宮城県気仙沼市は、宮城県の北東端、岩手県との県境に位置する市である。海岸線は三陸海岸の一部であり、ノルウェーやグランドバンクと並んで世界三大漁場とされる三陸沖での漁業が盛んだ。
気仙沼市では、ふるさとワーキングホリデーを通じた移住希望者を定期的に募集している。気仙沼市のふるさとワーキングホリデーでは、どのような仕事があるのか確認してみよう。
気仙沼市のふるさとワーキングホリデー|基本情報
出典:フォトギャラリー一覧|気仙沼市
前述のとおり、気仙沼市は宮城県の北東端に位置している。
主要産業は漁業であるが、漁業に伴う水産加工業やそれに伴う商業も盛んな市である。
人口は約6万人で、人口密集地は海岸沿いに点在している。
市の東は太平洋であり、北は岩手県陸前高田市、西は岩手県一関市、南は宮城県南三陸町・登米市とそれぞれ接している。
市の中心部へは、
- JR東北本線一ノ関駅から大船渡線利用
- 三陸沿岸道路(三陸道)
のどちらかの利用が便利だが、大都市である仙台市や盛岡市へは約2時間程度のアクセスとなる。
ふるさとワーキングホリデーについておさらい


気仙沼市におけるふるさとワーキングホリデーについて紹介する前に、ふるさとワーキングホリデーという制度について、簡単におさらいしておく。
ふるさとワーキングホリデーとは、2週間〜1ヶ月程度の期間、その土地に住みながら働く取り組みのことである。
これにより、自身の能力や経験を高めるほか、その地への理解を深め、将来的な移住の可能性を模索することにもつながる。
長期滞在を伴うため、宿泊費や食費などの出費はあるが、働いている分の対価として給料も発生するため、差引の差額は大きくならずに済む。
その土地ごとの特色ある職業を体験できる、魅力的な活動である。
より具体的にふるさとワーキングホリデーについて知りたい人は、下記記事を参照してほしい。


気仙沼市のおすすめふるさとワーキングホリデー


それでは、気仙沼市のふるさとワーキングホリデーについて紹介しよう。
前のめりワーホリ
出典:前のめりワーホリ|ふるさとワーキングホリデーポータルサイト
『前のめりワーホリ』は、認定NPO法人CloudJAPANが募集している案件である。
前のめりワーホリでは複数の事業をまとめて扱っており、農場やプログラミング教室、水産企業などで就業体験・インターンなどが受けられる。
ドミトリータイプのシェアハウスで4週間の共同生活を送りながら、気仙沼での生活を具体的にイメージできる。
現在通年募集中のため、興味がある人はぜひ応募してみよう。
生きる、を学ぶワーホリ
出典:生きる、を学ぶワーホリ|ふるさとワーキングホリデーポータルサイト
『生きる、を学ぶワーホリ』も、同じく認定NPO法人CloudJAPANが募集している案件である。
『前のめりワーホリ』との類似案件だが、こちらは期間が2週間とやや短い。
短期間での活動となるため、初めてのワーキングホリデー先としてもおすすめだ。
【終了案件】【「点toてん」】気仙沼の暮らしを体感しながら、かけがえのない体験を。
出典:【「点toてん」】気仙沼の暮らしを体感しながら、かけがえのない体験を。|ふるさとワーキングホリデーポータルサイト
こちらは、すでに募集の終了している案件である。
株式会社おかえりが募集しているワーキングホリデーで、最短9泊10日、最長1ヶ月から選択できる。
業務内容は建物のリノベーションや農作業、清掃など複数のものから選べる。
市内のゲストハウスに宿泊し、働きながら気仙沼の人や自然と触れ合えるワーキングホリデーだ。
【終了案件】【気仙沼】日本一子育てしやすい環境!自然!温かい人!
出典:【気仙沼】日本一子育てしやすい環境!自然!温かい人!|ふるさとワーキングホリデーポータルサイト
こちらも、すでに募集の終了している案件であるが、子育てシェアスペースOmusubiが募集していたワーキングホリデーで、7泊8日から最長30日までの応募が可能。
業務は託児サポート、施設整備、広報デザイン、市内の子育て施設視察体験等の体験記録作成など、育児にかかわる内容だ。
子育て中の親子、あるいは夫婦・カップルなどが応募できる。
気仙沼市でのふるさとワーキングホリデーは水産業以外も募集あり
出典:フォトギャラリー一覧|気仙沼市
気仙沼市でのふるさとワーキングホリデーの募集は、水産業に限らない。
もちろん水産業・水産加工業に関する募集もあるが、市民生活支援(託児施設、教育関係、喫茶店など)の仕事を募集しているケースが多いようである。
気仙沼市の魅力アップに役立つ仕事をしながら、自身の職務スキル、生活スキル、対人関係能力を高めていくことが期待できる。
定員の都合上、募集が打ち切られてしまうこともあるため、興味がある人はぜひ早い段階でふるさとワーキングホリデーを活用してみよう。



