【地方→東京都】憧れの東京移住を実現!メリット・デメリットから補助金、支援、自治体選びまで徹底解説

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東京都は世界の中でも有数の大都市です。ところが、都市部だけでなく自然豊かな町も数多く存在しています。

夢の実現に向けて東京都心で働きたい方も、新しいライフスタイルを求めて自然を探す方にも、実は東京都がおすすめ。

ここでは、東京都で暮らすメリット・デメリットから、移住支援を積極的に実施している自治体までご紹介します。

目次

東京都へ移住するメリットは?

東京都で暮らすメリットを3つのポイントに絞って解説します。都会的な利便性と、豊かな自然を併せ持つ東京都の魅力に触れてみてください。

夢を叶えるチャンス大:仕事・キャリア

東京都には多種多様な企業がオフィスを構えており、膨大な業種から好きな仕事を探すことができます。日本経済の最先端を走る中心地として、大きな夢を叶えるチャンスにもたくさん出会えるはずです。

やりがいのある仕事に一生懸命向き合いたい。着々とキャリアを重ねて地位を築きたい。そんな上昇志向の方には、やはり東京都が一番!ライバルと競いながら、己を高めていける環境があります。

利便性が高い暮らし:交通・生活インフラ

東京都は、JR線25路線、私鉄線51路線、都営線6路線、廃線3路線、登録駅数660駅と、国内随一の交通性能を誇っています。

移動の際は基本的に電車でどこにでも行くことが可能。乗り入れ本数も非常に多く、5分から10分程度で次の電車が到着します。

学校、病院、スーパー、コンビニといった各種インフラ施設も整備されており、東京都内のどこに住んでも気軽に通うことができる点が魅力です。

充実した娯楽とクリエイティブの発信:文化

東京都には娯楽施設も充実!映画館や劇場、ゲームセンター、イベント会場など、親しい人と遊びに出かけられる場所がたくさんあります。

さらに、新宿、渋谷、原宿といった文化・クリエイティブの発信地も存在しているため、デザインやアート分野の最先端にも触れることができるはず!

東京都へ移住するデメリットは?

メリットに反して、東京都で暮らすにはデメリットも存在。こちらも3つのポイントに絞って解説していきます。

生活コストが高い:家賃・物価

東京都は国内で最も物価が高く、食材や電気・水道・ガス料金を中心に生活費が高くなる傾向にあります。

なかでも、家賃は全国平均55,695円から約1.5倍も高い81,001円が平均値。さらに、新宿区、港区、渋谷区などの都心部に住む場合は10万円前後の家賃がかかることに。

東京都と地方では、金額に対する部屋のクオリティ(広さ、設備等)が大きく変わってしまうギャップに注意が必要です。

通勤ラッシュの満員電車:移動のストレス

前述のメリットに交通性能が高いと書きましたが、こちらではその反面、電車の乗降者数が非常に多い点がデメリットとなっています。

世界規模の乗降者数ランキングを見ても、9位のインド・ハオラ駅を除き、上位トップ10を日本の駅が独占。1位から順に、新宿駅、渋谷駅、池袋駅がランクインしているようです。

それだけ多くの人々が行き交う駅は、移動だけでもストレスを感じる方が少なくないはず。一分一秒を争うような乗り方は避け、時間に余裕を持って行動することが重要です。

人間関係の希薄さ:孤独・孤立

都市部に行くほど人間関係が希薄になりがちだと言われています。ご近所づきあいもあまりなく、挨拶を交わす機会も少ないというのが現実です。

地方から東京都へ移住してくる場合には、友人がおらず心細い方もいるかもしれません。そんな時により孤独を感じやすくなってしまうのは、東京都のデメリットと言えるかもしれません。

東京都への移住で活用できる補助金(支援金)は?

東京圏から地方へ移住する際には、移住支援金を受け取ることができる場所がたくさんあります。反対に、地方から東京都(東京圏)へ移住する場合はどうでしょうか?

東京23区内・外に分けて解説します。

東京23区内

東京都の23区内に住む場合には、残念ながら移住支援金の支給はありません。そのため、国や都の援助なしに引っ越しを進めていく必要があります。

ただし、都民であれば利用できる助成金制度が設置されているため、条件を満たせば移住後に都民として何かしらの支援を受けることは可能かもしれません。

東京23区外

東京都の23区外(条件不利地域)に住む場合には、移住支援金を受け取れる場所があります

ただし移住支援金は、東京23区の在住者または東京圏から東京23区へ通勤している方が対象のため、埼玉県、千葉県、神奈川県以外の地方から移住してくる場合には適用されません。

移住支援金は国だけでなく自治体ごとにも設定されている場合があるので、東京圏以外から移住を希望されている方は、各市町村の支援金を確認するようにしてみましょう。

移住支援が充実した東京都の自治体5選

東京都の市町村では、積極的に移住支援を行っている地域があります。ここでは、移住支援が手厚いおすすめの自治体を5つご紹介します。

青梅市

青梅市は東京西部に位置する市で、JR青梅線が通っています。朝の通勤通学の時間帯には、「特急おうめ」や「青梅線通勤特別快速」が運行。

秩父多摩甲斐国立公園の玄関口に当たり、豊かな自然と触れ合えるのが特徴です。平日は都心部で仕事、休日は自然を満喫できる、都会と地方都市の生活を両立することができる場所となっています。

そんな青梅市の移住支援制度の一つが、青梅市独自に行っている、「おうめにきめた!移住支援金」

この制度は、地方創生移住支援事業で支給される移住支援金と非常によく似ており、最大で100万円の移住支援金を支給しています。ただし、対象者は限られているため注意が必要です。興味がある人は事前に条件を確認しておきましょう。

福生市

福生市は、東京の西部にあります。福生市の最大の特徴は、市の一部をアメリカ空軍横田基地が占めていることです。そのため、基地周辺にはアメリカの雑貨や古着などを取り扱う店舗が立ち並んでいます。

また、江戸時代に多摩川から江戸市中に水を引き入れるために作られた「玉川上水」が通過する場所でもあります。歴史と自然、そして異国情緒を感じられる場所が福生市です。

福生市で行われている移住支援制度の一つが、空き店舗活用補助金です。これは、市内の空き店舗を活用して、新たに事業を興す場合、出店に関わる経費などの一部を補助してくれます。

奥多摩町

奥多摩町は東京都の最西端にある町。全域が秩父多摩甲斐国立公園に囲まれており、豊かな自然の中で生活することができるのが特徴です。

奥多摩に通じる電車は、先ほどご紹介した青梅を通る青梅線。その終着点が奥多摩駅です。奥多摩駅まで都内から直通の電車がないため、都心への通勤を考えると、やや厳しめの移住先ではあります。

奥多摩町では移住支援金対象地域となっているため、最大100万円の支援金を受け取ることができる可能性も

さらに奥多摩町では独自に移住・定住応援補助金の制度を設けています。これは、45歳以下の夫婦、もしくは子どもがいる世帯、または35歳以下の人を対象にしたものです。奥多摩町で住宅の新築・改築・増築・購入をすると、最大220万円の補助を受けることができます。

神津島村

神津島は、東京竹芝桟橋からの船か調布飛行場から飛行機を使って訪れることができます。島内には標高572mの天上山があるため、山登りを楽しむことができ、島を取り囲む海ではマリンレジャーを楽しむことが可能です。

神津島では、東京の漁業を支える人材育成事業を行っています。漁業に従事する人をサポートするための支援として、神津島漁業協同組合に所属する研修生に対して、家賃の半額(月額35,000円以内)の補助があります。

大島町

大島町は伊豆諸島最大の島で、大きな特徴は島内に活火山である三原山があることです。1986年に500年ぶりの大噴火をし、今もなおその痕跡が残っています。

また、大島町は椿も有名。島のいたるところにやぶ椿が咲いており、その数は約300万本とも言われています。椿や三原山は大島町の貴重な観光資源となっているとか。

大島町の移住支援制度の一つとして、大学などの奨学金支給を受けた人が奨学金の返還をした場合、返還したお金の一部を補助するという制度があります。

これは、大島町外から大島町内に移住や転入をして定住をしている人を対象としており、学業のために島を離れた若者たちのUターンを支援してくれる制度であると言えるでしょう。

東京都への移住こそ自分に合ったプランを考えよう

東京都は煌びやかな都会のイメージもありますが、目線をずらせば豊かな自然に囲まれた生活を実現できる市町村も数多くあります。

東京都の中でも、どの地域に移住するかによって、多様な生き方が選択できるでしょう。暮らしの可能性を大きく秘めた場所として、移住先に検討してみてはいかがでしょうか。

なお、多摩地域と島しょ部の移住や定住に関する情報が集約されているのが、「東京たましま移住定住ポータルサイト」です。

このサイトには、各市町村の移住支援制度の紹介のほか、それぞれの地域で開催されているイベント情報や移住に関する相談窓口の連絡先が記載されているので、参考にしてみてください。

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