二拠点生活|実践者の体験談と使える補助金・移住支援制度!おすすめのまち(自治体)3選も

二拠点生活で人生を楽しもう!実践者の体験談と始め方&おすすめ自治体3選

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リモートワークの普及に伴い、仕事をする場所も住む場所も自由に選べるようになってきた。そんななか注目されているのが、二拠点生活という新しいライフスタイルだ。

実際に二拠点生活を実践している方々の体験談や、二拠点生活の始め方、気になる費用や補助金について詳しく見ていこう。二拠点生活におすすめの自治体(市町)もあわせてチェックしてみてほしい。

目次

二拠点生活とは?

二拠点生活とは

二拠点生活とは、2つの地域に生活拠点を持つ暮らし方のこと。デュアルライフ二地域居住とも呼ばれる。

二拠点生活のライフスタイルは人によってさまざまで、平日は都会・休日は地方で過ごす「週末田舎暮らし」をしている人もいれば、趣味のために2~3ヶ月を地方で過ごす人もいる。

子どもがいる場合は学校の長期休暇に合わせて拠点を変えるケースもあり、仕事や家庭の事情に合わせた柔軟なライフスタイルを選択可能だ。

二拠点生活の実態|主役は子育て世代のビジネスパーソン

二拠点生活の実態|主役は子育て世代のビジネスパーソン

かつての二拠点生活と言えば、一部の富裕層やリタイヤ層が避暑地に別荘を構えるイメージが強かった。

しかし、現在の二拠点生活はどうか。

リクルート住まいカンパニーが2018年に行った調査によると、二拠点生活実践者の年代は「30代(29.1%)」が一番多く、次いで「20代(27.9%)」「40代(16.5%)」が続く。

また、もっとも多い家族構成は「既婚・子どもあり」(約4割)で、世帯年収は「800万円未満」が全体の半数以上を占める。

このことから、いまや二拠点生活は、一部の限られた人達だけが楽しむものではないことがうかがえる。

むしろ、子育て世代のビジネスパーソンこそが、二拠点生活の主役になりつつあるのだ。

参考:「デュアルライフ(2拠点生活)に関する意識・実態」調査|リクルート住まいカンパニー

二拠点生活って実際どんな感じ?実践者の体験談

二拠点生活って実際どんな感じ?実践者の体験談

二拠点生活を始めたきっかけや、実際のライフスタイルは人によってさまざま。

ここでは、二拠点生活の実践者5組の体験談を紹介する。

都会と雪国の良いとこ取り!仕事も趣味も子育ても思い切り楽しむ

冬は新潟の越後湯沢で、残りの季節は千葉で過ごすという二拠点生活を家族で実践している池辺政人さん。

もともと多拠点で暮らしたいとの思いを抱いていた池辺さんは、32歳で映像制作やWeb制作を行う会社を起業。

パソコン1台あればどこでも仕事ができるようになり、ついに2019年から憧れの二拠点生活をスタートさせた。

新潟では、家族でスキーを楽しんだり、雪山を眺めながら車中で仕事をしたりと、雪国ならではの魅力を満喫している。

子どもたちは区域外就学制度を利用して二拠点それぞれの小学校に通学するなど、教育においても都会と雪国の良いとこ取りを楽しんでいるようだ。

南房総で手に入れた、“ちょうど良い塩梅”の週末田舎暮らし

地方での暮らし方や働き方を発信するWebマガジン「ココロココ」の編集長・奈良織恵さんも、二拠点生活の実践者だ。

仕事で移住者への取材を重ねるうちに、奈良さん自身も移住に対して憧れを抱くようになったそう。

そして2019年3月、仕事で縁のあった南房総の地に家を購入し、東京都港区にある自宅との二拠点生活を開始。

平日は都内で働き、週末は南房総での田舎暮らしを楽しんでいる。

「仕事も暮らしも良い塩梅に」そんな感覚を持てるのも、二拠点生活ならではと彼女は語る。

東京・長野の二拠点。移住の決め手は「スキーを楽しめる環境」

大学教員に会社経営者、作曲家と多彩な顔を持つ高柳寛樹さん。

大好きなスキーをいつでも楽しめる環境を求めて、2017年に東京と長野県白馬村との二拠点生活をスタートさせた。

1年の半分を白馬村で過ごす高柳さんは、地域に馴染むために住民票も白馬村に移した。

スキー場で仕事をすることも多く、シーズン中は朝ひと滑りしてから仕事を始めるなど、多忙な中でも二拠点生活の目的であるスキーを存分に楽しんでいる。

父の思いを叶えるため、古民家を引き継いでゲストハウスに

移住体験談|鳥取来楽暮
出典:移住体験談|鳥取来楽暮

横浜でWeb制作会社を経営しながら、鳥取県智頭町で古民家ゲストハウスを営む村尾朋子さん。

Web制作の仕事はテレワークでも可能なため、春から秋は智頭、冬は横浜で過ごす二拠点生活を実践中だ。

村尾さんは2018年に智頭町へ移住し、父と祖父母が住んでいた築150年の古民家を引き継いだ。

歴史文化が好きだった父の思いを叶えるため、古民家を“智頭の町を語り合う交流の場”にすることを決意。2020年春にゲストハウスをスタートした。

都会にも拠点を持ちながら、自然豊かな智頭で、ゲストハウスを訪れた人々との交流も楽しんでいる。

建築家夫婦が実践する、東京・富山の二拠点生活

「まち」に暮らし、「まち」をつくる|くらしたい国、富山
出典:「まち」に暮らし、「まち」をつくる|くらしたい国、富山

ともに建築家として活躍する、齋田武亨さん・本瀬あゆみさんご夫婦。

齋田さんは富山、本瀬さんは東京に拠点を構え、仕事の状況に合わせてお互いの拠点を行き来するライフスタイルだ。

富山では駅構内の空間ディスプレイを手掛けるなど、東京ではなかなか携わる機会のない仕事も任せてもらったそう。

仕事の幅の広げやすさは「小さな自治体だからこそ」と齋田さんは語る。

二拠点生活についても「完全移住より気軽な感じで移住ができている」と感じているそうだ。

二拠点生活でお互いの仕事を尊重しながら、夫婦二人三脚で歩む人生を楽しんでいる。

二拠点生活のメリット

二拠点生活のメリット

二拠点生活には次の5つのメリットがある。

ニ拠点それぞれの魅力を堪能できる

二拠点生活の大きなメリットは、“その地域ならではの魅力”を二拠点分楽しめることだ。

例えば、都会に住んでいる人が地方に二拠点目を持てば、多くの人が行き交う都会での刺激的な生活と、自然の中でのんびり過ごす田舎での暮らしの両方が手に入る。

豊かな自然がすぐそばにある地方なら、スキーやサーフィンなどの趣味を充実させることも可能だ。

生活にメリハリが出る

仕事をする場所と休日に過ごす場所を分けることで、オンオフの切り替えがしやすくなるのもメリットだ。

平日は仕事に集中して、休みの日は自然に囲まれながら家族みんなでキャンプを楽しむ。あるいは、登山や釣りなどの趣味にひとり没頭するのも良いだろう。

メリハリのある生活は、仕事にもプライベートにも良い影響をもたらしてくれるはずだ。

完全移住よりも挑戦しやすい

これまでの暮らしや仕事をそのまま維持しつつ、新しい地域での生活をスタートできるのも二拠点生活の良いところ。

完全移住より挑戦のハードルが低いので、移住に興味があるならまずは二拠点生活から始めてみるのも手だ。

二拠点生活から徐々に完全移住へと移行していくことで、新しい地域での生活やコミュニティにも無理なく馴染める。

自然豊かな環境でのびのび子育てができる

自然に囲まれた環境で子育てできるのも、二拠点生活の大きな魅力だ。

森や海、山、川などで五感を使いながら遊ぶ体験ができるのは、自然豊かな地方だからこそ。

また、子どもにとって、自然は遊びの場であると同時に学びの場でもある。

自然環境やそこに棲む生き物についての興味・関心が育まれ、机上の学習にとどまらない生きた知識を学ぶこともできるだろう。

地元の人との繋がりを新たに作れる

交友関係を広げたい人や新たなコミュニティを求めている人にも、二拠点生活はおすすめ。

二拠点生活をきっかけにサイクリングやキャンプなどの趣味を始めるのであれば、趣味を通して新しい人間関係を築けるかもしれない。

地域の行事やイベントなどに参加すれば、地元住民との繋がりができる可能性もある。

普段の生活では出会うことのない人々と繋がりを持てるのも、二拠点生活の魅力なのだ。

二拠点生活のデメリット・注意点

二拠点生活のデメリット・注意点

実際に二拠点生活を始める際には、メリットだけでなくデメリットも理解しておくのが重要だ。

いざ始めてから「こんなはずじゃなかった…」とならないよう、しっかりチェックしておこう。

家の維持費や交通費などの費用がかさむ

まず、二拠点生活にはお金がかかるということをしっかり理解しておきたい。

二拠点で生活するため、家賃・水道光熱費などの固定費が二重でかかるうえ、家具や家電も二拠点分揃える必要がある。

週末のたびに移動するとなると、電車代やガソリン代などの交通費も軽視できない。

少しでも費用を抑えたい場合は、空き家を安く借りたり、移動に格安の高速バスを利用したりするなどの方法を検討してみよう。

拠点間の移動に時間・労力がかかる

二拠点間の移動には、お金だけではなく時間と労力がかかることも忘れてはならない。

特に毎週拠点間を移動する場合は、移動時間が長いとそれだけで体力を消耗してしまう。

頻繁に行き来する場合は、電車や車を使って1~2時間ほどでアクセスできる場所を選ぶのがおすすめだ。

場所によっては車の免許が必要なケースも

電車やバスなどの公共交通機関が発達していない地域では、生活に車が必須となるケースがほとんど。

マイカーを持っていない場合は車を購入したり、その都度レンタカーを利用したりする必要があるので注意しよう。

二拠点生活をする前に知っておきたいこと

二拠点生活をする前に知っておきたいこと

二拠点生活を始める際には、

  • どんな物件を選べば良いのか
  • 住民票はどちらの拠点に置けば良いのか
  • どんな仕事が二拠点生活向きなのか
  • 具体的に費用はどのくらいかかるのか

といった点も気になるところ。

ひとつずつ順番に見ていこう。

二拠点生活の物件選び|ホテル・賃貸など多様な選択肢

二拠点目の物件選びの選択肢としては、

  • 家を購入する
  • 賃貸住宅を借りる
  • シェアハウスに入居する
  • ホテルを利用する

などが挙げられる。

家を購入する場合は、ある程度まとまったお金が必要になるが、地方であれば空き家を格安で買えたり、条件次第では自治体の住宅取得支援制度を利用できたりすることも。

気軽に二拠点生活を始めたいなら、アパートやシェアハウスを選んだり、ホテルを利用するのもおすすめだ。

近年では定額でホテルに泊まり放題のサブスクリプションもあるので、気になる人はチェックしてみよう。

二拠点生活の場合、住民票はどこに置く?

二拠点生活をする場合、住民票は滞在期間が長い方の拠点に置くのが◎。

住民票がないと、予防接種などの自治体が実施する福祉サービスを受けられなかったり、選挙で投票できなかったりするので注意が必要だ。

二拠点目で過ごすのが週末のみという場合はあまり気にしなくても良いが、長期間滞在するなら住民票の移動についてしっかり考えておこう。

二拠点生活におすすめの仕事

職種によって人それぞれワークスタイルは異なるが、基本的にリモートワークが可能な仕事は二拠点生活向きと言える。

テレワークメインの会社員や、パソコン1台で仕事ができるフリーランスのWebデザイナー・ITエンジニアなどは、二拠点生活を始めやすいだろう。

とは言え、出社が必要な仕事であっても、休日や長期休暇を利用して二拠点生活を始めることは可能だ。

まずは、自分のワークスタイルに合わせて、無理のない範囲で二拠点生活をスタートさせてみよう。

二拠点生活にかかる費用

二拠点生活を始める際は、初期費用やランニングコストについて考えておくのも重要だ。

初期費用

二拠点生活で必要な初期費用には次のようなものがある。

  • 敷金礼金または住宅購入費用
  • 家具家電の購入費用

一般的に、賃貸物件を契約する場合の初期費用は、家賃の約5~6ヶ月分が相場。

そのため、例えば家賃60,000円のアパートを借りるなら、初期費用として30万円~36万円程度を見込んでおく必要がある。

住宅を購入する場合は、土地や建物の売買代金のほか、登記費用・住宅ローン借入費用などの諸費用もかかるため、賃貸物件よりもまとまった出費になる。

ランニングコスト

二拠点生活にかかるランニングコストとしては、

  • 家賃
  • 固定資産税(住宅購入の場合)
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 日用品費
  • 火災保険料
  • 交通費

などが挙げられる。

まず、賃貸物件であれば家賃や管理費、住宅購入の場合は固定資産税がかかる。さらに、生活費として水道光熱費や通信費、日用品費、火災保険料などの支払いも必要だ。

交通費は移動距離や移動手段、拠点間を行き来する頻度などによっても異なるので、候補地ごとにしっかりシミュレーションしておこう。

二拠点生活をする際に活用したい補助金・支援制度

二拠点生活をする際に活用したい補助金・支援制度

何かとお金がかかる二拠点生活。

成功させるためには、国や自治体の移住支援制度・補助金をうまく活用するのもポイントだ。

国が実施する「地方創生移住支援事業」

国が地方創生の一環として行っているのが、地方創生移住支援事業だ。

移住者に支援金を支給する地方自治体に対して、国がその取り組みをサポートする制度で、単身移住の場合は最大60万円、世帯で移住する場合は最大100万円が支給される

対象者は東京23区内に在住または通勤している人で、地方へ移住してテレワークを行うなどの就業要件を満たすと支援金が交付される。

ただし、支援金を受け取るには地方自治体への転入、つまり住民票の移動が必須となる場合が多いので注意してほしい。

自治体によっては事業を実施していない場合もあるので、要件の詳細も含めて国のホームページで確認しておこう。

※2023年度4月より1世帯につき最大100万円の支給に加え、18歳未満の子どもに対する支援金がひとりあたり最大30万円から100万円に加算される予定

参考:移住支援金|内閣官房・内閣府総合サイト 地方創生

自治体による支援制度の具体例

都道府県や市町村でも、移住や二拠点生活のためのさまざまな支援制度を用意している。

ここでは例として、

  • 空き家バンク
  • 住宅購入支援
  • 移住体験施設
  • リモートワーク支援

の取り組みを紹介する。

空き家バンク

空き家バンクとは、空き家を売りたい(貸したい)人と、空き家を買いたい(借りたい)人を仲介するサービスのこと。

格安で住める空き家を簡単に探せるのがメリットで、地方なら庭付きの広い一軒家を月4万円台で借りられることも。

さらに、自治体によっては、空き家バンクで購入した物件の改修費用を一部補助してくれる場合もあるため、初期費用を抑えたい人はあわせてチェックしておこう。

住宅購入支援

二拠点生活に伴って住民票を地方に移すなら、自治体による住宅購入支援制度を利用できる場合がある。

例えば、宮城県石巻市では、住宅を新築または購入する移住者に対し、最大100万円の補助金を交付している。

具体的な支援内容などは自治体によって異なるため、移住を希望する自治体のホームページをチェックしてみよう。

移住体験施設

自治体の中には、地域でのリアルな暮らしを体験できる、移住体験施設を用意しているところもある。

お得な料金でお試し移住できるのがメリットで、自治体によっては、移住コンシェルジュによるガイドツアーなどの特典がついている場合も。

実際の生活を通して、その地域の風土や魅力、暮らしやすさなどを肌で感じられるので、積極的に活用してみよう。

リモートワーク支援

二拠点目でリモートワークを行う予定なら、リモートワーク支援制度があるかどうかもしっかりチェックしておきたい。

例えば、長野県佐久市では、市内で二拠点生活をしながらリモートワークをすると「佐久市リモートワーク実践者スタートアップ支援金」として5万円が交付される。

リモートワーク支援の有無は自治体によって異なるので、ホームページなどで確認してみよう。

二拠点生活の始め方|成功に導く4つのステップ

二拠点生活の始め方|成功に導く4つのステップ

いざ二拠点生活を始めようと思っても、何から手をつければ良いのか分からない人も多いはず。

二拠点生活の準備は、次の4つのステップで進めていこう。

二拠点生活の目的や滞在頻度を明確にしよう

まずは、二拠点生活の目的をはっきりさせよう。

  • 週末は自然豊かな田舎で、家族でのんびり過ごす
  • 冬の間はスキーを毎日楽しみたいから、雪国に拠点を持つ

など、二拠点生活で実現したいライフスタイルを明確にすることが、二拠点生活への第一歩だ。

目的をはっきりさせたら、滞在頻度や移動可能距離などを考慮しつつ、二拠点目の候補地を選んでみよう。

家族の理解を得る

家族で二拠点生活をする場合は、家族の理解を得ておくことも重要だ。

特に、経済面での負担や移動にかかる労力については、家族でよく話し合い、全員が納得したうえで二拠点生活を始めるのがベスト。

また、二拠点目の滞在期間が数週間~数ヶ月に及ぶのであれば、子どもの学校についての対策もマストだ。

例えば、自治体の「区域外就学制度」を利用すると、本来の就学指定校とは別に、二拠点目の地域の学校にも通える場合がある。

子どもの意思も尊重したうえで、一度自治体に相談してみよう。

参考:3.就学すべき学校の指定の変更や区域外就学について|文部科学省

二拠点生活をする場所を決める

二拠点目の候補地の中から、実際の生活拠点にする場所を絞り込んでいく。

移住ポータルサイトなどで各自治体の情報をチェックしつつ、移住体験ツアーやお試し移住にもできるだけチャレンジしてみよう。

その地域の雰囲気やリアルな暮らしを知ることで、二拠点生活後のギャップも生まれにくくなる。

二拠点目の物件を探す

二拠点目の場所が決まったら、後は物件を探すだけ。

物件選びには、家を購入する・賃貸住宅を契約するなどさまざまな選択肢があるが、どのような物件を選ぶかで初期費用が大きく異なる点は注意したいところ。

空き家バンクなども活用しながら、理想の暮らしを実現できる住まいを探してみよう。

物件選びに迷ってしまう場合や、利用できる支援制度について詳しく知りたい場合は、各自治体の担当者に相談すると◎。

二拠点生活におすすめの自治体3選

二拠点生活におすすめの自治体3選

ここからは、二拠点生活におすすめの自治体を紹介する。

都内からアクセスしやすい地域や、支援制度が充実している地域を厳選したので、ぜひチェックしてみてほしい。

【静岡県】静岡市(しずおかし)

静岡生活 いいねぇ。
出典:静岡生活 いいねぇ。

東京から新幹線で約1時間の好立地にある静岡市は、海・山・川の3拍子が揃った自然に恵まれた町だ。

少し足を伸ばせば大自然にすぐアクセスできるので、サーフィンやトレッキングなどの趣味を満喫したい人にぴったり。

また、桜えびやしらす、新鮮なお刺身など、駿河湾の海の幸を存分に堪能できるのも大きな魅力だ。

移住希望者向けのお試し住宅があるので、一度リアルな静岡暮らしを体験してみよう。

【栃木県】栃木市(とちぎし)

とちぎで暮らそ|栃木市
出典:とちぎで暮らそ|栃木市

栃木市は移住支援が充実している自治体のひとつだ。

東京圏に在住・勤務している人が県内でお試しテレワークを行う場合、10万円を上限に費用の一部を補助してもらえる。

また、市内に蔵や古民家を活用した2つの移住体験施設があり、1泊2,000円、1ヶ月なら30,000円でリアルな栃木暮らしを体験可能。

車でも鉄道でも東京から約1時間でアクセスできるので、試しに一度栃木を訪れてみてはいかがだろうか?

【福島県】福島市(ふくしまし)

ふくがましまし ふくしまし。
出典:ふくがましまし ふくしまし。

東京から新幹線で約1時間半の好立地にある福島市。二拠点生活に適したほど良い田舎で、ここ数年で移住者の数がぐっと増えている人気の町だ。

福島市では令和4年度から、新たに「プレ移住サポート事業」を開始。

民泊施設に滞在しながら、スーパーで食材を買って調理したり、小学校や保育所を見学したりといったリアルな移住体験ができる。

ひとりあたり最大で1泊3,000円の宿泊補助を受けられるので、二拠点目に福島市を検討するならぜひ利用してみよう。

二拠点生活で叶える“自分らしくて心地良い暮らし”

二拠点生活で叶える“自分らしくて心地良い暮らし”

二拠点それぞれの魅力を満喫できたり、自然豊かな環境で子育てできたりと、多くのメリットがある二拠点生活。

成功させるためには、自治体の移住支援制度などもうまく活用していくのが大切だ。

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