを用意していることもある。このような場合も、移住してから相談するのではなく、移住前に必ず問い合わせてみよう。

おおまかに住みたいエリアを決めていく

目的と仕事面をある程度検討できたなら、沖縄の中でどのエリアに住みたいのかおおまかに決めていこう。

沖縄の中で移住支援が充実しているのは、離島や本島北側だ。ただし、生活の利便性を重視するなら那覇もある本島の南側が良いだろう。

通勤通学の手段や、スーパーのような日用品の購入場所、いざというときの病院。

自分の生活に欠かせない施設の有無も確認しつつ、エリアを決めるのが後悔しないコツだ。

移住前に参加できる短期体験やイベントをチェック

おおまかにエリアを決められたなら、そのエリア内で移住短期体験やイベントに参加しよう。

どれほど入念に下調べをしたとしても、やはり現地に降り立ってはじめて理解できることはある。

移住体験により、「こんなはずでは…」というネガティブな気づきも、「思っていたよりも何とかなるな!」というポジティブな発見も得られるはずだ。

旅行で沖縄に来たことのある方も、住むとなればまた違った視点で確認できるだろう。

可能であれば、現地の住人や実際に沖縄へ移住してきた方とコミュニケーションを取ってみると良い。特に先行移住者は、実際に移住した方だからこそのアドバイスをくれるだろう。

家探しはスピード感が大切

体験も経て、沖縄でも楽しく暮らせる確信が得られたなら、いよいよ物件選びだ。

沖縄移住での物件選びは、ほかの自治体に引っ越す場合よりもスピード感が大切となる。移住先として人気で、良い物件はあっという間に埋まってしまうためだ。

「2LDK以上に住みたい」「海が見える場所が良い」「古民家暮らしに憧れる」など、自分の譲れない条件を書き出しておき、良い物件が見つかり次第問い合わせてみよう。

物件検索では、SUUMOなどの大手物件紹介サイトのほか、「うちなーらいふ」のような沖縄に特化した紹介サービスも頼りになる。

空き家バンクを活用できないか、自治体に問い合わせてみるのも良いだろう。

自分から地域に溶け込む意識を忘れずに

無事に物件も見つかったなら、ついに沖縄移住を始めるときだ。憧れの沖縄移住を開始する前に、もう一度、自分から地域に溶け込むことを意識しよう。

移住では現地の方に対して、自分から溶け込む姿勢を見せるかどうかが、今後の住みやすさを大きく左右する。

積極的に地域に溶け込もうとする方と、自分に合わせるべきだと傲慢に振る舞う方では、近所の方の対応も変わって当たり前だ。

特に、沖縄は移住者の多い地域。以前に迷惑をかけた移住者がいたなどで、新参者に対して警戒心を抱いている方もいる。

お互いに気持ち良く過ごすためにも、引越し後は近所の挨拶回りからはじめよう。

ときには計画を変更する柔軟さも必要

最後に覚えておきたいのが、移住を成功させるためには、ときには計画を変更する柔軟さも大切であること。

沖縄に限らず、移住では何もかも想定通りに行くことの方が少ないもの。ほとんどの場合、一生懸命考えたプランを修正すべき瞬間がやってくる。

計画を修正することは、決して取り返しのつかないトラブルではないのだと知っておこう。

いざ計画を変更するときが来たならば、パニックにならず、「まあ何とかなるだろう」とおおらかな心で受け止めよう。それができれば、あなたも立派な沖縄県民だ。

沖縄県の公式移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」が便利!

おきなわ島ぐらし
出典:おきなわ島ぐらし

移住セミナーや相談会、地域おこし協力隊や求人情報、入居者募集の物件情報など、移住に関する最新情報を発信しているのが、おきなわ島ぐらしだ。

先方移住者のインタビューも掲載しているため、移住前の情報収集には重宝するだろう。お知らせページは定期的に更新されているので、頻繁にチェックしたい。

【沖縄本島編】移住支援の充実したおすすめの自治体(市町村)5選!

【沖縄本島編】移住支援の充実したおすすめの自治体(市町村)5選!

最後に、沖縄本島で移住におすすめの自治体(市町村)を紹介する。いずれも沖縄の中では、移住支援に積極的に取り組む自治体だ。

自分や家族のライフスタイルに合った場所はどこか、ぜひ吟味してみて欲しい。

名護市(なごし)

子育てを重視して沖縄に住みたい方には、あけみおのまち「名護市」がおすすめだ。沖縄本島の北部に位置するものの、那覇から車で1時間半で到着する、比較的アクセスの良好なエリア。

名護市は総人口が62,631人と、寂れすぎていない街。保育園から大学まで学校もあり、病院やスーパーもたくさん存在するなど、子育て生活に必須の施設が充実している。

こども医療費助成により高校生までの医療費を助成してもらえるほか、認定こども園の保育料や食材料費も無償。小中学校の給食費も無料であるなど、子育て施策が充実している。

親子ともにのびのびと暮らせるだろう。

国頭村(くにがみそん)

沖縄本島の北端に位置するのが、国頭村。人口は4,595人と少なく、村域の84%が森で占められているというまさに大自然の中の村。

2021年7月には「やんばる国立公園(注:やんばるとは「山原」を意味する言葉)」が世界自然遺産に登録されるなど、近年は注目度も増加中。

3棟の移住体験住宅があり、1泊あたり2,000円~3,000円と安価な費用で現地の生活をお試し可能。最大13泊まで対応しているので、まずは憧れの沖縄に降り立ってみてはどうだろう?

東村(ひがしそん)

東村(ひがしそん)

出典:移住定住等支援制度|東村 おきなわ島ぐらし

国頭村のひとつ下に位置するのが、東村。ツツジが村のシンボルの花とされており、「花と水とパインのむら」をうたった穏やかな地域。実は、パインの生産量は日本一だそう。

人口は1,560人と国頭村よりもさらに少ないものの、保育園から中学校までの学校が存在。

さらに、18歳までの医療費助成や出産祝い金の支給、体育施設の無料開放など、大人も子どももゆったり暮らせる村づくりを進めている。

また、現在はコロナウイルス対策で中断しているものの、東村子育て田舎暮らし体験住宅という移住体験施設もある。

今後の体験制度の予定確認も含めて、自治体に相談してみよう。

今帰仁村(なきじんそん)

世界遺産である「今帰仁城跡」で有名なのが、今帰仁村だ。本島の真ん中辺り、ぷっくら膨らんだ部分に位置している。

村土の大部分が海に面しているうえ、少し西に足を伸ばせば沖縄美ら海水族館があるなど、城跡だけでなく海の魅力も堪能できる村だ。

総人口は9,285人と多すぎず少なすぎず、学校施設は保育園から高校までとほど良く揃っている。

支援制度には、出産祝い金の支給や、今帰仁村こども医療費助成制度(6歳までの通院と、15歳までの入院&歯科治療が対象)がある。

うるま市(島しょ地域)

うるま市(島しょ地域)

出典:移住定住等支援制度|うるま市 おきなわ島ぐらし

最後に紹介するのは、沖縄本島の中心であるうるま市の島しょ地域だ。うるま市は本島部分と島しょ地域で分かれているが、島しょ地域はここ10年間で20%住人が減るなど、人口減が進んでいる。

そのため、島しょ地域は沖縄では珍しく積極的に移住者を迎え入れている。専門の地域コーディネーターを窓口に設置しており、移住希望者が気軽に問い合わせをしやすい。

制度面でも、お試し移住住居の用意や空き家マッチングサポートなど充実。貴重な移住を希望してくれる人材として、可愛がってもらえるはず。

沖縄移住の実現に向けて|現実を理解して準備を行うことが大事

沖縄移住の実現に向けて|現実を理解して準備を行うことが大事

この記事では、沖縄移住の実現に向けて、メリット&デメリット、失敗&後悔しない準備の進め方、移住支援の充実したおすすめの自治体5つを紹介した。

沖縄は国内でも屈指の人気移住先だが、だからこそ憧れだけにとらわれるのではなく、現実を見据えた準備を進めたい。

仕事面の対策など、ひとつずつ適切に準備を進めれば、憧れの沖縄移住はすぐそこだ。

移住に失敗しないためには、自治体担当者をはじめとする現地の人々とのコミュニケーションも大切となる。まずは、気になる自治体に問い合わせてみてほしい。

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