静岡県に位置する伊豆半島は、温暖な気候と海や山など自然豊かな環境が魅力。東京からのアクセスが良く、観光地としても人気があります。
伊豆半島への移住を検討している場合、メリット・デメリットを知ったうえで、実際に移住体験などを活用してみるのがおすすめです。今回は、伊豆半島の特徴や移住支援制度などについて解説します。
静岡県伊豆半島|各エリアの特徴
日本のほぼ中央に位置する静岡県は、海や山、湖などの自然豊かな土地です。月平均気温の平年値は16.5℃で、北部の山岳地方を除けば比較的温暖な気候となっています。
静岡県のなかでも特に温暖で自然豊かなのが、伊豆半島です。首都圏からのアクセスも良く、観光地として人気のエリアで、それぞれ特徴が違うため、ひとつずつチェックしていきましょう。
今回は、伊豆エリアを5つに分けて紹介します。
北伊豆エリア
伊豆半島の北部に位置するのは、三島市(みしまし)、沼津市(ぬまづし)、函南町(かんなみちょう)町、清水町(しみずちょう)。
年間を通して温暖な気候で、富士山の豊かな湧き水で育てられた野菜や果物が自慢です。
さらに、このエリアは「伊豆の玄関口」といわれるエリアで、首都圏へのアクセスが良く三島や沼津から東京までは約1時間ほどで到着します。
中伊豆エリア
中伊豆エリアには、伊豆の国市(いずのくにし)、伊豆市(いずし)の2つの市が位置します。
伊豆の国市は、2005年に伊豆長岡町・大仁町・韮山町が合併してできた市です。伊豆長岡温泉をはじめとした温泉や、世界文化遺産に登録された韮山反射炉、国指定史跡に指定されている北条氏邸などが有名で、「温泉と歴史のまち」として知られています。
伊豆市は、2004年に修善寺町・中伊豆町・天城湯ヶ島町・土肥町の4町が合併してできた市。弘法大師ゆかりの温泉などが有名です。
東伊豆エリア
東伊豆エリアに位置するのは、熱海市(あたみし)、伊東市(いとうし)、東伊豆町(ひがしいずちょう)。
東伊豆エリアの熱海市や伊東市は、東京からのアクセスが良く、温泉や海水浴場などで知られている観光地です。
西伊豆エリア
伊豆半島の西側に位置するのは、西伊豆町(にしいずちょう)、松崎町(まつざきちょう)、沼津市※戸田エリア(ぬまづし)、伊豆市※土肥エリア(いずし)。
西伊豆エリアには景勝地が多く、伊豆半島ジオパークの代表的な景色をはじめとして、海が割れて海底の道が現れる「トンボロ現象」などが楽しめます。
南伊豆エリア
南伊豆エリアに位置するのは、下田市(しもだし)、南伊豆町(みなみいずちょう)、河津町(かわづちょう)。
白い砂浜と青い海が魅力の海水浴場や、多くの観光客が訪れる河津桜などの景勝地が多い土地です。さらに、温泉や新鮮な魚が獲れる漁港などもあります。
伊豆移住のメリット|住みたくなるポイント
移住を考える場合、その土地のメリット・デメリットを知っておくのは重要なことです。伊豆に移住したら、どのようなメリット・デメリットがあるのかを以下に紹介していきます。
首都圏へのアクセスが良い
伊豆のなかでも熱海市や伊豆市などは、東京をはじめとする首都圏へのアクセスの良さは魅力と言えます。場所によっては東京まで1時間~2時間ほどで行けるため、通勤や通学にも便利です。
移住してからも移住前の住まいで知り合った友人を訪ねたり、行きつけの店へ行ったりできるのも安心材料と言えるのではないでしょうか。
自然豊かな環境で暮らせる
素晴らしい自然に囲まれて暮らせるのは、伊豆移住の魅力のひとつです。比較的温暖な気候で、四季の移り変わりを感じながら生活できます。
海や川、山などもあり、自然の中でのんびり暮らしたいと考えている方には合っているのではないでしょうか。
新鮮な海の幸が味わえる
伊豆は海が近いため、新鮮な海の幸が味わえます。獲れたての海鮮をすぐに食べられるのは都会では味わえない贅沢です。
海や川でバーベキューをするなど、澄んだ空気を吸いながら美味しいもの食べるのは格別でしょう。
子育て支援が充実している
伊豆は都会のように大きな遊園地や商業施設があるわけではないですが、豊かな自然で子育てをしたい方には魅力的な土地です。
子育て支援に関しても、誰もが安心して子育てができるようにさまざまな支援があります。
例えば、熱海市の妊娠・出産の経済的負担や不安を軽減するための出産支援金など。
また、伊豆ではほとんどの市と町が保育園の待機児童がほぼ0で、働きながら子育てをする世帯には嬉しいポイントですね。
参考:保育所等利用待機児童数(令和4年4月1日現在)速報|静岡県
温泉など観光スポットが充実している
伊豆半島には日本でも有数の温泉地があります。
徳川家康に愛された熱海市の温泉や、北原白秋や与謝野晶子など文化人が多く訪れた伊東温泉など、湧出量の豊富な温泉が多いのが特徴です。
遠出せずに近場に温泉があるのは、温泉好きにはたまらない魅力でしょう。
また、美術館や博物館などさまざまな観光スポットが充実しています。水族館や動物園など、子どもが喜ぶ観光スポットがあるため、家族で移住する際にチェックしてみると良いでしょう。
静かで混雑がない
都会のような喧騒などがなく、穏やかに過ごせると感じる人も多い伊豆。満員の通勤電車に乗って会社へ行くようなことがなく、のんびりした時間が流れている。
伊豆への移住は、スローライフに憧れている人におすすめだ。
さまざまなレジャーが楽しめる
伊豆半島には水質最高ランクのAAを誇る海水浴場が多数あります。美しい海でシュノーケリングなどのマリンレジャーが楽しめるのは、海好きな方にはたまらない場所ですね。
また、子どもやペット連れに人気の大きな公園や、動物と触れ合える動物園なども人気があります。
伊豆移住のデメリット|失敗しないためのポイント
次に、伊豆半島への移住を決める前にデメリットにも注目しておきましょう。デメリットを知っておくのは、移住してから「失敗した」とならないためにも大事なことです。
移動に車が必要
伊豆半島には電車が走っていますが、都会ほど本数が多くなく台風のときは運休になることもあります。また、バスの本数も少ないです。
そのため、車がないと不便を感じるでしょう。車の購入や維持費などを考慮する必要があります。
また、車の運転が苦手な人には住みづらいと感じるかもしれません。
観光地であるため道路渋滞がある
伊豆半島の観光地やレジャー施設周辺は、週末や連休時に道路が渋滞することがあります。田舎とは言え、観光地特有の道路渋滞は免れません。
ただ、走行時間の調整や裏道の把握など、少し工夫すれば渋滞を回避して普段通りの生活は可能です。
都会のような娯楽が少ない
都会で暮らし、カラオケ店やボウリング場、映画館、コンサートなどの娯楽に親しんでいる方は物足りないと感じるでしょう。
都会のような娯楽施設は少ないですが、「海や山などの自然に触れ合えるのは何物にも代えがたい」と感じられれば移住を楽しめるでしょう。
自治会や子供会などの参加が必須
都会は子供会が廃止になっている地域が多く、自治会自体に加入しない人も増えてきています。
自治会への加入は義務ではないとは言え、加入しないことでトラブルに発展するケースもあるというため、ほとんどの家庭が加入している地域では「加入しない」とは言いづらいのが現実。
ただし、自治体に加入することで地域の人との交流が増えて、災害時に助け合いができるメリットもあります。
高齢化が進み、若者が少ない
静岡県は、「高齢化率」(65歳以上の高齢者の人口割合)が2022年は前年度より多い30.2%であると発表しました。75歳以上の後期高齢者の割合も過去最高の割合です。
なかでも西伊豆町の高齢化率は51.8%となるなど、年々高齢化が進んでいます。若者との交流を期待している方は、この点を考慮して移住場所を考える必要があるでしょう。
参考:静岡県の高齢化率、初の3割 75歳以上は15%|産経新聞
買い物が不便と感じるエリアがある
伊豆にはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストアはあるものの、点在しているため一つひとつの距離が遠い場合が多いです。
また、家具や雑貨などの専門店などが少なく都会ほど便利ではありません。
どこに住むかにもよりますが、コンビニがすぐそばにある生活をしている方は不便さを感じるかもしれません。
賃貸物件が少ない
伊豆の住宅は、都会と比べると賃貸物件が少ない傾向にあります。子育て世代で部屋数が多い物件を探しているなど、こだわりの条件がある場合は探すのが大変になることが予想されます。
伊豆への移住を考えている方は、地域によっては空き家バンクが利用できるところがあるので、このような支援を上手く使ってみるのがおすすめです。
伊豆エリア移住で活用したい主な支援制度・ポータルサイト【市町別】
静岡県全域、伊豆エリアの各自治体では、伊豆エリアへの移住を考えている方へさまざまな支援制度やサポートを行っています。移住先を絞ったら、ぜひ活用してみましょう。
静岡県全域|静岡県移住・就業支援金制度
出典:ゆとりすと静岡
静岡県には、静岡県に移住して県内の中小企業で働く人に対して支援金を支給する「静岡県移住・就業支援金制度」があります。
対象は、東京23区在住または東京・神奈川・千葉・埼玉の東京圏在住で、東京23区への通勤者が静岡県に移住して県が選定した企業に就職、または起業した場合です。
条件を満たせば、単身者の場合は60万円、世帯移住の場合は100万円が移住先から支給されます。
静岡県全域|テレワーク対応リフォーム補助制度
出典:令和4年度テレワーク対応リフォーム補助制度|ふじのくに
働き方や住まいの多様化により、自宅で仕事をする人が増えてきました。そこで、静岡県では在宅勤務などの新しい生活様式に対応した住宅リフォームの補助制度を実施しています。
申請方法など、詳しくは静岡県住まいづくり課に問い合わせてみましょう。
三島市(みしまし)|住むなら三島移住サポート事業など
出典:三島市・移住定住応援サイト
静岡県の東部に位置する三島市は、三島発の新幹線があり東京までは約1時間で行けます。市内には新幹線を使って通勤している人もいるため、三島で暮らして仕事は都内という人も少なくありません。
三島市には、三島市への移住・定住を促進するため、市内に住宅を取得して転入した若い世帯に向けた補助金制度、住むなら三島移住サポート事業があります。
また、三島へ移住する若い世帯が住宅のリフォーム工事、子育て世帯がリフォーム工事を行う場合、その費用の一部を補助する三島市移住・子育てリフォーム事業も魅力的な制度です。
この制度を受けるためには、さまざまな条件があるので市のホームページを確認してみてくださいね。
沼津市(ぬまづし)|空き家活用定住支援補助金交付制度など
出典:移住・定住ポータルサイト「ぬまづ暮らし」
新幹線と在来線を使えば東京まで約1時間ほどで行ける沼津市には、移住・定住に関してのさまざまな制度があります。
45歳未満の世帯を対象とした空き家活用定住支援補助金交付制度は、市内の空き家を有効活用するとともに、若者世帯の移住・定住を促進と空き家対策を図るための制度。
空き家のリフォーム工事費用と、リフォーム後に空き家を取得するための費用を補助する制度。
また、東京圏から沼津市に移住し、静岡県のマッチングサイトを通じて就職した場合の移住・就業支援金制度や、テレワークの実施により市内へ移住した45歳未満の方を対象にしたテレワーク移住支援補助金交付制度など、移住を考えている方に魅力的な制度が多くあります。
函南町(かんなみちょう)|移住・就業支援金
出典:移住・定住|函南町
東海道新幹線の熱海と三島の間にある函南町は、首都圏へのアクセスの良さと豊かな自然が魅力の町。
函南町には、町への移住・定住の促進と中小企業などにおける人手不足の解消のため、東京圏から移住し、就業・企業などした人を対象に移住・就業支援金を交付しています。
予約制のオンライン移住相談を実施しているので、移住への悩みなど気になることを相談してみるのがおすすめです。
清水町(しみずちょう)|就業支援金
出典:清水町に移住を考えている方へ|清水町
自然豊かな清水町は、町内への移住・定住の促進等を目的に東京圏から移住し、就業または企業した方に清水町移住・就業支援金を支給しています。
単身での移住、2人以上の世帯での移住、18歳未満の世帯員とともに移住した場合、それぞれ支給額は異なります。
熱海市(あたみし)|結婚新生活支援補助金
東京都内から気軽に行ける温泉観光地として人気の熱海市では、令和3年より新婚生活の住居についての支援制度、熱海市結婚新生活支援補助金が始まりました。
対象となるのは、令和4年1月1日から令和5年3月31日までに婚姻届を提出し受理された夫婦で、夫婦ともに39歳以下であることが条件です。
ほかには夫婦の所得合計金額や、補助金の交付日から3年以上熱海市に定住する意思、静岡県が行うオンライン講座(熱海市が指定する講座)を受講しているなどの条件があります。
伊東市(いとうし)|伊東市移住就業支援事業補助金など
出典:伊東市移住定住サイト
伊豆半島の東に位置する伊東市は、伊豆シャボテン動物公園や城ヶ崎海岸など人気スポットがある温泉観光地です。
伊東市では、伊東市移住就業支援事業補助金制度を設けています。
これは、東京23区在住者、または一部を除く東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県在住で東京23区の法人等に通勤している方が伊東市に移住し、一定の要件を満たした場合交付される補助金です。
さらに、伊東市への移住定住を促進するために、移住を検討している方へ情報収集やお試し移住をするための伊東市に滞在するための費用の一部を補助する伊東市お試し移住支援事業補助金制度もあります。
伊豆市(いずし)|伊豆市若者定住促進補助金など
出典:いずぐらし
伊豆半島の中央に位置する伊豆市は、豊かな自然に恵まれ温暖な土地です。
伊豆市では、若者夫婦世帯が伊豆市で安心して生活できる住宅環境の確保、快適で魅力あるまちづくり推進のため、補助金の交付をしています。(予算の範囲内)
令和7年12月までに新築または購入により住宅を取得した夫婦いずれかが満40歳以下の世帯が対象。
登記した土地および住宅に対し、上限100万円の補助金が補助される伊豆市若者定住促進補助金です。
また、購入した住宅に居住する小学6年生までの子どもひとりにつき、10万円の補助金が交付されます。
さらに、伊豆市では空き家バンクで、「空き家を売りたい・貸したい人」と「買いたい・借りたい人」を繋ぐ試みも行っています。
伊豆の国市(いずのくにし)|伊豆の国市新生活応援補助金など
出典:伊豆の国市 移住定住支援サイト
伊豆半島の北部に位置する伊豆の国市は、首都圏へのアクセスが良いため、移住先として検討する方も多いでしょう。伊豆の国市には、伊豆の国市新生活応援補助金などの支援があります。
静岡県外から伊豆の国市に移住・定住を検討している、ともに40歳未満の夫婦を含む世帯、または小学生以下の子どもがいる世帯に、住居費および引っ越し費用の一部を交付する制度です。
対象になる詳細は以下のサイトで確認してみましょう。その他にも移住後の仕事の支援、市内で起業する方を支援する制度などがあります。
下田市(しもだし)|移住希望者滞在費補助金
出典:下田市へ移住をお考えの方はこちら|下田市
伊豆半島の先端に位置する下田市は、海や山に恵まれた自然豊かなところです。なかでも、白く美しい砂浜の海水浴場は夏は多くの観光客で賑わいます。
年平均気温17度という温暖な気候で、四季を通じて楽しめる果物や草花。そんな地に移住したいと考える方に、下田市は様々なサポートを行っています。
下田市への移住を目的として仕事や住居を探したり暮らしたりする活動を行うため、市内に滞在する場合の滞在費の一部を補助する移住希望者滞在費補助金や、オンラインでの移住相談などがあります。
東伊豆町(ひがしいずちょう)|東伊豆町若者定住促進住宅取得補助金など
出典:くらし|東伊豆町
伊豆半島東海岸の中央に位置する東伊豆町は、6つの温泉郷や新鮮な海の幸で知られています。
東伊豆町の移住に関する支援は、町内への移住・定住を促進するために、東京圏から移住して就業・起業した方に対して最大100万円を支給する東伊豆町移住・就業支援金があります。
また、東伊豆町への移住を機に住宅を取得する若者夫婦世帯に対し、補助金を交付する東伊豆町若者定住促進住宅取得補助金など、さまざまな支援があるのでチェックしておきましょう。
河津町(かわづちょう)|お試し移住体験制度など
出典:河津に住もう|河津町
伊豆半島の南東に位置する河津町は、清流「河津川」が流れる自然豊かな町。全国的に有名な河津桜をはじめとする花と自然、マリンスポーツや磯釣りなどのレジャー、温泉などが楽しめます。
河津町では、伊豆暮らしに興味がある方に向けてNPO法人 伊豆の田舎暮らし夢視支援センターが、移住に関する相談や案内を行っています。実際に、お試し体験移住施設に滞在することも可能です。
さらに、移住希望者の住宅確保を応援する空き家バンクでは、町内にある空き家情報を町が公開し、必要に応じてNPO法人伊豆の田舎暮らし夢支援センターが仲介を行っています。
南伊豆町(みなみいずちょう)|お試し移住制度など
出典:南伊豆町・移住ポータルサイト
伊豆半島の最南端に位置する南伊豆町は、面積の70%以上を山林・原野が占めている町です。弓ヶ浜や石廊崎、下賀茂温泉等がある人気の観光地としても知られています。
人口の46%を65歳以上の高齢者が占める南伊豆町は、移住希望者への支援を積極的に行っています。
例えば、移住を考えている方へ、生活スタイルや期間に応じて短期・中期・長期の3段階でのお試し移住制度。
さらに、地元の住民が南伊豆町の魅力や暮らしぶりを伝えながら、現地を案内してくれる現地案内人制度も魅力的です。
実際に南伊豆町で暮らす人と触れ合うことで、不安や心配事を相談できるのではないでしょうか。
松崎町(まつざきちょう)|空き家バンクなど
出典:理想の伊豆は松崎にある
伊豆半島西海岸の南部に位置する松崎町は、年平均気温16.1度と温暖な気候の海沿いの町です。少子高齢化が進んでいる松崎町は、積極的に町への移住をサポートしています。
松崎町への定住促進による地域活性化のため、さらに町内にある空き家や空地(宅地)の有効活用のために空き家情報バンク制度があります。
また、空き家バンクに登録されている物件の改修工事や、家財などの処分にかかる費用を補助する空き家改修等補助金もあるのでチェックしてみましょう。
西伊豆町(にしいずちょう)|西伊豆町若者転入世帯定住促進補助金など
出典:西伊豆町移住定住ポータルサイト
西伊豆町は、伊豆半島西海岸の中央に位置する町。日本の夕陽100選にも選ばれている大田子海岸など、いくつかの夕陽スポットがあります。
西伊豆町では定住人口の増加を図るため、西伊豆町へ転入した若者世帯やひとり親世帯に対し、賃貸住宅の家賃の一部を補助する西伊豆町若者転入世帯定住促進補助金制度を設けています。
また、空き家の解消、移住・定住を促進して地域の活性化を図るために、空き家バンク登録物件を改修する場合や家財等の処分費用の一部を補助する空き家改修等補助金制度も魅力的です。
後悔しないようしっかり準備して伊豆移住を実現しよう
海や山、川などの自然いっぱいの伊豆半島は、温暖な気候の中でゆったりとした暮らしがしたい人におすすめです。
移住を考えているなら、まずは活用できる支援制度を利用してみましょう。お試し移住などで、実際にその土地で暮らしてみると色々なことが分かってくるに違いありません。
自分のライフスタイルに合った暮らし方ができるのか、希望の仕事は見つかるのかなど、しっかり見定めて移住先を決めるのが大切です。
伊豆半島への移住を検討している場合、自治体が行っているさまざまなサポートを利用してみてはいかがでしょうか。