群馬県高崎市への移住ガイド|メリット・デメリットや支援制度(補助金)・相談窓口も

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高崎市は群馬県の中央に位置する県内最大の都市です。子育て支援制度の充実はもちろん都心へのアクセスも良く、移住者が増加しています。今回は、群馬県高崎市に移住をおすすめする理由や支援制度についてご紹介します。高崎市の特徴を知りたい方はぜひ参考にしてください!

目次

群馬県高崎市の基本情報

群馬県高崎市は人口36万6,547人、世帯数17万2,020世帯の方が生活する県内最大都市といわれる地域です。

「全47都道府県幸福度ランキング」の第3位にランクインし、「窓口相談者が選んだ移住希望地ランキング(2021)」では5位に選ばれるなど、住みやすさが人気の街として知られています。とくに、コロナでリモートワークは普及した時期から人気が出ている地域です。

また、ダルマの生産量は日本一で、全国の約80%を占めています。観光名所では「紅葉の名所100選」に選出された榛名山や榛名湖が有名で「日本100名城」に選ばれた箕輪城も地元の方々に長年愛されています。

ご当地グルメは上州カツ丼やみそパン、オランダコロッケなどが有名です。

参照:人口及び世帯数|高崎市

高崎市への移住がおすすめな理由

高崎市への移住がおすすめな理由は、都内へのアクセスが良い、東京に比べて物件が低価格などさまざまあります。自然災害に強い地域でもあり、現在移住を検討している方のなかには魅力に感じるポイントかもしれません。

新幹線も利用可能で都内へのアクセスが良い

高崎市は、電車だけでなく新幹線も利用できるため、移住をしても都内へアクセスしやすい環境が整っています。

たとえば、高崎駅から東京駅までは上越新幹線と北陸新幹線を利用すれば約50分でアクセスできます。月に数回都内に足を運ぶ必要がある方でも、新幹線を使えば満員電車を避けて通勤ができるでしょう。

また、通勤中に仕事の整理をしたり趣味の時間に充てたりすることができ、時間を有意義に使えるのも嬉しいポイントです。

東京に比べて物件が低価格

高崎市では東京と同じ広さの家を買った場合、東京よりも価格を抑えて家を買ったり賃貸を借りたりすることができます。高崎市の家賃相場は、主に以下のとおりです。

アパート・マンションの家賃平均5.3万円
2K~2LDK5.5万円
1K~1LDK5.0万円
ワンルーム4.5万円

(2022年10月現在)

高崎市では約6万円以内でアパートやマンションを借りることができます。また、高崎市では10万円前後で住める一戸建ての賃貸物件も多く見られます。

エリアによっては土地の相場が低い場所もあるため、価格を抑えて注文住宅を建てたい方や手頃な価格の新築物件を探したい方にも適した地域と言えるでしょう。

「東京から少し離れてもいいから広い家に住みたい」などと考える方には高崎市への移住がおすすめです。

スーパーが多く買い物に困らない

高崎市は買い物に便利なスーパーが多くあるのも魅力的なポイントです。

高崎駅西口には老舗の大手百貨店「高崎タカシマヤ」、東口に行けば群馬県のお土産選びに困らない「イーサイト高崎」があります。

高崎タカシマヤ付近には8階建ての「高崎オーパ」もあり、イオンのスーパーマーケットが利用できるためファッションだけでなく食品の購入も可能です。そして、駅ビル内には「高崎モントレー」が位置し、駅の外に出なくても買い物が楽しめ、雨の日に濡れる心配もありません。

また、車で移動すればコストコが利用できたり、2024年にはIKEAがオープン予定だったりとますます活気が溢れる街へと進化するでしょう。

都内では難しい体験が手軽にできる

高崎市に移住すれば、都内では難しいさまざまな体験が気軽に楽しめます。

たとえば、都内でキャンプなどのアウトドアを楽しもうと思っても、すぐにできる場所は少ないのが現実です。しかし、群馬県には多くのキャンプ施設があり、榛名山や榛名湖などでハイキングも楽しめます。

また、自然を楽しみながらゆっくりしたい方に人気の軽井沢へのアクセスは、都内よりも1時間早く到着できます。

さらに、群馬県には温泉施設で有名な「草津温泉」をはじめとした名湯の宝庫で、温泉を気軽に楽しめるのも嬉しいポイントです。

また、都内に比べて物件が低価格で手に入る高崎市でお家を立てれば、「おうちアウトドア」を楽しむことができます。

子どもに嬉しい学習環境が整っている

高崎市には高校が13校、市内には大学もあり進学に困ることはありません

また、市内には、さまざまなジャンルの学習が楽しめる施設が揃っており、「高崎市少年科学館」にはプラネタリウムが併設されているため、科学や惑星の知識を深めることができます。

ほかにもスポーツイベントに活用される高崎アリーナなどもあり、さまざまな文化と触れ合える地域です。

自然災害のリスクが少なく安心して暮らせる

日本は、地震や津波などの自然災害が多く避けては通れないものですが、群馬県はほかの地域に比べて自然災害のリスクが低い街といわれています

群馬県は、日本の内陸に位置するため、地盤が強いのが特徴です。1919年1月から2022年3月までのデータでは、震度4以上の地震の回数が関東甲信越で最も少ないという結果が出ています。

また、水辺が少なく水害の影響を受けにくいため、水害による被害総額は関東で最も低く、水害による死者数も全国のなかで少ないなどの結果もあり、安心で安全な暮らしができる地域と言えるでしょう。

高崎市に移住する際に注意しておきたい3つのポイント

高崎市に移住する際に注意しておきたいポイントを3つご紹介します。移住してから後悔しないためにも、しっかりと把握しておきましょう。

バスや電車の本数が少ない

高崎市は新幹線が利用でき都内へのアクセスが可能ですが、バスや電車の本数は少ないため注意が必要です。

電車は多くても1時間に4~5本と、5分に1本利用できる都内に比べて本数は少なめです。利用時間や場所によっては、1時間に1本しか利用できない場合もあります。

出勤体勢がほとんどリモートワークの場合は問題ありませんが、毎日通勤する方は、時間に余裕をもって行動しましょう。

市内の移動には車が必要不可欠

高崎市内を移動するには車が欠かせません。お買い物に便利なショッピングモールを利用するには、車での移動が主です。子育て中の方は子供の塾の送迎など徒歩で通うのは難しく、車が必要となります

また、大人1につき車1台を所有するご家庭が多く、一世帯で複数台車を管理している場合が多いため、ガソリン代や自動車税など車の維持費用がかかるため注意しましょう。

駐車場つきの物件が多かったり出先での駐車代金は安い場合が多く、駐車に関しては困ることは比較的少ないです。

高崎駅付近の地価は上昇傾向にある

高崎駅付近は近年人気エリアのため、地価が少しずつ上昇しています。高崎市の地価相場は、主に以下のとおりです。

エリア地価相場(/坪)
高崎駅周辺約54万3,000円
栄町周辺約122万8,000円
中居町周辺約32万円
倉賀野駅周辺約16万2,000円
箕郷町周辺約7万6,000円

(2022年10月現在)

栄町は高崎駅東口前のエリアを指します。中居町は栄町の先にあり駅より少し遠く、駅周辺の商業エリアと駅から少し離れた住宅エリアで地価に大きな差が出ているのが分かります。

また、倉賀野駅は高崎駅から少し離れた場所に位置し、箕郷町はより中心地から離れています。

上記の結果より、高崎駅に近づくにつれて地価相場は高い傾向にあり、中心地から離れるほど安く購入できることが分かります。

群馬県高崎市の移住支援制度(補助金)

高崎市ではさまざまな移住支援サービスを実施しています。子育てに心強い制度も複数見られるため、お子さまを連れて移住を検討中の方におすすめです。

それぞれの制度について詳しく解説します。

高崎市移住支援金制度

高崎市移住支援制度」は、東京や東京圏からの移住を促進する取り組みで、対象の法人に就業するなどの条件を満たせば支援制度の利用が可能です。

単身者には60万円、2人以上の世帯には100万円が支援され、18歳未満の世帯員を帯同する場合は、18歳未満の世帯員1人につき30万円が加算されます。

ただし、同一世帯で2人以上の受給はできないため注意しましょう。

高崎市移住促進資金利子補給金制度

高崎市では人口減少対策として一部の地域に移住する方向けに「移住促進資金利子補給金」の制度を設けています。倉渕地域、榛名地域、吉井地域に移住する方で自ら居住するための住居を取得する方や居住開始から1年以内の方などが対象です。

土地のみを購入する場合や同じ敷地内で建て替えをする場合などは、支援対象外のため注意しましょう。

空き家活用促進改修助成金

高崎市の空き家を購入する予定の方や1年以内に購入した方を対象とした制度です。市税の滞納がないことや過去に本助成事業の助成金の交付を受けていないことなどの条件を満たせばだれでも利用できます。

予算額に達すると募集を停止するため、早めに申請しましょう。

定住促進空き家活用家賃助成金

人口が減少が見られる倉渕、榛名、吉井地域に立地する空き家を活用して居住をする方へ家賃の一部を助成する制度です。

上限額は月額2万円と定められている、月額家賃額には管理費や駐車場費は含まれないなどいくつかの注意があります。

空き家事務所・店舗改修助成金

高崎市内の空き家を改修し事務所など、営業する方を対象に改修費用の一部を助成する制度です。空き家の活用促進を目的としています。

上限額は500万円で、助成の対象経費に2分の1を乗じて得た額が助成されます。

群馬県高崎市の子育て支援制度(補助金)

高崎市は子育て支援事業に力を入れているのも魅力のひとつです。不妊治療の支援などもあり、妊活を考えている方にも心強いでしょう。

それぞれの制度について詳しく解説します。

「妊婦健康診査補助券」による妊婦健診費用の一部助成

2021年から始まった制度で、母子手帳を交付された方を対象に妊婦健康診査費用のうち1万円分が助成されます。助成方法は補助券を活用して行われ、1,000円の補助券10枚分が配布され、自己負担金が1,000円を上回る場合に利用可能です。

使用枚数に制限がないため、検査に高額な費用がかかっても安心できるでしょう。

高崎市子育てSOSサービス

保護者の方が安心して生活できることを目的とし、妊娠期や出産後のご家庭でヘルパーによる支援が受けられるサービスです。食事の支援や片付けなどの家事支援、もく浴やオムツ交換などの育児支援が受けられます。

また、ヘルパーと保健師が連携した子育ての悩み相談窓口も利用できます。1時間250円の料金がかかりますが、1人で抱え込みやすい子育て期間の強い味方となるでしょう。

チャイルドシート貸出し

高崎市在住で5歳未満のお子さまがいるご家庭では、高崎市のチャイルドシート貸出し制度が利用できます。上記の制度は、お孫さんがいる方も利用可能です。

貸出期間は最長2ヶ月、返却時にクリーニング代として3,300円がかかります。

認可外保育施設の保育料等の補助制度(認可外保育施設第3子以降3歳未満児保育料等補助事業)

就労や介護、疾病などを理由にご家庭での保育が難しく、認可外保育施設を利用している方を対象に保育料や給食費を補助する制度です。第3子以降で3歳未満のお子さまを対象とし、1ヶ月64時間以上就労などをしている場合に利用できます。

1ヶ月の補助額の上限は2万4,000円です。

こども医療費助成

以前から15歳以下を対象に通院・入院などにかかる医療費の助成制度がありましたが、2023年4月からこども医療助成制度が見直され、助成の対象が18歳以下までとなりました。

お子さまを多いご家庭でも医療費の出費が軽減できるのは嬉しいポイントです。

ひとり親家庭等医療費支給制度

18歳までのお子さまがいるひとり親家庭を対象に、医療費の一部負担金などを支給する制度をいいます。

対象者はお子さまとその扶養者で、支援を受けるには「ひとり親家庭等の証明書」などを提出する必要があります。

ぐんまちょい得キッズパスポート(ぐーちょきパスポート)

飲食店などでパスポートを提示すれば割引サービスが受けられる制度です。18歳までのお子さまがいるご家庭だけでなく、妊婦中の方がいるご家庭でも利用できます。

受けられるサービスはお店ごとに異なり、パスポートには有効期限があるため注意しましょう。

また、高崎市では教育にも力を入れており、小中学生を対象にタブレットを1台ずつ配備するなど子どもたちの将来の選択肢が広がるような活動が見られます。

そのほかにも外国語を小学1年生から積極的に取り入れたり、市内の小中高等学校を対象にALT(英語指導助手)を配置したりなど海外や言語への興味を広げるための環境づくりにも力をいれています。

群馬県高崎市への移住は子育て環境にやさしい支援がたくさん!

高崎市は、群馬県の中央に位置する県内最大の都市です。都心へのアクセスがしやすい、自然災害が少ないなどで、コロナ化以降人気を集めています。

また、高崎市は、移住者の方を対象に「高崎市移住促進資金利子補給金制度」や子育て家庭を対象に「子ども医療費助成制度」などを実施しています。

移住を検討中の方は、ぜひ一度高崎市を訪れてみてください!

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