雨で憂鬱な梅雨の時期を快適に過ごしたいと考える方も多いのではないでしょうか。そんな方に向けて、2025年の梅雨入りの時期と、その期間を快適に過ごせる場所や移住先を解説します。
2025年の梅雨入り予想はいつ?人気の移住先別に予想!
今年の予定を立てるためには、梅雨入りの時期の把握は欠かせませんよね。
ここでは、移住先として人気の地域別に梅雨入り時期の予想を紹介します。
関東
関東地方の梅雨入りは平年6月7日頃とされています。では、2025年の梅雨入りはいつなのでしょうか。
予想によると、6月上旬から梅雨入りとのことで、ほとんど例年通りとなっています。
大阪府
大阪府の梅雨入りは平年6月6日頃とされています。では、2025年の梅雨入りはいつなのでしょうか。
予想によると、6月上旬から梅雨入りとのことで、こちらもほとんど例年通りとなっています。
関東地方よりもほんの少し早く梅雨入りする点が特徴です。
九州
九州地方の梅雨入りは、地域の南北によって異なる傾向があります。
九州南部の梅雨入りは平年だと5月30日頃ですが、2025年は5月16日頃に既に梅雨入りしたと発表されました。沖縄県や奄美大島よりも早い梅雨入りとなり、記録的なスピードです。
一方、九州北部の平年の梅雨入りは6月4日頃とされています。予想によると、6月上旬頃に梅雨入りとのことで、ほぼ例年通りの時期となる見込み。
九州地方では南部が先行して梅雨入りし、その後北部が追いかけるような形で梅雨の時期を迎えるのが特徴です。
沖縄県
沖縄地方の平年の梅雨入りは5月10日頃とされており、例年なら、全国で最も早く梅雨入りする地域です。
しかし、2025年は、5月22日頃に沖縄が梅雨入り。平年よりやや遅い結果となりました。
このように、必ずしも梅雨入りが一番早いという訳ではないようです。
まさに今年は、九州南部の方が早く梅雨入りすることになり、とても珍しい年となりました。
梅雨の時期が移住にぴったりなタイミング!?3つの理由とは?
実は梅雨の時期は、移住にぴったりなタイミングだと皆さんご存じでしたか?
続いて、なぜ梅雨の時期がおすすめなのか、3つの理由を紹介します。


繁忙期に比べて梅雨入りの時期は引っ越しの料金が安い
引っ越し業界では、3月、4月の繁忙期を終え、5月のゴールデンウィークも終えた梅雨入り後の6月は閑散期とされることが多いです。
そのため、ほかの時期に比べて料金を安く引っ越しすることが可能となります。
雨が多い期間なので、濡れたくない荷物があったり、引っ越しを考える気分ではなかったりする影響があるかもしれません。
梅雨入りの時期は閑散期なのでじっくり物件を選べる
物件の多さも梅雨の6月の特徴です。6月に新たに物件を借りようとする方は少ないので、掘り出し物の物件が見つかるかもしれません。
前述のとおり、引っ越し業界では閑散期なので、ほかに引っ越しをしようと考えているお客さんも少なく、ゆっくり物件を見て回ることができるはずです。
気になる物件を複数件内見して慎重に住む場所を決めることができる点も魅力的となっています。
希望の日程で移住できる
この時期は、引っ越し業者のスケジュールも余裕があることが多いです。
6月だと、人気の高い土日の引っ越しも空いている場合があるかもしれません。
逆に、お仕事や学校などで平日が忙しくない方は、6月の平日に引っ越しをすると費用を抑えることが可能です。
梅雨入りの時期に快適な地域はどこ?おすすめの移住先5選
じめじめした梅雨の時期を少しでも快適に過ごしたい方に必見の、梅雨の時期を快適に過ごせる移住先をご紹介します。
【北海道】全域


日本で梅雨がない地域は2つしかないと言われており、一つが東京都の離島である小笠原諸島、そしてもう一つが北海道です。
そのため、梅雨を避けて移住するにはぴったりの土地と言えるでしょう。
加えて、北海道は、台風が上陸する回数も本州に比べると少ないので、雨に関する困りごとは少なくなるかもしれません。
ただ、北海道はイメージの通り、冬場は雪が積もることが多いので注意が必要です。
移住に関しては、様々な移住者に向けた支援が取り揃っているので、ご自身の状況にあった支援を提供している市町村を選んでみてはいかがでしょうか。
ただ、北海道と一概にいってもとても広く、大きく分けて4つのエリアがあります。こちらのページで詳しくエリア別に市町村の移住情報について解説しているので、ぜひ確認してみてください。




【関東】山梨県山梨市
山梨県山梨市は、南アルプスをはじめとした山々に囲まれる盆地です。その影響で、雨の原因となる雨雲が入ってきにくいため、降水量が少ない地域として知られています。
ただ雨が少ないとはいえ、梅雨はしっかり訪れます。しかし梅雨の時期もほかの地域と比べたら、降水量は少なくなることもあるので、ジメジメした空気からの脱却に期待してみてはいかがでしょうか。
そして、梅雨の時期以外では、雨が降る日が日本トップクラスに少ないので、雨が気になる方にはぴったりの移住先となります。
子育て支援をはじめとした、移住支援も手厚く揃っているので、ぜひチェックしてみてください。


【関西】大阪府堺市
大阪府第2の都市である堺市は、瀬戸内型気候に属し、降水量が比較的少ない地域として知られています。年間を通して温暖で晴天の日が多く、日照時間が長いことが特徴です。
ただ、政令指定都市にも指定されている堺市への移住と聞いてもピンとこない方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、堺市にも移住者向けの支援があります。
「子育て世帯等空き家活用定住支援事業補助金」を活用し、堺市の空き家に新しく住むと最大120万円の補助金をもらうことが可能です。
ぜひご自身にあった制度を探してみてください。
【九州】大分県大分市
大分県大分市は、温暖で降水量が少ない瀬戸内式気候に属す地域。
ただ、九州自体が降水量の多い地方でもあるため、他の地方の降水量が少ない地域と比べると、雨の日は少しだけ多くなってしまいます。
それでも、移住先としてはとても魅力的で、様々な世代、境遇の方への支援がそろっているので是非チェックしてみてはいかがでしょうか。


【九州】沖縄県全域
沖縄県といえば、きれいな海に晴れた青空、という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
確かに沖縄県は、年平均気温が高く、温かい土地ではありますが、降水量や雨の日は比較的多い地域となっています。
しかし、梅雨入りに関して言えば、沖縄県は例年本州よりも早い傾向にあるため、双方での二拠点生活がおすすめです。季節ごとの特徴に合わせて本州と沖縄本島を行き来することで、「降水量が少ない地域で快適に生活する」という理想の暮らしも夢ではないでしょう。
一つ注意点として挙げられるのは、沖縄県は台風が多い地域なので、梅雨の後も雨には要注意です。
子育て施策が充実していたり、空き家を活用した定住促進住宅があったりと、移住支援も豊富な沖縄県。まずは自分の状況に合ったサポートを探してみてください。


今こそ移住のチャンス!2025年の梅雨入りに注目
雨が苦手で、梅雨の時期を快適に過ごしたい方にぴったりの移住。
しかし北海道以外で梅雨がない地域はほとんど存在しません。そのため、どれだけ降水量が少ない地域へ向かうかがポイントになります。
上記で紹介した自治体がどんな支援をしているのかをチェックして、実際に移住について考えてみてはいかがでしょうか。