【山梨移住】支援制度(補助金)と自治体おすすめ10選!後悔や失敗しないためのポイントも

【山梨移住】知っておきたい支援内容とおすすめの自治体10選!後悔や失敗しないためのポイントも

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雄大な自然に囲まれた山梨県は、都心までのアクセスも良く移住先として人気が高い。しかし、いざ移住するとなると、さまざまなことが気になるのではないだろうか?

今回は、山梨県の魅力や移住するメリット・デメリットを紹介する。国や自治体による補助金などの支援制度も紹介するので、あわせてチェックしておこう。

目次

移住する前に知っておきたい山梨県の基本情報

移住する前に知っておきたい山梨県の基本情報

移住するのであれば、事前に移住先がどのような特徴を持つのか基本的な情報は押さえておこう。

そこで、まずは山梨県の地理・人口・気候・産業などの基本情報を紹介する。

地理

山梨県は、中部地方の南東部に位置する県だ。海外線を持たない内陸県のひとつで、長野県、静岡県、東京都、神奈川県、埼玉県と接している。

南に富士山、北に八ヶ岳や甲武信ケ岳、西には南アルプスなど、標高の高い山々に囲まれており、県のちょうど真ん中にある盆地に都市部が集中しているのが特徴だ。

人口

令和4年2月1日現在の山梨県の推計人口は、803,297人(令和2年国勢調査確定値基準)だ。

5年前の平成29年10月1日現在では人口823,580人であったが、令和4年2月1日現在は803,297人と人口は減少傾向となっている。

県内の人口は減少している一方で、移住者は増加しており、総務省がまとめた2021年の人口移動報告によると、転入者数の対前年の増加率は13.2%で全国1位となっている。

また、最近の傾向を見てみると山梨県への移住者は20代30代の若い世代が目立つ。

これはテレワークなどの浸透により、移住や2拠点居住の地として、自然豊かで都心部へのアクセスも良い山梨県が選ばれたと予想される。

参考元:山梨県常住人口調査結果(令和4年2月1日現在)の公表|山梨県

参考元:山梨への移住、増加率13・2%で全国1位…25~34歳が転入超に転換|読売新聞オンライン

気候

山梨県の気候は人口が密集する「盆地」と標高が高い「常住地域」で大きく異なる。

高い山に囲まれた盆地は全国平均と同程度の気温だが、夏は暑く冬は寒い、気温差が激しい気候が特徴だ。

年間を通しての降水量は少ないが、一部に豪雪地帯があるほか、夏は集中豪雨に見舞われることもある。

標高が高い「常住地域」は降水量が多く、気温も比較的低くなっている。

産業

山梨県は日照時間の長さや昼夜の寒暖差の大きい気候、豊富な水など、美味しいくだもの作りに適した土地だ。

この恵まれた環境を活用し作られたぶどう、桃、すももの生産量は日本一となっている。

また、ワイン、日本酒、ジュエリーなどの県産品は「やまなしブランド」として国内外で親しまれている。

さらに、山梨県には絹織物や、西島手漉和紙、甲州印伝など有名な伝統工芸品も多い。

参考元:フルーツ王国やまなし|山梨県

山梨移住のメリット|移住先として人気の理由は?

山梨移住のメリット|移住先として人気の理由は?

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターが発表した『2021年移住希望地ランキング』において、1位の静岡県、2位の福岡県に続き、山梨県は3位に輝いた。

また、同ランキングで山梨県は2016年には1位、2017年と2020年は2位と例年上位に選ばれている。

これほどまでに山梨県が移住地として人気なのは、なぜなのだろうか?

山梨移住の大きなメリットは、大きく次の5つだ。

  • 緑とふれあう生活を堪能できる
  • 都心部へのアクセスが良い
  • 水や食べ物が美味しい
  • 豊かな自然の中のびのびと子育てができる
  • 生活コストを抑えられる

それぞれ順番に見ていこう。

参考元:2021年移住希望地域ランキング公開|認定NPO法人ふるさと回帰支援センター

緑とふれあう生活を堪能できる

山梨県は、富士山をはじめ八ヶ岳、奥秩父山地、南アルプスと四方を山々に囲まれた大自然を身近に感じられる地だ。

雄大な山々や周りの森林が織りなす、四季折々の自然の美しさを感じられるのは山梨で生活する大きな魅力のひとつ。空気も澄んでいるので、日々清々しさを感じながら生活できるだろう。

「自然豊かな環境の中で暮らしたい」と考える人にとって山梨県は、かなり魅力的な土地だと言える。

都心部へのアクセスが良い

山梨県は中央自動車道やJR中央線などの交通網が整い、JR中央線の特急を使用すれば甲府から新宿はおよそ1時間30分で移動できる、都心部からのアクセスの良い地域だ。

また、リニア中央新幹線の開業が予定されていたり、中部横断自動車道の整備も進められているため、さらに交通利便性の向上が期待される。

都会の喧騒から離れ、自然豊かな環境の中でのびのび暮らしたいけど、都会の便利さや刺激も手放したくないという人にとって山梨県はおすすめの移住先だと言えるだろう。

参考元:山梨県について|やまなし暮らし支援センター

水や食べ物が美味しい

山梨県は豊かな山々に囲まれた自然豊かな土地で水が美味しい。また、田舎には畑や田んぼがたくさんあるため、採れたての野菜や果物など新鮮な食材が手に入りやすい環境だと言える。

水や食材自体が美味しいので、毎日美味しい食事をいただくことができるだろう。

また、山梨の定番郷土料理「ほうとう」や、山梨を代表するB級グルメ「甲府鳥もつ煮」、ブランド鶏肉の「甲州地どり」など、山梨ならではのグルメも楽しめる。

豊かな自然の中のびのびと子育てができる

子どものいる人であれば、「豊かな自然の中でのびのび子育てをしたい」と一度は考えたことがあるのではないか?

山梨県では、豊かな自然を「子育て資源」と活用するため、保育・幼児教育関係者のための手引書を作成したり、保育所などへアドバイザーを派遣するなど、自然保育の導入を積極的に推進中だ。

さらに、山梨県では「第2子以降の保育料が3歳になるまで無料」「県内全域での病児保育施設利用が可能」など、子育てに関する不安や負担を軽減させるさまざまな取り組みを行っている。

生活コストを抑えられる

都心部から山梨県へ移住する場合、家賃の安さに驚くかもしれない。

甲斐市、南アルプス市、笛吹市、中央市では1Kの物件が4万円程度、甲府市や富士吉田市、都留市であれば3万円代で借りることが可能だ。

東京の同じ条件の物件が7万円以上することを考えると、山梨県の家賃はかなり安いと言えるだろう。2Kや2DKであっても4〜5万円と都心部と比べるとだいぶ安くなっている。

車を持つコストはかかってしまうが、物価も安いためトータルでみると大幅なコストダウンが見込めるだろう。

参考元:山梨県 一人暮らし向け賃貸アパートの家賃相場|アパマンショップ

山梨移住のデメリット|良いことだけではない?

山梨移住のデメリット|良いことだけではない?

メリットの多い山梨移住だが、少なからずデメリットも存在する。山梨移住をする前に、ぜひデメリットについても知っておいてほしい。

山梨移住のデメリットは、以下の4つだ。

  • 都会よりも交通が不便
  • 商業施設や医療機関が少ない
  • 仕事を見つけるのが大変
  • 密な人間関係に馴染めない可能性もある

それぞれ順番に見ていこう。

都会よりも交通が不便

山梨は都心部のアクセスの良い交通の便利な土地だが、都会と比べると交通が不便だ。

特に田舎に移住する場合、電車やバスが常に行き来しているわけではなく、1本逃したら1時間待ちということも珍しくない。

山梨県に移住する場合、車がないと生活が不便になってしまうためマイカーの取得は必須となるだろう。

免許を持っていないという場合は、移住前に免許取得と車の所有を検討してみよう。

商業施設や医療機関が少ない

山梨県は、都会と比べると商業施設や医療機関が少ない。これまで都心部の便利な生活に慣れてきた人にとっては、不便さを感じてしまうかもしれない。

田舎へ行けば行くほど商業施設や医療機関は少なくなるので、ある程度都会の便利さを求める場合は、県庁所在地の甲府市など街への移住をおすすめする。

仕事を見つけるのが大変

地方は都会よりも仕事の選択肢が少なく、給料も低く設定されている。そのため「思うように仕事が見つからない」と、仕事探しに苦戦する人も少なくない。

移住してからの収入源に困らないよう、現在の仕事をリモートワークで続けたり、新しい地で仕事を決めておくなど、どのように収入を得るかは早めに決定しておこう。

後ほど詳しく解説するが、山梨県内にある移住支援金対象となる求人を掲載する就業マッチングサイトもあるので、ぜひ活用してみてほしい。

密な人間関係に馴染めない可能性もある

山梨県は、東京や大阪などの都心部と比べると人間関係が濃厚で付き合いに疲れてしまう可能性がある。

人間関係が濃密なだけに、噂話が広がるのが早いのも特徴だ。都会で暮らしていた頃よりも自由に発言できないことに煩わしさを感じる人もいるかもしれない。

また、田舎に移住する場合は、町内会や消防団などの活動を求められることもあるので、ある程度人との距離感を保ちたい人には、田舎よりも街の方が適しているだろう。

移住後に失敗や後悔したくない!成功させるための事前チェックポイント

移住後に失敗や後悔したくない!成功させるための事前チェックポイント

移住を成功させるには、いきなり移住するのではなく、いくつかのポイントを踏まえたうえで計画的に行うことが大切だ。

山梨移住を成功させるために、以下のチェックポイントを押さえておこう。

  • 移住する目的・理想とする暮らしを明確化する
  • どの程度の費用が必要かあらかじめ計算する
  • 移住先での仕事を決定しておく
  • 国・自治体による補助制度・補助金を活用する
  • 現地での生活を体験してから移住できると◎

それぞれ詳しく解説していく。

移住する目的・理想とする暮らしを明確化する

移住する際は、まず「なぜ移住するのか」目的をはっきりさせておこう。

例えば、「豊かな自然環境の中で子育てをしたい」「生活コストを抑えつつ、ゆとりある暮らしをしたい」「心機一転起業したい」「農業をしたい」など、理想の暮らしは人それぞれ。

ただなんとなく移住先を決めてしまうと、移住した後に「思っていたのと違った」と後悔してしまう事態になりかねない。

移住を成功させるために、先に移住する理由を明確化したうえで、理想の暮らしを実現できそうな移住先を決定しよう。

どの程度の費用が必要かあらかじめ計算する

地方移住する際は、引越し費用や住居費用だけでなく、自動車の購入費用や当面の生活費を用意しておかなくてはならない。

移住にかかる費用は、単身かファミリーか、移住する地域によっても異なるが、移住後や間際に「お金が足りない」と慌ててしまわないよう、あらかじめ費用がどの程度かかるか計算しておくことが大切だ。

移住に必要な費用については、国や自治体による補助制度や補助金を活用することで抑えることもできる。

移住先での仕事を決定しておく

移住前にしっかり考えておきたいのが、仕事や収入面だ。地方では、家賃や土地代は安く抑えやすいが、仕事の選択肢が少なかったり賃金が安い傾向がある。

移住してから「良い仕事が見つからない」「家計がピンチ」など、慌ててしまわないよう、移住前に仕事や収入面についてしっかり検討しておこう。

  • 現在の仕事をリモートで継続できないか
  • 移住先で自分に適した仕事がないか
  • 心機一転、起業や就農をするのか
  • 国や自治体の就職支援を受けられないか

上記を参考に、移住先でどのように収入を得るのかじっくり検討してみてほしい。

国・自治体による補助制度・補助金を活用する

移住希望先がある程度絞れたら、自治体の公式ホームページで、移住支援を提供していないかチェックしてみよう。

「無料で家がもらえる」「首都圏からの移住者に支援金を支給」「家賃の補助を受けられる」「移住前にお試しで短期滞在ができる」など、自治体によって取り組みはさまざまだ。

現地での生活を体験してから移住できると◎

本格的に移住する前に、一度は移住希望先を訪れてみてほしい。可能であれば、生活してみるのがおすすめだ。

実際に現地で生活してみると、「イメージしていたのと違う」と感じることも少なくない。

山梨県では、県内各市町村で移住希望者に対し、宿泊体験ができる「お試し住宅」を用意している。

お試し住宅を利用するなどステップを踏むことで、自分には合わないと感じた場合でも、慌てず次の移住先を探すことができるだろう。

山梨移住を検討中ならポータルサイトを活用しよう!

山梨移住を検討中ならポータルサイトを活用しよう!

山梨移住を考えるなら、ポータルサイトを活用してみよう。

ポータルサイトには、山梨移住をする人の欲しい情報がまとめられているので、必要な情報をすぐに探し出すことができる。

今回は、山梨移住を考えるときにまずチェックしておきたい「やまなし移住・定住ポータルサイト」を紹介する。

やまなし移住・定住ポータルサイト

やまなし移住・定住ポータルサイト

出典:やまなし移住・定住ポータルサイト

山梨への移住を考えるとき、まず目を通しておきたいのがやまなし山梨県庁が運営する移住・定住ポータルサイトだ。

山梨県にある27の市町村の概要や、山梨移住の方法、移住者へのインタビューなどが紹介されているので、移住先を選ぶ際の参考になるだろう。

暮らしや子育てについての支援制度のほか、移住支援金の対象法人からの求人を掲載するマッチングサイトを開設しているので、仕事探しの際も役立つ。

やまなし移住・定住ポータルサイトには、山梨移住に必要な情報が網羅されているため、山梨への移住を検討している方は、ぜひ目を通しておこう。

山梨県が行っている主な移住支援制度3つ

山梨県が行っている主な移住支援制度3つ

山梨は移住支援が充実しているので、活用しておトクに移住できる可能性が高い。山梨で行われている主な移住支援制度は以下の3つだ。

  • 移住支援金制度
  • お試し住宅
  • ふるさと山梨定住機構

それぞれ詳しく解説していく。

移住支援金制度

山梨県では、以下の条件を満たした人に最大100万円の移住支援金を支給している。

山梨県へ移住する前に「5年以上、東京23区内に住んでいた」または「東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(※)に住んでいて、5年以上23区に通勤していた」方が、山梨県に移住し、山梨県移住支援・就業マッチングサイトに掲載された中小企業の求人に応募し、就職した場合など。

(※)それぞれの都県の条件不利地域を除く

引用元:(最大100万円)移住支援金制度を実施しています|山梨県移住支援・就業マッチングサイト

移住支援金の支給申請先は、各市町村となる。また、移住支援金を受領した後に5年以上の定住、1年以上の就業が必要だ。これを満たさない場合は、返還対象となるので注意しておこう。

移住支援金制度は、移住元の仕事を引き続きリモートワークで実施する場合や、内閣府が実施する「プロフェッショナル人材制度」などを活用し就職した場合も対象となる。

さらに、18歳未満の家族と移住する場合は、18歳未満の家族一人につき最大30万円が加算されるなど手厚い支援を受けられるので、条件を満たしている人はぜひ活用してみてほしい。

※2023年度4月より1世帯につき最大100万円の支給に加え、18歳未満の子どもに対する支援金がひとりあたり最大30万円から100万円に加算される予定

お試し住宅

山梨県では、県内各市町村で移住希望者に対し、宿泊体験ができる「お試し住宅」を用意している。

例えば、山梨市では県外から山梨市への移住を検討中の山梨市空き家バンク利用登録者とその家族に対して3日以上15日以内の期間、室料・光熱費・駐車場代は無料で住宅を提供している。

山梨への移住を考えているけど、「買い物はどこでする?」「どんな人が住んでいる?」「病院や学校は?」など、移住に関する不安は尽きないもの。

そのような不安も、実際に現地を訪れて自分の目で確かめてみることで解消できる。

お試し住宅を利用するには、自治体ごとに一定の条件があるため、移住を希望する地域があれば、公式サイトや電話で確認してみよう。

参考元:お試し住宅・CCRC|山梨県 移住・定住総合ポータルサイト

参考元:山梨市お試し住宅|山梨市

ふるさと山梨定住機構

甲府市にあるふるさと山梨定住機構では、県内に移住やUIターン就職を希望する人に対して、情報提供や移住後の支援などのサービスを提供している。

東京、有楽町にも移住について相談できる場所があるため、近くの場合は立ち寄ってみると良いだろう。

参考元:ふるさと山梨定住機構|山梨県

山梨の移住支援制度が充実している自治体7選

山梨の移住支援制度が充実している自治体7選

最後に、移住支援制度が充実している山梨県内の自治体を7つ紹介する。

支援を受けてお得に移住したい場合は、以下の自治体を移住先の候補として考えてみよう。

甲府市(こうふし)

甲府市(こうふし)

出典:甲府の暮らし方

甲府市では中心街に住む場合に、マンション、住宅を購入する際に最大50万円、改修に最大20万円の補助を受けられる。

子育て支援も充実しており、1年以上市内に居住している方で世帯の住民税が均等割のみ、または非課税の方への助産手当の支給(非課税の世帯10,000円、均等割りの世帯5,000円)や、中学校終了まで10,000円の児童手当の支給など様々な支援を受けることが可能だ。

甲府市在住の方で県外に鉄道を利用して通勤・通学する場合、定期券購入費の一部を補助する取り組みも行っている。移住後も都心部への通勤を検討している方は、甲府市への移住を検討してみよう。

山梨市(やまなしし)

山梨市(やまなしし)

出典:山梨市 移住計画|山梨市移住定住ポータルサイト

山梨市では、市内の施工業者を利用した場合に住宅リフォーム工事費の一部を最大10万円(耐震改修併用リフォームの場合は20万円)を支給している。

山梨市は子育て支援も充実しており、第2子以降の保育料の無料化(0・1・2歳児クラスの間)や、中学3年生までの子供の日医療費のうち、保険診療の自己負担分の補助を受けることが可能だ。

また、移住後に創業を考えている方に対して、無料で利用できるお試しサテライトオフィスを提供。

お試しサテライトオフィスは、一軒家を丸ごとオフィスとして使うことができるので、地域と仕事のマッチングを体験できる。

北杜市(ほくとし)

北杜市(ほくとし)

出典:北杜市移住支援金のご案内|いいじゃん、北杜市。

北杜市は、お試し住宅の提供や、市内への住宅の新築・購入(新築・建売は150万円、中古住宅は100万円)や、リフォーム(最大100万円)の助成など移住定住の促進に積極的だ。

移住支援金制度の対象地域でもあり、移住する直前の10年間のうち、5年以上東京23区内に住んでいた、または東京都、条件不利地域を除く神奈川県、千葉県、埼玉県に住んでいて5年以上23区に通勤していた人に対して、支援金(単身:60万円、2人以上:100万円、子ども1人につき30万円を加算)を支給している。

南アルプス市(みなみあるぷすし)

南アルプス市(みなみあるぷすし)

出典:移住定住|南アルプス市

南アルプス市では、市への移住・定住を考える方の市内や周辺地域での活動にかかる宿泊費や、レンタカー料に対してお試し滞在補助金を交付している。

さらに、結婚新生活支援事業として新婚世帯の住居費、引越費用に対して1世帯当たり最大30万円、夫婦ともに29歳以下の場合は、最大60万円を支給。

移住支援金の支給対象地域でもあるので、南アルプス市への移住を検討している方は、市のホームページなどをチェックしておこう。

甲斐市(かいし)

甲斐市(かいし)

出典:よっちゃばるかい|甲斐市移住定住ポータルサイト

甲斐市では、市内で新たに創業をする人や農業を始める人を支援する取り組みを行っている。

特定創業支援事業では、会社を設立する際に発生する登録免許税が軽減されたり、無担保、第三者保証人なしの創業関連保証の枠が、1,000万円から1,500万円に拡充され、条件を満たせば最大3,000万円の融資を受けることが可能だ。

さらに、創業・第二創業促進助成金の申請や、甲斐市創業融資にかかる利子の補給への申請が可能となる。

また、新規収農者に対しては、経営が安定するまでの生活資金や農機具や施設を整えるための準備金の支援を行っている。

創業、就農を応援する制度が充実しているので、移住後に創業や就農を考えている方は、甲斐市への移住を検討してみると良いだろう。

甲州市(こうしゅうし)

甲州市(こうしゅうし)

出典:甲州らいふ|甲州市移住定住ポータルサイト

甲州市では、都心部に在住・勤務している方を対象に単身者に60万円、2人以上の世帯に100万円(子ども1人につき30万円を加算)の移住支援金を支給している。

また、移住体験ができる宿泊体験お試し住宅を市内に設けているので、甲州市への移住を考えている方は、ぜひ活用してみてほしい。

甲州市移住支援ポータルサイトでは、コンシェルジュが移住する際に発生する問題や悩みに対してサポートする取り組みも行っている。

気になる方は、一度甲州市移住支援ポータルサイトをのぞいてみよう。

中央市(ちゅうおうし)

中央市(ちゅうおうし)

出典:移住・定住|中央市

中央市では、市内に新築または建売を購入する若者世帯(夫婦ともに40歳未満)に対して25万円、市外から転入する場合は50万円の奨励金を交付している。

また、空き家バンク登録物件の改修・家財処分に対する補助として、改修の場合経費の場合最大20万円)、家財処分の場合最大5万円を支給。

そのほかにも、中学校3年生までの子どもの医療費の一部助成や、特定不妊治療・一般不妊治療・男性不妊治療に対して最大10万円支給など、子育て支援も充実している。

憧れの山梨移住に向けてしっかりと計画を立てよう!

憧れの山梨移住に向けてしっかりと計画を立てよう!

移住して理想の暮らしを実現するには「なぜ移住するのか」という目的を明確にし、それを実現させるためにひとつずつステップを踏むことが大切だ。

最近では、地域の活性化に積極的な地方自治体も増えており、予想以上に手厚い支援を受けて移住できる可能性がある。

気になる地域があれば、一度自治体のホームページをチェックしてみたり、やまなし移住・定住ポータルサイトを活用してどのような制度があるか事前に調べてみよう。

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