滋賀県移住|おすすめの自治体5選!メリットと空き家・補助金などの支援制度について

滋賀県内の移住先おすすめ5選!メリット・デメリットや補助金などの支援制度について

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琵琶湖のイメージが非常に強い滋賀県だが、移住先としておすすめできるポイントは複数ある。都市部へのアクセスと田舎暮らしを両立できる、滋賀県移住のメリット・デメリットをまとめてみた。また、おすすめの自治体も紹介するので、ぜひ移住先の検討材料にしてほしい。

目次

移住する前に知っておきたい滋賀県の基本情報

移住する前に知っておきたい滋賀県の基本情報

まずは、滋賀県の基本情報についてまとめる。

地理

滋賀県は近畿地方東部に位置する内陸県だ。北側は福井県、東側は岐阜県、南東側は三重県、西側は京都府と接している。

県面積の1/6を占める琵琶湖が中心にあり、この琵琶湖を取り囲むように近江盆地が広がっている。

人口

滋賀県の人口は141万人である。県庁所在地の大津市が最大都市であり、人口34万人である。

参考:2022年4月調査 市町村別 人口・世帯数(PDF)|国土地理協会

気候

県の大半が内陸性気候に属するが、北部は日本海側気候、南部は太平洋側気候の特徴を併せ持っている。

そのため、北部は冬に大雪になりやすく、南部は夏に大雨になりやすい。また、県東北部には世界一の積雪量記録を持つ伊吹山がある。

産業

滋賀県は、工業生産が強みの県である。これは、内陸県であることから自然災害が少なく、京阪神へのアクセスが良いことに起因している。

近江兄弟社、タカラバイオ、日本電気硝子、フジテックなど、多くの工業企業が本店を滋賀県に置いている。

農水産業では、近江米、お茶、近江牛、アユ、マスシジミなどが有名だ。

滋賀移住のメリット

滋賀県への移住は、以下のような良い点がある。

自然環境が豊か

滋賀は京阪神に近い地域でありながら、鈴鹿山地、伊吹山地、甲賀山地などの山野、琵琶湖など、自然環境が豊かである。

内陸県のため海へのアクセスは決して良くないが、琵琶湖には「水泳場」があるため、遊泳は可能だ。

自然災害が少ない

滋賀県は地震の震源地となることが少なく、大きな地震があまり起こらない。

川が多いため大雨に弱い地域特性があるが、その分水害対策は強固に行われており、被災のリスクは低く抑えられている。

夏の夜がやや涼しい

内陸性気候、かつ山がちな地形のため、夜間の気温が下がりやすい傾向にある。

滋賀移住のデメリット

一方で、滋賀県移住には以下のようなマイナスポイントも考えられる。

地域によっては冬場に大雪

県北部は、冬に豪雪になる傾向にある。

前述のとおり、滋賀県には世界一の積雪量を記録している伊吹山があることからも、そのことは分かるだろう。

自家用車は必須

滋賀県内の交通事情は、決して良いとは言えない。

鉄道駅の近くに住んでいる場合であっても、日常的な買い物などで車はほぼ必須になるだろう。

マリンアクティビティへのアクセスは悪い

サーフィンなどのマリンアクティビティを楽しむためには、確実に県外へ旅行しなくてはいけない。

具体的には、三重県か福井県に行くことになるだろう。

滋賀県移住に役立つポータルサイト「滋賀ぐらし」

滋賀ぐらし
出典:滋賀ぐらし

滋賀県への移住を検討している人におすすめしたいのが、ポータルサイト滋賀ぐらしである。

このサイトには、滋賀県の魅力や滋賀移住者の体験談をはじめとした、滋賀移住に欲しい情報がまとめられている。

滋賀への移住を検討するなら、ぜひ一読してほしい。

滋賀県の移住先|おすすめ自治体5選

滋賀県の移住先|おすすめ自治体5選

それでは、実際に滋賀県への移住でおすすめの自治体を5つ紹介しよう。

大津市(おおつし)

大津で暮らす(移住・定住について)|大津市
出典:大津で暮らす(移住・定住について)|大津市

大津市は、滋賀県の県庁所在地であり、滋賀県内最大の都市である。

市域は非常に広く、県の南西部をぐるっと取り囲むような形をしているが、特におすすめのエリアは京阪膳所(ぜぜ)、石山など琵琶湖南端側。

このエリアは滋賀県の良さを感じながらも、都市的な生活を送りやすい地域と言える。

大津市では、定住促進リフォーム補助金として、転入世帯、もしくは世帯同居をする場合、住宅のリフォーム費用の10%(上限30万円)を補助してもらえる。

長浜市(ながはまし)

ナガハマキャピタル
出典:ナガハマキャピタル

長浜市は県北東部に位置する自治体だ。長浜ラーメンやガラスの街・黒壁スクエアなどが有名である。

長浜市では、空き家バンク制度が利用できる。

また、夫婦ともに39歳以下で、結婚をきっかけに長浜市に移住した世帯に対して、引っ越し費用を支援してくれる(上限30万円)

米原市(まいばらし)

出典:はかどる、米原

米原市も、県北東部に位置する自治体である。

米原は東海道新幹線の駅があり、東京・新大阪・博多などへ容易にアクセスできる。新幹線駅のある強みを活かした移住施策に、新幹線通勤者に対する定期券の補助金がある。

市外から転入して新幹線通勤を行う場合、新幹線定期券・乗車券費用を月額2万円上限で補助してもらえる。

リモートワークがメインで、たまに出勤が必要になるような働き方をしている人には、特におすすめの施策だ。

東近江市(ひがしおうみし)

東近江市は、滋賀県東部に位置する市である。西端を琵琶湖、東端を三重県に接する、市域の非常に大きな自治体だ。西部の盆地部には、農地も多く見られる。

東近江市では、オーダーメイド移住体験が実施されている。1グループ4人までという制限はあるが、参加費は無料(集合場所までの交通費は各自負担)である。

具体的な移住後の生活を思い描くのに最適なイベントだ。

甲賀市(こうかし)

甲賀市への移住について|甲賀市
出典:甲賀市への移住について|甲賀市

甲賀市は県南東部に位置する市である。市域の多くが山野部だが、自然を活かしてゴルフコースなども多く設けられている。また、信楽焼で有名な信楽なども市内にある。

甲賀市をおすすめしたい理由は、豊富な子育て支援政策だ。中学3年生までの医療費無償化、電子母子手帳の導入、出産応援金、子育て応援金などの支援策がある。

滋賀県移住は就業・転職とセットで考えよう

滋賀県移住は就業・転職とセットで考えよう

滋賀県は、一部地域を除いて県外へのアクセスはそこまで良いとは言えない。一方で、第一次産業・第二次産業がしっかりと発達している地域である。

そのため、テレワークなどでほとんど通勤を必要としない就労形態でない限り、滋賀県内での転職を見据えた移住がおすすめである。

ポータルサイト滋賀ぐらしなどの情報媒体も参考にしながら、滋賀への移住検討を進めてみてほしい。

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