リモートアクセス、リモートサポートなどのソフトウェア「Splashtop」を開発する、スプラッシュトップ株式会社。場所にとらわれず、いつでも、どこでも働くことができる新しい働き方を提案している企業であり、日本市場でリモートアクセスソリューションを様々な企業に提供してきたトップクラスの実績や知見を保有している。
企業や個人のリモートワークやテレワークの推進に貢献している当社は、2023年3月より「和歌山県 地域課題解決型ワーケーションプロジェクト」を開始した。
和歌山県は2017 年から全国の自治体に先駆けてワーケーションを推進しており、現在では「ワーケーションの聖地」として、2017 年度~2021 年度の 5 年間で 159 社・1,373 名がワーケーションを体験している。
一方、1次産業就業者比率は全国 10 位で、みかん・梅・柿・すもも・キウイフルーツなど果樹の栽培に強いのが特長だが、後継者不足が深刻な課題となっている。
(出典: https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/020300/kokusei/2020/d00207662.html)
そこで開始された「地域課題解決型ワーケーションプロジェクト」の第一弾は『農業 DX』による課題解決がテーマとなった。
農業 DX の領域で地方事業展開や新規事業創出を見込む企業を対象としたもので、スプラッシュトップ株式会社と和歌山県および和歌山県白浜町、株式会社南紀白浜エアポートの協力により展開。課題解決に向けたアドバイスや支援を提案する県外企業 5 社5名を募り、和歌山県白浜町の農家と交流しながら地域課題を直接ヒアリングし、農業の収益性向上や魅力創出方法を考える1泊2日のワーケーションが開催された。
参加した富士通株式会社の丸子正道さんは、
「自社がもともとワーケーションを推奨していたため、折角なら地域貢献につながるワーケーションを体験したいと思いプロジェクトに参加した。地域農家から直接課題を聞くことは他ではできない体験であり、非常に良い経験となった。今後も自分に出来ることを見つけながら、白浜町との関係を保っていきたい。」と話す。
また、住友ファーマ株式会社の駒野隆志さんは、「参加した6名のメンバーは、全員業種も経歴も異なるが2日間の中でとても意気投合した。それぞれの知見を持ち寄って、新たな視点で農家の課題を真剣に考えられた時間は財産となった。今回交流を持った農家のために、課題解決に向けて早速、具体的なアクションを進めている。」と話す。
スプラッシュトップ株式会社は、企業のワーケーション導入推進と地域活性化に貢献すべく、今後も様々なワーケーション支援を行う予定とのこと。
もちろんバケーションを楽しむワーケーションも良いけれど、地域を深く知り関係構築できるようなワーケーションに参加してみると、新たに価値観を広げられるかも。
各地で同様のプロジェクトが開催されているため、チェックしてみて!