宮古島に移住したい!先輩移住者から学ぶ離島暮らしの現実・メリットとデメリット・移住支援や補助金について

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移住を検討している人のなかには、「島暮らし」に憧れを持っている人もいるかもしれない。沖縄の宮古島は、数ある沖縄の離島のなかでも観光客も移住者も訪れる人気の島だ。

今回は宮古島に焦点を当て、実際に宮古島移住を叶えた先輩移住者の声や島暮らしのメリット・デメリット、移住支援制度などをまとめて紹介したい。

目次

沖縄県宮古島の基本情報

沖縄県宮古島の基本情報

沖縄県への移住を考えている人のなかには、離島で暮らしたいという人も多い。宮古島は、沖縄県でも移住人気の高い離島のひとつだ。宮古島・池間島・大神島・来間島・伊良部島・下地島を包括して宮古島市と呼ぶ。

サンゴの島とも呼ばれ、青い海と白い砂浜のコントラストが美しく観光地としても人気だ。

宮古島の人口は1985年の国勢調査以降減少が続いていたが、2020年に人口が増加に転じた。宮古島市への転入者数も、3,276人と年々増加傾向だ。

宮古島では、移住者が宮古島で快適に暮らせるように支援を進めている。まずは宮古島の基本情報から見ていこう。

地理

宮古島市は大小6つの島々で構成されている。沖縄本島からは約300キロ、東京からは約2,000キロ離れている。島は大きな山も高い森林もなく、平坦な土地。総面積は204平方キロメートルだ。

人口

宮古島の人口は52,814人(2022年6月現在)。前年の同月より微増している。宮古島の人口の多くは平良地区に集中している。

参考:市推計人口|宮古新報

気候

宮古島は高温多湿の亜熱帯海洋性気候だ。1年を通じて温暖な気候で平均温度は約23℃。湿度は80%程度だ。降水量は台風が発生するシーズンの8月が最も多い。

島の産業

島の主な産業は農業・水産業・観光業の3つ。宮古島は、台風の影響を受けやすく干ばつになることもあるため農業は厳しいとされるが、さとうきびが基幹作物となり葉タバコの生産も盛んだ。肉用牛の経営を並行して行う農家もある。

水産業では沖合漁業や伝統漁法の追い込み網を使用した漁業、カツオの1本釣りなどのほかにもずくやクルマエビの海面養殖業も行われる。

宮古島はリゾートホテルや観光スポットなどが今も新しく誕生している。宮古島への観光客数は安定していて、観光業もさまざまな職種がある。詳しくは、後述する「移住支援策」で紹介する。

宮古島へ実際に移住した人の声

宮古島へ実際に移住した人の声

宮古島へ移住した人たちは、どのような思いがあり、なぜ移住先に宮古島を選んだのか。先輩移住者の声を紹介する。

直感で即決して、家族で宮古島に移住した観光業に携わる男性の場合、島での子育ては思い通りにならないことも多く戸惑うこともあったらしい。

ただ、離島ならでは生徒と先生、地域の人との距離が近く大家族のような雰囲気で学校生活を送れたのは子どもにとっても良い環境だった。

宮古島に移住して、人と人とのつながりや分け合うこと、許し合うことを学んだという。

宮古島移住は良いことばかりではないと感じたという声もある。

都会に比べて賃金が安くなる、移住前の友人との連絡が途絶える、島ならではのスローライフに慣れると都会で働くペースに戻れなくなる、などだ。

移住生活をしていくうえでさまざまな壁にぶつかることもある。

ただ、これらのデメリットや壁を受け入れ乗り越え、その島に合った暮らしの仕方をすることで、新たな楽しみや可能性を見つけられたという人もいる。

郷に入っては郷に従え、が実践できる人は移住してもうまく生活できるのかもしれない。

宮古島に移住した人の体験談から分かるのは、多くの人は事前に移住体験ツアーに参加していることだ。

移住体験やお試し移住は、短期間の滞在だとしても土地の気候や雰囲気、地元の人の様子を知る良い機会だ。

沖縄では「ふるさとワーキングホリデー」というプログラムを行っている。これは県内の事業者と一定期間雇用契約を結び、収入を得ながら沖縄暮らしを体験するプログラムだ。

2022年10月現在、宮古島にはふるさとワーキングホリデーの受け入れ企業はないが、定期的に更新される公式サイトを確認してみよう。

参考:先輩移住者インタビュー|おきなわ島ぐらし

宮古島に移住するメリット

宮古島に移住するメリット

宮古島へ移住するメリットを主に4つ紹介する。

自然の中でのスローライフが叶う

離島で暮らす大きなメリットと言える。宮古島には、沖縄本島や他のエリアとは違う、ゆったりとした時間が流れている。海に囲まれた離島で、憧れのスローライフが叶うだろう。

海が身近にありいつでも行ける

宮古島には「宮古ブルー」と呼ばれる透明度の高く美しい海がある。ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめる。

海に潜らなくても、子どもと浜辺で遊んだり、家族や夫婦、ひとりで浜辺を散歩したり…。海が身近にあることで贅沢な時間を過ごせるだろう。

子どもに優しい環境がある

宮古島全体に漂うのんびりとした雰囲気を地元の人たちもまとっている。

沖縄の人々の心には助け合いの気持ちが強く根付いていて、島全体で子育てをしようという精神から子育て支援が充実している。

2022年春からはこども医療費助成制度が拡充。通院の際に助成される対象の子どもの年齢が、通院と入院共に就学前から0歳から中学校へと広がった。

また、宮古島では「太陽の子(てぃだ ぬ ふぁ)・もやいプラン」という子ども・子育て事業計画を策定している。

保育施設の増設や改築、子育て共働き家庭のワークライフバランスに対する支援など、子どもだけでなくその保護者に対するサポートも行っている。

暖かく過ごしやすい気候

宮古島は1年を通じて温暖な気候が特徴だ。

暑い季節は6月から9月末までの平均気温は30℃前後、涼しい時期は12月から3月中旬までだが、平均気温は22℃前後だ。冬も寒すぎないので防寒用の衣類はさほど必要ではなく、最低限で済む。

夏は暑くても海の風が通るため涼しさも感じる。冬も暖かいため、本州から移住してきた人はエアコン代が節約できると思うかもしれない。

宮古島には杉の木がないため、スギ花粉症を持っている人にとっては嬉しいだろう。

他の離島よりも医療機関が充実している

宮古島には総合病院が4施設、診療所が37施設、歯科診療所が25施設と、他の離島よりも医療機関が充実している。小児科系や産婦人科系診療所もある。

子育て移住を検討する人にとっても、自分自身や家族のいざというときに頼れる医療体制があるというのは安心だ。

宮古島の移住で感じるデメリット

宮古島の移住で感じるデメリット

宮古島への移住はメリットがある反面、当然ながらデメリットも存在する。宮古島への移住を考える前に把握しておこう。

運転免許証と車は必須

宮古島は電車が走っておらず、島内の移動には路線バスを利用する。

観光で宮古島を訪れているなら公共交通機関を利用しても不便を感じないだろうが、実際に暮らしてみたら「車が必須だ」と感じるだろう。

路線バスの本数も都会と違って少ない。移住前に運転免許証の取得と車の購入を検討しておいてほしい。

物価が高め

宮古島のなかにもスーパーやドラッグストア、コンビニなどはある。2022年6月には島内最大の大規模商業施設もオープンした。

島内での買い物に困らない環境になりつつあるが、離島の場合、本島やその他の地域から商品を輸送するため物流コストがかかる。

このことから、宮古島で採れた野菜以外のものなどは値段は高めと感じるだろう。

気候は良いが台風の影響を受けやすい

年間を通じて温暖な気候の宮古島だが、台風の影響を受けやすいことは頭に入れておきたい。

高い木々も高い山もなく平坦な島のため、台風の通り道になることもしばしば。台風シーズンは6月頃に始まり、8月頃にはピークを迎え10月頃から次第に減少する。

ただ、過去の統計では11月頃も台風が来るので、宮古島を台風が通る季節は長い。

求人はあるが所得水準が低い

宮古島は、観光業、農業をメインに求人がある。ただし、沖縄県の最低賃金は853円。

全国平均(961円)と比べたら100円以上の差があり、2022年10月から最低賃金が引き上げられたとは言え、沖縄は「最も低い最低賃金の県、10県」の中に入る。

宮古島で自営業よりも企業に雇用してもらうことを選ぶ場合、所得は低くなると思っておく方が良い。

参考:沖縄県内の最低賃金、時給853円に決定 現行より33円引き上げ 10月6日から|琉球新報

県外への移動は飛行機が必須

宮古島へのアクセスは飛行機のみが現状だ。島内には2つの空港がある。本州からの移動の場合、直行便が出ている空港は4つ、それ以外は沖縄空港を経由して宮古島まで行く。

県外への移動が飛行機のみに限られると、天候によってはフライトがキャンセルになることがある。大事な予定があるときに飛行機に乗れないことも覚悟しておこう。

年に何度も帰省しないという場合でも、飛行機の移動は交通費もかかることも頭に入れておこう。

宮古島の移住支援策や補助金制度

宮古島の移住支援策

次に、宮古島が実施している移住者への支援策を見ていこう。

宮古島市保育士就労渡航費等補助金交付事業

宮古島へ移住を考えている人の中には子連れで引っ越してくるという人も多い。

宮古島では、宮古島市外在住で保育士資格を持っている人に向けて、島内にある認可保育施設で働き始める際、市外からの渡航費用や転入費用を交付を行っている。

これは、子どもがいても島へ移り住みやすい環境づくりと島内の保育士不足の解消が目的だ。宮古島市にある

補助金金額は県内及び県外で100,000円以内。「宮古島へ移住したい」と考える保育士資格を持つ人は注目だ。

求職者への支援

宮古島の求職者への支援情報の前に、島ではどのような仕事があるのかを見ていきたい。

宮古島は沖縄にある離島の中でも特に栄えている。宮古島には1年中観光客の姿があり、観光スポットやリゾートホテルは賑わいを見せている。

宮古島で求人を募集している会社は観光関連のものが多い。

  • ツアーガイド
  • ホテルスタッフ
  • マリンスポーツのインストラクター
  • 観光バスの運転手
  • レンタカー店舗のスタッフ

など、観光に紐づいている職業の求人を多く見かける。また、レストランの調理スタッフやホール、カフェの店員などもある。宮古島の農業関連の仕事でも求人を募集していることもある。

また、全国と同様に宮古島も人口に対する高齢者の割合も増えている。このことから、介護業界でも人手不足の傾向だ。

介護の仕事は資格を持っていればすぐにでも就労可能で、持っていなくても現場で経験を積みながら資格を取ることもできる。

介護職の有資格者のサポートをする無資格でできる業務もある。

宮古島で農業にチャレンジしてみようと考えているなら、新規就農希望者に向けてのサポート体制もある。

農業関係機関と指導農業士の支援を受けて、情報交換会や交流会、研修プログラムに参加するなどして就農準備や経営の安定を目指す。

東京都心や、都市部と呼ばれるエリアから宮古島へ移住すると、職種の選択肢が少ないと思うかもしれない。

移住して仕事探しをするなら、思い切って新たな仕事にチャレンジするのも良いし、最近は仕事の場所にとらわれないフリーランスや、移住先でも今の仕事を続けられるリモートワークも普及している。

移住先での仕事については移住の前からさまざまな選択肢や可能性を比較検討しておくと安心だ。

宮古島市では市役所での求人情報や沖縄県や国内の採用情報、ハローワーク宮古島が発行する週間求人情報などを掲載しているので参考にしてほしい。

また、沖縄県の公式移住応援サイト「おきなわ暮らし」内の、宮古島のページの中でも仕事情報を公開しているのでチェックしてみよう。

子育て支援

宮古島への移住を考えている家族連れは、子育て支援についても移住前に知っておきたい。
宮古島は沖縄の離島の中でも人口が多いため、教育環境も充実している。県内には

  • 保育園36施設
  • こども園3施設
  • 幼稚園10施設
  • 小学校15校
  • 中学校10校
  • 高校4校

があり、高校までの教育は島を離れなくても修了できる。認可外保育施設も3施設ある。

宮古島でも共働き世帯が増えていることから、市では「宮古島市子ども・子育て支援事業計画」の元、保育施設の創設や増改築、受け入れ年齢や人数の見直しなどを行っている。

また、小学生の放課後児童クラブの整備も行い受け入れを拡大する動きもある。

宮古島の子育て支援はほかにも

  • 子ども医療費助成(2022年より助成対象が拡充)
  • 子育て支援センター設置
  • 子育て短期支援(ショートステイ)
  • 母子・父子家庭などへ医療費助成
  • 病児・病後児保育事業

などがある。これは一例なので、市内での子育てにまつわるさまざまな情報がまとまっている子育て情報ブック「わくわく子育てブックHappy」を参考にしてほしい。

宮古島への移住はまずメリット・デメリットを知ることが大事

宮古島への移住はまずメリット・デメリットを知ることが大事

島独特のゆったりとした時間が流れる宮古島。移住先に選びたい人が多いのも納得の美しい自然が魅力だ。

ただ、島で暮らすというのはメリット・デメリットが両方あるのも事実。事前にこうしたメリットやデメリットを知ったうえで長期生活を送るプランを立てながら宮古島への移住を検討してほしい。

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※応募期間:4月29日(月)23:59まで

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