岡山移住におすすめの市町村(自治体)9選!活用したい移住支援制度と失敗や後悔しないためのポイント

岡山移住におすすめの市町村(自治体)9選!活用したい移住支援制度と失敗や後悔しないためのポイント

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岡山県は雨が少なく「晴れの国」とも呼ばれる温暖で過ごしやすい地域だ。さらに各都市へのアクセスも良いため移住先として考える人も多いのではないだろうか。今回は、移住支援制度の充実したおすすめの移住先(自治体)を9つ紹介する。岡山移住をするメリット・デメリット、補助金などの支援制度もあわせて紹介するので、岡山への移住を考える人はチェックしておこう。

目次

移住する前に知っておきたい岡山県の基本情報

岡山移住を成功させるためには、まずどのような場所か理解しておくことが大切だ。地理や人口、気候、産業など基本情報をしっかり押さえておこう。

地理

岡山県は本州の西側にある中国地方に位置する県で、北は山陰地方に、南は瀬戸内海を挟み四国と接し、東は兵庫県、西は広島県と接している。

総面積は7,114.33㎢、国土面積の1.9%を占める全国で17番目に大きな県だ。

県北部は緑豊かなエリアで、美作三湯(湯原温泉、奥津温泉、湯郷温泉)と呼ばれる全国的に有名な温泉地を有する。

県南部には穏やかな瀬戸内海が広がり、そこには80を超える島々が浮かぶ。その多島美は、多くの人の心を魅了している。

参考元:岡山県の概要|おかやま晴れの国ぐらし

人口

総務省の「R2 年国勢調査人口速報集計」によると、岡山県の人口は1,889,607人、世帯数は798,357世帯となっている。

岡山県の人口の特徴は、岡山市と倉敷市に県の人口の半数を超える約64%が集中している点だ。県の総人口は1,889,607人だが、岡山市と倉敷市だけで約120万人が居住している。

気候

岡山県の気候は、県北部と県南部で大きく異なるのが特徴だ。

県北部の中国山地側の地域は、年間降水率が1,600mmから2,000mmほどで、冬は気温も低くなるため積雪がある。

一方で、県南部は典型的な瀬戸内海気候となり、年間を通して温暖で年間降水量が1,000mmから1,300mmほどと過ごしやすい。

岡山県へ移住すると、夏は海でマリンアクティビティや涼しく過ごせる県北の高原で涼んだり、冬はスキーやスノーボードといったウィンタースポーツや温泉など、オールシーズン楽しむことも可能だ。

参考元:よくある質問|おかやま晴れの国ぐらし

産業

岡山県は、製造業などの第2次産業の生産割合が高い。

水島臨海工業地帯では、自動車・電子機器・造船・農業機械といった加工組立型産業を中心に、耐火物や繊維など優れた技術を持つ企業が多く「ものづくり県」とも呼ばれている。

また、岡山県は温暖な気候を活かした農業も盛んだ。桃・マスカット・ピオーネは品質と栽培面積ともに全国1位を誇っており、海外でも“岡山ブランド”として高く評価されている。

参考元:岡山ってどんなところ|大好き!晴れの国おかやま
参考元:岡山県の概要|おかやま晴れの国ぐらし

岡山に移住したくなる6つの魅力

岡山に移住したくなる6つの魅力

移住先として選ばれることも多い岡山にはさまざまな魅力があるが、移住先として考えたときの岡山の魅力は次の6つだ。

  • 気候の変動が穏やかで暮らしやすい
  • 各主要都市へアクセスしやすい
  • 自然豊かで食べ物も美味しい
  • 産業の種類が豊富でさまざまな仕事がある
  • 移住・定住に積極的
  • 子育て支援が充実している

それぞれの魅力について、ひとつずつ見ていこう。

気候の変動が穏やかで暮らしやすい

岡山県は雨が少なく「晴れの国」とも呼ばれる温暖で過ごしやすい地域だ。

ただし、前述した通り、県北部と県南部で大きく気候が異なるため、気候が穏やかで過ごしやすい地域への移住を希望する場合は、岡山市や倉敷市など県南部の地域を選ぶようにしよう。

各主要都市へアクセスしやすい

JR岡山駅には、東京、大阪、神戸、福岡といった主要都市を通る新幹線(東海道・山陽新幹線)が停車する。

また、JR岡山駅から東西南北に複数の在来線(山陽本線、赤穂線、瀬戸大橋線・宇野みなと線(宇野線)、津山線、桃太郎線(吉備線)、伯備線も乗り入れるなど、交通利便性が高い。

また、高速道路を使用する場合、岡山ICから大阪・広島へ約2時間、新幹線を利用すると大阪へ約50分、東京まで約3時間半でアクセスできる。

さらに、岡山は空の玄関口としても便利だ。岡山桃太郎空港からは、国内線が3路線(東京・札幌・那覇)が運航。

空港までのアクセスも岡山市の中心部から車で約30分と、利便性の高い場所に位置している。

このような関西圏や首都圏へのアクセスの良さも、岡山移住を希望する人の多い理由のひとつだ。

参考元:岡山県の概要|おかやま晴れの国ぐらし
参考元:岡山|JRおでかけネット
参考元:岡山桃太郎空港について|岡山岡山桃太郎空港

自然豊かで食べ物も美味しい

岡山県は、中国山地の雄大な山々、広大な吉備高原、瀬戸内海沿岸には瀬戸内海独特の美しい自然など、自然環境にも恵まれている。

温暖な気候や豊かな自然を生かした農業も盛んで、白桃やマスカット、ピオーネなど、岡山県は「くだもの王国」としても有名だ。

また、岡山県は三大河川(旭川、吉井川、高梁川)からの豊富な水と肥沃な土、晴れの日が多い温暖な気候に恵まれ、米作りも盛んに行われている。

さらに、美味しく瀬戸内海に面しているため、四季を通してさまざまな海産物が手に入りやすい。

移住を希望する人の多くが、「自然豊かで食べ物が美味しい所へ移住したい」と考えているのではないだろうか?このような観点から見ても、岡山県は魅力的な移住先だと言える。

産業の種類が豊富でさまざまな仕事がある

前述した通り、岡山県は製造業など第2次産業の生産割合が高く、温暖な気候を活かしたフルーツや米など農業も盛んに行われている。

さらに製造業や農業の他に、出版・通信教育業、食品メーカー、林業、漁業などさまざまな産業が発達しているため、岡山県は仕事の選択肢が多い。

近年は新型コロナウィルスの影響で全国的に有効求人倍率が下がっているが、岡山県は全国のなかでも高い有効求人倍率を誇る。

【有効求人倍率の推移】(単位:倍)

(令和4年)1月2月3月4月5月6月
全国1.201.211.221.231.241.27
岡山県1.431.441.441.471.491.53
岡山管内1.671.651.531.411.371.45
西大寺管内1.331.261.221.141.121.13

参考元:有効求人倍率の推移 |岡山市

有効求人倍率とは、有効求人数を有効求職者数で割った数値のことを意味し、ひとりの求職者に対してどの程度の求人があるかを示している。

「移住はしたいけど、仕事が決まるか不安」という人は、産業の種類が豊富で有効求人倍率の高い岡山県への移住を検討してみるのもひとつの手だ。

ただし、都市部と比べると給与の水準は低いため、これまでと同じレベルの収入を得ることは難しいかもしれない。給与水準を下げたくない場合は、現在の仕事をリモートで継続できないか検討してみると良いだろう。

移住・定住に積極的

岡山県は、移住・定住に関する支援やサポートが充実している。

例えば、最大100万円の支援金を受け取れる移住支援金制度や、オンラインでの移住相談、移住前の短期滞在などにおすすめのお試し住宅、空き家探しに便利な空き家バンクなどがある。

また、各自治体ごとに魅力的な支援制度が用意されているため、気になる地域があれば一度公式サイトをチェックしてみよう。

記事の後半で岡山移住で活用したい支援制度やサポートについて詳しく解説するので、そちらも参考にしてみてほしい。

子育て支援が充実している

岡山県は子育て支援に積極的で、子育て世帯にとってありがたい制度が豊富にそろっている。

例えば、県内在住の小学校第年生までの児童を持つ家庭や妊娠中の方に対し「ももっこカード」を発行しており、協賛店舗で提示すると、割引やポイント割増などのサービスを受けることが可能だ。

また、県が運営する公式ホームページ「子ども未来課」では、子育て支援やイベント情報、子ども未来課の取り組みを積極的に発信している。

子育て支援の内容は、岡山県内でも自治体によって内容は異なるが、県庁所在地である岡山市では、以下のような子育て支援を行っている。

子育て支援内容
医療費助成・子ども医療費助成制度健康保険に加入する中学生までの子どもが医療機関で受診した場合、医療費の自己負担額の一部または全部を助成。
さんさん育児相談・オンライン育児相談各会場において身長・体重などの計測をしたり、発育や発達についての育児相談を提供。
赤ちゃんの駅・岡山市と倉敷市が連携して登録。・自由におむつ替えや授乳ができるスペース、ミルク用のお湯の提供など。
ファミリー・サポート・センター育児サポートをしてほしい方と育児をサポートしたい方が育児の相互援助活動を行うシステム。・会員登録費や会費は不要。・平日の午前7時~午後7時まで:1時間700円・土日祝日、年末年始の休日や平日の上記以外の時間での利用:1時間900円

参考元:岡山市の子育て支援|岡山市

上記は岡山市が実施している子育て支援の一部だが、自治体ごとに取り組みに違いがあるため、移住を希望する地域があれば、市町村の公式ホームページをチェックしてみよう。

後悔しないために|岡山に移住する前に知っておきたいこと

後悔しないために|岡山に移住する前に知っておきたいこと

多くの魅力がある岡山移住だが、移住後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためにも、岡山移住のデメリットについても理解しておこう。

岡山に移住する前に知っておきたいデメリットは、次の5つだ。

  • 基本的に車の所有が必須
  • 運転マナーが悪い
  • 観光スポットが少ない
  • 商業施設や医療機関が少ない
  • 閉鎖的な気質で馴染みにくい

それぞれ順番に説明していく。

基本的に車の所有が必須

岡山県に限らず地方移住をする際は、車の所有が必須となることが多い。

岡山市内の利便性の高い場所であれば、車なしでも生活できるかもしれないが、基本的に車の所有がほぼ必須となる。

車があることで、「観光地へ出かける」「趣味を楽しむ」など、行動範囲も広がりやすい。免許を持っていない人は、移住する前に免許取得と車の購入についても検討してみよう。

運転マナーが悪い

ネット上で岡山県について調べてみると、「ウインカーを出さない」「スマホを見ながら運転する」など、運転マナーが悪いという声も少なくない。

2016年にJAFが行った「交通マナー」に関するアンケート調査結果によると、岡山県は「方向指示器(ウインカー)を出さずに車線変更や右左折する車が多い」という問いに対して、とても思うが53.2%、やや思うが37.8%と、91%もの県民が認めている。

参考元:「交通マナー」に関するアンケート調査結果|JAF

観光スポットが少ない

岡山には倉敷美観地区や後楽園、岡山城など観光スポットもあるが、全国的に有名な観光スポットは少なめだ。

休日は観光地へ出かけたり、岡山に遊びに来てくれた人を観光案内したい場合は、物足りなさを感じてしまう可能性はあるだろう。

商業施設や医療機関が少ない

岡山には観光スポットが少ないと前述したが、岡山には商業施設や医療機関の数も少ない。

ただ、岡山市の駅構内や駅周辺には、さんすて岡山、岡山一番街、イオンモールなど大型商業施設がいくつか存在する。

また、2022年9月には岡山市内に杜の街グレースがオープンした。

杜の街グレースには、岡山初となるフードホールやスーパー、生活雑貨、花屋、クリニックなど多くの施設が入る予定となっている。

ある程度利便性や都会的な雰囲気を求める人は、県内で最も栄えている岡山市への移住を検討してみよう。

閉鎖的な気質で馴染みにくい

全体的な傾向として田舎は、都会と比べて閉鎖的な傾向がある。岡山も例外ではなく、移住した人のなかには「閉鎖的でなじみにくい」と感じる人も多いようだ。

県南は特に災害が少なく雪も降らないため、助け合いや声かけをせずとも暮らしていけるため、助け合いの精神が他県より少ないのかもしれない。

ただ、どこで暮らしても言えることだが、良い人もいれば悪い人もいるものだ。相性もあるため、実際に移住して馴染めそうか、一度移住希望先を訪れてから決断することをおすすめする。

岡山県ではお試し住宅を提供しているエリアもあるので、ぜひ活用してみよう。

岡山移住におすすめのポータルサイト3選

岡山移住におすすめのポータルサイト3選

移住を考えるとき、まず目を通しておきたいのがポータルサイトだ。

ポータルサイトには、移住したい人の欲しい情報がまとめられているため、必要な情報をすぐに探し出すことができる。

岡山移住を考える際にチェックしておきたいポータルサイトは、以下の3つだ。

おかやま晴れの国ぐらし

おかやま晴れの国ぐらし

出典:おかやま晴れの国ぐらし

おかやま晴れの国ぐらしは、岡山県が運営する移住ポータルサイト。

移住支援制度の一覧、市町村ごとの概要や行っている支援・サポートの詳細、岡山県の住宅・土地物件情報、仕事情報など、岡山県への移住を考えている人へ向けた情報が網羅されている。

移住計画の立て方のページもあるので、岡山移住を成功させるためにも一度目を通しておこう。

おかやまぐらし相談センター

出典:おかやまぐらし相談センター

おかやまぐらし相談センターのサイトは、岡山県の7市町(岡山市・津山市・瀬戸内市・赤磐市・真庭市・和気町・久米南町)で働く・暮らすための情報を届けるUIJターンサイト。

サイト内では、各市町の移住者へのインタビューや求人情報、移住に関するイベント情報などを提供している。

東京と大阪にオフィスがあり、就職支援・移住相談をおこなっている。近くであれば一度立ち寄って相談してみよう(オンライン・メールによる相談も可)。

相談・問い合わせ
東京オフィス
東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館ビル6F
0120-936-751
大阪オフィス
大阪市北区茶屋町1-27
ABCマートビル5F
0120-936-708
共通:okayama-uij@lec.co.jp

岡山移住ガイド

岡山移住ガイド

出典:岡山移住ガイド

岡山移住ガイドは、岡山市在住の個人が運営する岡山移住ガイドだ。

くらし・住まい・仕事・ひと4つのカテゴリ に分かれており、岡山県への移住の評判、ランキングで見る岡山の県民性、岡山の災害リスクまとめなど、岡山移住に関するリアルな情報を手に入れることが可能だ。

岡山で実際に生活する様子をリアルにイメージできるので、ぜひチェックしてみよう。

岡山移住で活用したい移住支援・サポートの主な種類

岡山移住で活用したい移住支援・サポートの主な種類

岡山移住をする際に、活用したい移住支援・サポートは以下の4つだ。

  • 移住支援金制度
  • オンライン移住相談
  • お試し住宅
  • 空き家バンク

これらの移住支援・サポートは、岡山県内のさまざまな自治体で実施されている。

しかし、必ずしも移住希望先で必ず行われているとは限らないため、予め公式サイトなどをチェックして確認しておこう。

移住支援金制度

岡山県では、県内中小企業などの求人を掲載するマッチングサイト「晴れの国で働こう!岡山県しごと情報サイト」を利用して東京23区から県内へ移住・就職する方に、最大100万円の移住支援金を支給している。

移住支援金は、次の要件を全て満たした人が対象となる。

(1)移住直前に連続1年以上、かつ、移住直前10年間で通算5年以上、東京23区に居住していた方

又は東京圏(埼玉県、千葉県、東京都及び神奈川県)から東京23区に通勤していた方
ただし、東京23区内の大学等に通学し、東京23区の企業へ就職した場合は、大学等への通学期間も通勤期間に通算することができます。

※ただし書きについては、令和3(2021)年4月1日以降に移住した場合に適用

(2) 移住後、転入先の市町村に5年以上継続して居住する意思のある方
(3)岡山県が、マッチングサイト「晴れの国で働こう!岡山県しごと情報サイト」に移住支援金の対象として掲載する求人に新規就業した方

引用元:東京23区からのIJUターン就職支援事業(移住支援金(就業関係分))について | 岡山県

移住支援金は、2人以上の世帯に100万円、単身世帯に60万円と、非常に手厚い支援となっているため、条件に当てはまる人はぜひ活用してほしい。

※2023年度4月より1世帯につき最大100万円の支給に加え、18歳未満の子どもに対する支援金がひとりあたり最大30万円から100万円に加算される予定

オンライン移住相談

オンライン移住相談とは、岡山県によるZoomを使用したオンライン移住相談だ。対応してくれるのは、原則東京窓口(新橋)のスタッフとなる。

公式サイトのカレンダーから予約をすると岡山県からメールが届き、メールに記載されているURLをクリックするだけで簡単に移住相談ができるので、気になる人はぜひ利用してみよう。

相談・問い合わせ
岡山窓口
岡山県 中山間・地域振興課
086-226-7862
東京窓口(有楽町)
NPOふるさと回帰支援センター
090-6344-1948
03-6273-4401
東京窓口(新橋)
とっとり・おかやま新橋館
03-6280-6280-6951
大阪窓口
大阪ふるさと暮らし情報センター
090-6344-1965
06-4790-3000

参考元:おかやま晴れの国ぐらし

お試し住宅

岡山県内の多くの自治体がお試し住宅を提供している。

例えば、倉敷市ではJR新倉敷駅から徒歩約12分の場所に全6戸のお試し住宅を完備。利用期間は2泊3日から29泊30日まで。利用期間中に1回だけ延長(最長59泊60日)することも可能だ。

倉敷市のお試し住宅詳細

  • アクセス:JR新倉敷駅から徒歩で約12分
  • 利用期間:2泊3日から29泊30日(利用期間中に1回だけ延長可、最長59泊60日)
  • 利用料金:1室1泊1,000円(自転車利用料)
  • 駐車場:あり(4台)

参考元:倉敷・流域お試し住宅 6戸|倉敷市

空き家バンク

空き家バンクは、空き家を貸したい人と借りたい人とのマッチングができるサービス。

岡山県内の空き家物件を探したい場合は、住まいる岡山でネット検索することもできる。

住まいる岡山とは、岡山県内の99%が加盟する公益社団法人岡山県宅地建物取引業協会と、一般社団法人岡山県不動産協会が合同で運営する不動産情報サイトのこと。

物件検索システムへ希望条件を入力すると、希望に合った物件が表示される仕組みだ。

移住・定住相談窓口に電話で希望条件を伝えたい場合は、各自治体の窓口へ直接連絡してみよう。

参考元:空き家バンク物件特集(岡山県空き家情報流通システム)|住まいる岡山

岡山の移住支援制度が充実している市区町村(自治体)9選

岡山の移住支援制度が充実している市区町村(自治体)9選

最後に、移住支援制度が充実している岡山県内の自治体を9つ紹介する。支援を活用しておトクに移住したい場合は、以下の自治体の中から移住先を探してみよう。

岡山市(おかやまし)

岡山市(おかやまし)

出典:おかやま生活

岡山市は、岡山県の県庁所在地。人口は約72万人と県内で最も多くの人が集まる政令指定都市だ。

気候が良い、ハレの国、災害が少ないイメージから岡山県が選ばれ、新幹線、空港、高速道路などのアクセスの良さから移住先として岡山市を選ぶ人も多い。

JR岡山駅から新幹線で大阪まで約45分、名古屋から約1時間30分、東京から約3時間10分と主要都市へのアクセスも抜群だ。

駅周辺にはショッピングモールや映画館、飲食店など充実しているため、地方移住をしても都会的な生活を送りたい人にぴったりな移住先だと言えるだろう。

また、岡山市は岡山県の中心都市でもあるため、仕事の種類が多いのも魅力のひとつ。仕事の豊富さから岡山市を移住先として選ぶ人も多い。

おかやまぐらし相談センター、移住下見ツアー、子育て世代への岡山市移住支援金、移住者への家賃補助、就職・転職活動のための交通費補助など、さまざまな支援制度・サポートが揃っているので、おトクな移住も叶えられる。

備前市(びぜんし)

備前市(びぜんし)

出典:かたちづくる街

岡山県の南東部に位置する自然環境に恵まれた備前市は、東隣は兵庫県赤穂市、上郡町との県境となっており、関西方面との行き来が盛んだ。

日本遺産である特別史跡 旧閑谷学校と備前焼で有名な備前エリア、かや葺き民家が点在する吉永エリア、活気ある漁師まち日生エリアと、3つのエリアごとに特徴がある。

京阪神から最も近い岡山県の街であり、山も海も離島もあるほど良い田舎だ。地域おこし協力隊も多く、情報発信の積極性が際立つ自治体でもある。

備前市は、子育て世帯やセカンドライフ世帯が多い。これは、給食費無料、18歳まで医療費無料などの子育て支援施策も功を奏しているのだろう。

山と海の景色が調和した備前市には、森の冒険ひみつ基地 備前プレーパークや、備前陶芸センターといった人気スポットもあり、多くの人が訪れている。

周辺自治体と比べた際の3年間の半額家賃補助、リフォーム補助50万円、お試し住宅、移住調査宿泊費補助金、移住相談など、移住定住に関する制度が充実している点も魅力だ。

美咲町(みさきちょう)

美咲町(みさきちょう)

出典:地域みらい課|美咲町

岡山県のほぼ中央に位置し、県北部の中心都市・津山市や美作市、真庭市、久米南町などと隣接する美咲町は、関西や関東からのIターン者が多い。

日本棚田百選にも選ばれており、棚田のある美しい風景の広がる自然豊かな土地だ。毎年農業体験が行われるなど、農業に関心を持つ人にとって魅力の高い土地だと言える。

町内で新たに農業に従事し、専業として将来にわたり農業経営を続ける意思があるなどの条件を満たすと、50,000円の奨励金を受給できる。

心機一転農業を始めたい人は、美咲町を移住先の候補のひとつにしてみると良いだろう。

新婚向け賃貸住宅家賃補助金交付制度や結婚定住促進祝金など、新婚カップルへの支援も充実しているため、結婚を機に移住を検討している人は、お得な移住を叶えられる。

津山市(つやまし)

津山市(つやまし)

出典:仕事・移住支援室|津山市

津山市は、県の北東部に位置しており、古くから交通の要所として栄えた城下町だ。

現在も地山城跡や昔ながらの街並みなど歴史的名所が数多く残る津山市は、自然も豊かで、阿波地域は「にほんの里100選」にも選ばれている。

津山ぐらし移住サポートセンター、お試し住宅や空き家活用定住促進事業補助金、子供医療費公費負担制度、など移住支援やサポートも充実。

地域交流をしながら農業と生活体験ができる、農業トライアルワーク事業も行っているので、移住後に就農したい方にもおすすめの移住先のひとつだ。

総社市(そうじゃし)

総社市(そうじゃし)

出典:総社市への移住・定住のご案内|総社市

岡山県の南西部に位置する総社市は、吉備高原や高梁川、瀬戸内の温和な気候風土に恵まれた自然豊かな土地だ。

吉備文化発祥の地である総社市には、古代山城の鬼ノ城や作山古墳など史跡が数多く存在。美しい自然と歴史的な景観が調和する魅力的な土地だ。

移住・定住にも積極的で、総社市の移住・創業サポートサイト住もう!そうじゃ、お試し住宅、そうじゃ商人(あきんど)応援事業補助金など、さまざまな支援が受けられる。

特に小児医療費公費負担助成制度、不妊・不育治療助成金給付制度、英語特区など、子育て支援が充実しているのが特徴だ。

笠岡市(かさおかし)

笠岡市(かさおかし)

出典:移住・定住の支援制度|笠岡市

笠岡市は岡山県の南西部に位置しており、海・山・島という魅力的な自然に恵まれたエリアだ。JR山陽本線笠岡駅、国道2号や山陽自動車道笠岡ICで繋がれており、交通利便性も高い。

笠岡市の特徴としては、子育て支援が充実しているという点だ。中学生までの医療費が無料、子育てコンシェルジュの配置など、さまざまなサポートを受けながら安心して子育てができる。

そのほかに、笠岡市内のお仕事情報サイトかさおか夢ワーク、お試し住宅新築助成金、新婚世帯家賃補助、などさまざまな取り組みを行っている。

高梁市(たかはしし)

高梁市(たかはしし)

出典:住もうよ高梁

岡山県の中部に位置する高梁市は、夏は四国山地、冬は中国山地により季節風が抑えられるため、気候が温暖で過ごしやすい岡山県のなかでも特に温暖で自然災害も少ない土地だ。

高梁市には、国の重要文化財である備中松山城や令和2年に日本遺産として認定された吹屋ふるさと村など、歴史的建造物が多いため歴史好きにもおすすめの移住先だと言える。

お試し住宅、空き家活用家賃助成金、新婚世帯家賃助成金、定住促進住宅新築助成金、出産祝金支給制度、子ども医療費給付制度など、住居に関する補助や子育て支援も充実している。

新見市(にいみし)

新見市(にいみし)

出典:移住への支援制度|移住・定住 え〜くらし新見

新見市は、岡山県の西北端に位置しており県内2番目の面積を誇る。高梁川の源流域に位置しており、総面積の約87%を森林が占めるのが特徴だ。

この自然豊かな地には、井倉洞、鯉が窪湿原、満奇洞など、色を通して美しい自然の景観を楽しめる。

新見市は、光ファイバーケーブルを各家庭・事業所に接独するラストワンマイル事業の推進のほか、他の地域に先駆けて全国で初めて電子投票を実施するなど、情報通信環境の充実に積極的に取り組んでいる。

お試し住宅、移住ツアー、空き家の購入・改修・家財整理の経費補助、子育て支援金、子育て医療費医療女性、保育料補助など、移住・定住に関する制度も豊富だ。

瀬戸内市(せとうちし)

瀬戸内市(せとうちし)

出典:企画振興課|瀬戸内市

瀬戸内市は岡山県の東南部に位置しており、中央部には千町平野が広がり、市の西端を吉井川が流れ、東南部は瀬戸内海に面し多島美を堪能できる。

瀬戸内海で水揚げされる新鮮な魚介類が手に入りやすく、特に牡蠣は有名だ。さらに日照量の多い気候を活かした農業も盛んで米、麦、ブドウ、ミカン、白菜などの栽培も行っている。

お試し住宅や空き家バンク、瀬戸内市移住交流促進協議会によるお試し体験ツアーなど移住・定住にも積極的。子どもの医療費が18歳まで無料など子育て支援にも力を入れている。

岡山移住はメリット・デメリットを踏まえたうえで計画しよう!

メリット・デメリットを踏まえたうえで岡山移住を計画しよう!

岡山県は「晴れの国」と呼ばれる、雨が少なく温暖で過ごしやすい地域だ。関西圏や首都圏へのアクセスも良いため、移住先として人気が高い。

多くのメリットのある岡山県だが、運転マナーが悪い、馴染みにくいといったデメリットも存在する。どこであってもメリット・デメリット両面あるため、移住を成功させるためには、どちらも知ったうえで決断することが大切だ。

岡山県は移住支援・サポートも充実しているため、移住希望先で自分たちの受けられるものがあれば、積極的に活用しておトクに移住を叶えよう。

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