「道央・道南編」に続く「道北・道東編」。この記事では、道北・道東エリアに絞っておすすめの市町村20選をご紹介します。
道北・道東エリアの市町村の特徴を押さえて、自分の移住計画に合ったエリアかどうかを考えてみましょう。「道央・道南編」とあわせて、ぜひ北海道移住の参考にしてください。
北海道移住で注目の道北・道東エリアとは
北海道は、広大な土地に複数のエリアがあります。北部の道北、東部の道東は、道央や道南に並んで、魅力的な市町村が多いエリアです。ここでは、道北エリアと道東エリアの特徴を押さえていきましょう。
道北エリアの特徴
道北エリアは、旭川市や留萌市、稚内市、利尻町、礼文町などが含まれる、北海道の北部に広がるエリアです。最北端の宗谷岬がある宗谷地方、旭山動物園のある旭川市やラベンダー畑で有名な富良野市がある上川地方、海産物が魅力的な留萌地方に分けることができます。
産業も盛んなエリアで、米所と知られる東川町をはじめとして、上川地方を中心に米づくりが行われています。留萌地方では、増毛町や羽幌町などで豊富な海の幸が獲れます。
宗谷地方には、利尻島、礼文島という離島も含まれているのが特徴。離島ならではの自然を満喫できる場所です。大雪山国立公園や利尻礼文サロベツ国立公園なども広がり、美しい自然とともに過ごせるエリアと言えるでしょう。
【主な市町村】
- 上川エリア:旭川市、名寄市、富良野市、士別市、鷹栖町、東神楽町、当麻町、比布町、愛別町、上川町、東川町、美瑛町、上富良野町、中富良野町、南富良野町、占冠村、和寒町、剣淵町、下川町、美深町、音威子府村、中川町、幌加内町
- 宗谷エリア:稚内市、猿払村、浜頓別町、中頓別町、枝幸町、豊富町、礼文町、利尻町、利尻富士町、幌延町
- 留萌エリア:留萌市、増毛町、小平町、苫前町、羽幌町、初山別村、遠別町、天塩町
道東エリアの特徴
道東エリアは、北海道東部に広がり、オホーツク海と太平洋に面しています。細かく分けると、北東部に位置し流氷が接岸するオホーツクエリア、知床など悠大な自然に広がる釧路・根室エリア、広大な耕地で産業が営まれている十勝エリアの3つです。
オホーツクエリアには、全国有数の玉ねぎ産地・北見市、流氷を見られる網走市などがあります。寒さは厳しいものの、北海道ならではの冬景色や生活を体験できるエリアです。
釧路・根室エリアは、スケールの大きい自然が広がっています。釧路湿原や阿寒湖、知床など、緑や海などの自然の中で、多種多様な動植物が暮らしているエリアです。
十勝エリアは、広大な耕地面積と寒暖差の大きさを生かして、農業が盛んです。日本の食糧基地として、さまざまな農作物を道内・全国に送り出しています。
【主な市町村】
- オホーツクエリア:北見市、網走市、紋別市、大空町、美幌町、津別町、斜里町、清里町、小清水町、訓子府町、置戸町、佐呂間町、遠軽町、湧別町、滝上町、興部町、西興部村、雄武町
- 釧路・根室エリア: 釧路市、釧路町、厚岸町、浜中町、標茶町、弟子屈町、鶴居村、白糠町、根室市、別海町、中標津町、標津町、羅臼町
- 十勝エリア: 帯広市、音更町、士幌町、上士幌町、鹿追町、新得町、清水町、芽室町、中札内村、更別村、大樹町、広尾町、幕別町、池田町、豊頃町、本別町、足寄町、陸別町、浦幌町
北海道に移住して仕事を探すなら
北海道移住後の働き方は、企業に就職する・農業や漁業などに挑戦する・資格を活かして働く・起業するなど、いろいろあります。
移住先で新たな仕事に就きたいと考えているなら、北海道の移住・定住ポータルサイト「北海道で暮らそう!」内の「北海道で働こう」のページを覗いてみましょう。
このページでは、北海道での働き方を以下7つのカテゴリー毎に掲載しています。
- 就職
- 農業
- 林業
- 漁業
- 福祉
- 医療
- 起業
それぞれのカテゴリーの中から、気になるところをクリックすると、それぞれの詳細が表示されます。
例えば「就職」をクリックした場合、エリア別に仕事を探せたり、民間企業で働きたい場合の人材紹介サービスが掲載されたりしています。
もし漁業に興味がある場合は、「漁業」の項目をクリックしてみましょう。ここでは、漁業就業希望者へ漁師になるための道筋の紹介や、研修の案内などが掲載されています。
北海道への移住前に仕事を見つけておくことで、移住後に生活をスムーズに始められます。ポータルサイトを活用しながら、自分に合った仕事や希望の仕事を見つけましょう。
北海道での住まい探し情報
移住後の住まいを見つけておくことも大切です。道北・道東内での住まい探しの方法は、空き家バンク・その他の探し方の2つがあります。それぞれ見ていきましょう。
北海道空き家情報バンク
「北海道空き家情報バンク」のサイトでは、北海道内のエリア別に空き家情報が掲載されています。空き家は「賃貸」「売買」の2種類があり、空き地情報も同じく賃貸と売買の2種類が掲載されています。
2024年7月1日現在、サイトに登録されている空き家物件数は約500件。空き家や空き地は道内全体にあり、道北・道東でも見つけることができます。
その他の住まいを探す方法
空き家以外で住まいを探す方法は以下の2つです。
- 民間不動産会社に相談する
- 道営・市町村営住宅に入居する
公益社団法人北海道宅地建物取引業協会、公益社団法人全日本不動産協会北海道本部では、売買・賃貸物件や、不動産会社などの情報を提供してもらえます。
道営・市町村営住宅への入居を希望する場合、新聞・広報などで募集がかかるため、定期的に情報をチェックしましょう。※市町村営住宅の入居申し込みは各市町村に問い合わせが必要です
ご紹介した2つの方法以外でも住まい探しサイトなどを使って住宅を探すことができます。
仕事探しと同様に、住まいも移住前に探しておくと良いでしょう。
北海道の移住支援補助金
北海道への移住希望者は、「移住支援金」の申請ができます。
移住支援金とは、一定の要件を満たしている人が、対象の法人に就業した場合に支援金をもらえる制度です。
移住支援金対象者の要件は以下の5つです。
- 移住等に関する要件
- 就業に関する要件
- 起業に関する要件
- テレワーク移住に関する要件
- 関係人口に関する要件
それぞれの要件の詳細については移住する市町村によって異なるため、ご自身が移住支援金対象者の要件を満たしているかどうかは市町村窓口に確認するようにしましょう。
移住支援金は、単身の場合60万円、世帯で移住の場合は100万円が支給されます。
参考元:移住支援金特設ページ(移住者向け)北海道【UIJターン新規就業支援事業】|経済部労働政策局産業人材課
北海道での移住体験がおすすめ!
本格的な移住前に、移住体験をして現地の環境を知ることもおすすめです。北海道でできる移住体験を2つご紹介します。
移住体験
道内のいくつかのエリアでは、移住希望者のニーズに対応するために、さまざまな移住体験を募集しています。
移住体験の内容はエリアによって異なりますが、最長2年間現地で暮らせる体験や、親子で移住体験できるプラン、ペットも一緒に移住体験できる住宅などもあります。
ちょっと暮らし
ちょっと暮らしとは、ある一定の期間北海道の市町村が提供する住宅で暮らすことができます。
体験期間は短くて2泊3日から、最長では1ヶ月滞在することも可能です。それぞれの住宅には家具・家電、生活用品などが備え付けられていて、最小限の荷物があればすぐに暮らしを始められるでしょう。
北海道移住後の子育て環境
北海道への移住を検討している方の中には、家族での移住を考えている方もいるでしょう。
子連れでの移住を考える中で気になるのは、子育て環境が充実しているかどうかということ。ここからは、北海道移住後の子育て環境についてご紹介します。
道内の子育てサポート
北海道では、結婚・妊娠・出産・育児と、ライフステージに応じた切れ目のないサポートが行われています。
育児のサポートについては、「北海道公式子育て支援サイトHAGUKUMU」を開設し、子連れで安心してお出かけできるよう道内の赤ちゃんほっとステーション登録施設や、子育て特典制度協賛店舗などを紹介しています。
子どもや子連れ家族への助成には以下のようなものがあります。
- 児童手当
- 各種医療費助成制度
- ひとり親世帯への生活支援特別給付金
- 児童扶養手当
詳しくは以下サイト内に情報が掲載されています。
道内の医療環境
北海道では、各地で適切な医療サービスを受けられるように、国・北海道・市町村・民営の医療機関が連携して医療体制が整えられています。
医療機関も北海道全土に病院や診療所、助産院などがあります。
また、移住・定住ポータルサイト「北海道で暮らそう!」内に、北海道で生活する人たちが適切な医療機関や薬局を選ぶ際の役立つ情報システムや、急病や急なケガなどの際に必要な医療機関が調べられるシステムなども掲載されています。
参考元:北海道医療機能情報システム
【道北エリア】北海道移住におすすめの自治体(市町村)
まず、道北エリアのおすすめ自治体(市町村)をご紹介。
- 富良野市(ふらのし)
- 東川町(ひがしかわちょう)
- 美瑛町(びえいちょう)
- 留萌市(るもいし)
- 増毛町(ましけちょう)
- 羽幌町(はぼろちょう)
- 枝幸町(えさしちょう)
- 豊富町(とよとみちょう)
- 礼文町(れぶんちょう)
- 利尻町(りしりちょう)
市町村ごとに、特徴や主な支援制度をチェックしていきましょう。
富良野市(ふらのし)
出典:富良野市:基本情報|北海道で暮らそう
富良野市(ふらのし)は、北海道のほぼ中央に位置するため、「北海道のへそ」ともいわれています。
一面紫のラベンダー畑が有名で、市内にあるファームは観光客でにぎわう人気スポットです。『北の国から』のロケ地も多くあり、ファンにもたまらない街でしょう。
市内で店舗を開業した場合は、新規出店家賃補助事業によって、月額5万円を限度に1年間の家賃の半分以内の補助を受けられます。
住宅リフォーム促進事業補助金やファミリーサポートセンターなどで、住まいや子育てへの支援も豊富です。
東川町(ひがしかわちょう)
出典:東川町:基本情報|北海道で暮らそう
東川町(ひがしかわちょう)は、旭川市の隣にある町。大雪山国立公園の区域に含まれ、旭岳や天人峡温泉など豊かな自然が広がっています。旭川市までのアクセスが良く、都会にすぐ行けるのも魅力です。
広大な土地に田園が広がり、米づくりが盛ん。農林水産業への就業や起業・創業を支援し、移住に伴う仕事探しがしやすいでしょう。
空き家・空き地の提供や住宅建築への助成、子どもの医療費助成など、住まいや子育てへの支援にも力を入れています。
美瑛町(びえいちょう)
出典:美瑛町:基本情報|北海道で暮らそう
美瑛町(びえいちょう)は、旭川市と富良野市の間に位置する町。「丘のまち」といわれ、丘陵地にカラフルな花々が植栽され、美しい景色を楽しめます。「青い池」では、透き通ったブルーの池があり、神秘的な風景が観光客に人気です。
オンライン移住相談や定住促進住宅など、移住前の準備を進めやすくなっています。民間賃貸住宅家賃助成も行っており、費用を抑えやすいのも魅力です。
テレワークの推進にも力を入れていて、条件付きではありますが「美瑛町に住みながら働く」を気軽に体感できる施設の利用ができます。
留萌市(るもいし)
出典:留萌市:基本情報|北海道で暮らそう
留萌市(るもいし)は、日本海沿いの道路「オロロンライン」の中継地点に位置する町。日本海に沈む美しい夕陽や新鮮な海産物などが町の魅力です。
全国一の加工生産量を誇る「塩かずの子」や「南るもい米」など、水産業や農業も盛ん。新規就農を目指す方を支援しており、実習や農地確保を行っています。
子育て支援センターやファミリーサポートセンターなど、子育て世帯へのサポートも手厚いです。
増毛町(ましけちょう)
出典:増毛町:基本情報|北海道で暮らそう
増毛町(ましけちょう)は、日本海に面しており、漁業が盛んに行われています。えび地酒まつりや秋味まつりなど、海産物をはじめとした特産品を味わえるイベントが人気です。
比較的温暖な気候で、りんごやさくらんぼなど果樹の栽培も活発に行われ、山々では山菜を生育しています。
支援制度のなかでも、子育てサポートが充実しています。出産準備金の支給、保育所・幼稚園保育料の軽減、スキー授業リフト使用料の補助、教材費の助成など、幅広い支援制度を実施しています。
羽幌町(はぼろちょう)
出典:羽幌町:基本情報|北海道で暮らそう
羽幌町(はぼろちょう)は、日本海側に位置する留萌地方の中央にある町。全国でもトップクラスの水揚げ量を誇る甘エビ、ブランド羊「プレ・サレ焼尻」、アスパラ、お米など、海産物や農産物が豊富です。
天売島、焼尻島という2つの離島も町に含まれ、自然にも恵まれています。
就業・就農・起業のサポートに力を入れており、空き店舗の活用、農業・漁業の後継者育成、創業者支援などが主な制度です。移住に伴って、事業を始めたい方はぜひ活用してみましょう。
枝幸町(えさしちょう)
出典:枝幸町:基本情報|北海道で暮らそう
枝幸町(えさしちょう)と歌登町が合併し、平成18年に新しく生まれ変わった町。オホーツク海に面した枝幸地区ではタラバガニや毛ガニが漁獲され、例年7月には枝幸かにまつりを開催しています。
歌登地区は自然に恵まれ、宿泊施設やゴルフ場などが多く、休日を豊かにしてくれるはず。
就業支援は、医療従事者を中心にしているため、医師や看護師、介護福祉士などの移住に手厚いです。子どもの予防接種助成や出産交通費助成などを実施し、子育て支援センターや学童保育なども整っています。
豊富町(とよとみちょう)
出典:豊富町:基本情報|北海道で暮らそう
豊富町(とよとみちょう)は、酪農が盛んな町。広大な土地を生かし、北海道サロベツ牛乳などを生産しています。ラムサール条約に登録されているサロベツ湿原、最北の温泉・豊富温泉など、自然にも恵まれているのが特徴です。
新規就農支援制度があり、農業に取り組みたい方にぴったり◎満15歳まで医療費が無料になるなど、子育て世帯の移住にも適しています。
礼文町(れぶんちょう)
出典:礼文町:基本情報|北海道で暮らそう
礼文町(れぶんちょう)は、礼文島にある唯一の町。「花の浮島」と呼ばれ、多種多様な高山植物が生育しています。海に囲まれた立地で、ウニやホッケなど美味しい海産物を食べられるのも魅力です。
子育て世代マイホーム新築助成、出産祝い金支給、子ども医療費助成など、子育て世帯への支援が充実しています。離島暮らしを叶えたい方は、ぜひチェックしてみましょう。
利尻町(りしりちょう)
出典:利尻町:基本情報|北海道で暮らそう
利尻町(りしりちょう)は、利尻島の西部にある町。近海では、利尻昆布やウニなど海産物が漁獲され、高級食材として全国に知られています。利尻山や利尻ふれあい温泉など、自然に触れ合える場所も多いです。
転入奨励金を設け、100万円の支給を受けられます。出産祝い金や児童養育奨励金など、子育て支援も充実しています。
【道東エリア】北海道移住におすすめの自治体(市町村)
続いて、道東エリアのおすすめ市町村をご紹介。道東は、オホーツク、十勝、釧路、根室などに分かれています。
以下の市町村について、特徴やサポートを詳しく解説していきます。
- 北見市(きたみし)
- 美幌町(びほろちょう)
- 清里町(きよさとちょう)
- 斜里町(しゃりちょう)
- 佐呂間町(さろまちょう)
- 滝上町(たきのうえちょう)
- 厚岸町(あっけしちょう)
- 別海町(べつかいちょう)
- 上士幌町(かみしほろちょう)
- 広尾町(ひろおちょう)
北見市(きたみし)
出典:北見市:基本情報|北海道で暮らそう
北見市(きたみし)は、札幌市や旭川市、函館市、釧路市と並ぶ、北海道の中核都市。オホーツクエリアでは最も規模が大きく、さまざまな施設が充実しています。
玉ねぎと白花豆の生産量は日本一、ホタテの漁獲量も日本一と、農業や漁業が盛んです。オリンピック選手を輩出したカーリング場、ソウルフードの焼肉など、町の見どころが多くあります。
UIJターン新規就業支援、新規参入就農支援事業、農業研修生受入推進事業など、移住に伴って活用できる支援制度も充実しています。
美幌町(びほろちょう)
出典:美幌町:基本情報|北海道で暮らそう
美幌町(びほろちょう)は、農業を基幹産業としたオホーツクの町。湖と青空を一望できる美幌峠があり、北海道らしい雄大な景色を楽しめます。女満別空港へのアクセスは車で約15分と、北海道各地への移動も快適◎
オンライン移住相談を実施しており、時間がない方でも気軽に相談できます。起業家支援事業や産材活用促進事業補助金など、事業への支援も充実しているのが特徴です。
清里町(きよさとちょう)
出典:清里町:基本情報|北海道で暮らそう
清里町(きよさとちょう)は、知床半島のつけ根に位置する道東の町。広大な土地を生かした大規模な農業が営まれ、農村景観は目を見張るものがあります。
透き通った青が美しい神の子池が有名で、幻想的な景色を求めて、多くの観光客が訪れています。
起業・新事業創出支援事業や移住支援交付金、子ども・子育て支援対策事業など、仕事・住まい・子育ての支援が揃っています。
斜里町(しゃりちょう)
出典:斜里町:基本情報|北海道で暮らそう
斜里町(しゃりちょう)は、オホーツク海に面した町。世界自然遺産になった知床も町に含まれ、多種多様な動植物が暮らし、雄大な自然や美味しい山海の幸など、自然の恵みにあふれています。
豊かな自然では、登山やキャンプ、カヌー、スキーなどさまざまなレジャーを楽しめます。保育料補助制度などのサポートもあり、自然豊かな環境で生活したい方におすすめです。
佐呂間町(さろまちょう)
出典:佐呂間町:基本情報|北海道で暮らそう
佐呂間町(さろまちょう)は、サロマ湖に面した町。サロマ湖は海水が流れ込む汽水湖であり、豊かな栄養によってホタテやカキなどの魚介類が育まれています。
農業も盛んで、新規就農予定者就農研修支援資金の貸付、新規就農者の補助が行われています。さらに、商工業活性化事業の補助、住宅建設促進事業費の補助など、幅広い制度が特徴です。
滝上町(たきのうえちょう)
出典:滝上町:基本情報|北海道で暮らそう
滝上町(たきのうえちょう)は、芝ざくら滝上公園で見られる一面ピンク色の芝桜、清涼感のある香りが特徴のハッカなどが有名な町。
ハッカの生産量は日本全体の95%を占め、ハッカの仲間であるさまざまなハーブを香りの里ハーブガーデンで見られます。
「ずっと住まいるたきのうえ!」支援制度を実施し、暮らしの支援が充実。子ども医療費助成、子育て支援事業、医療支援など、幅広い支援制度が整っています。
厚岸町(あっけしちょう)
出典:厚岸町:基本情報|北海道で暮らそう
厚岸町(あっけしちょう)は、太平洋に面した海の町。カキやウイスキー、乳製品などが特産品で、漁業や酒造りが盛んです。比較的冷涼な気候で、夏は過ごしやすいでしょう。
町内企業の求人情報はホームページで提供しており、希望に合う仕事をマッチングしています。
酪農の新規就農者への支援、住宅新築・改修に対する助成、出産祝い金など、仕事や住まい、子育てへの支援が幅広いです。
別海町(べつかいちょう)
出典:別海町:基本情報|北海道で暮らそう
別海町(べつかいちょう)は、豊かな自然に恵まれている道東の町。酪農が盛んで、生乳の生産量は日本一を誇っています。海産物も豊富で、ホタテや鮭なども漁獲されています。
さまざまな動植物が生息する野付半島、海の生き物に会える野付湾なども、町の見どころです。
新規就農者対策事業や別海町起業家支援事業など、仕事探しの支援が豊富。妊婦健康診査費用や子ども医療費など、各種助成も実施しています。
上士幌町(かみしほろちょう)
出典:上士幌町:基本情報|北海道で暮らそう
上士幌町(かみしほろちょう)は、大雪山国立公園の麓に広がる町。公共施設や金融機関などがそばにあるコンパクトシティを実現し、暮らしやすいのが魅力です。
熱気球が有名で、大空に舞うイベントは圧巻。比較的雪が少ないため、北海道の中では雪に悩まされにくいでしょう。
体験移住ができるモデルハウスや移住者同士の交流会など、移住支援が活発に行われています。
他にも、定住住宅建設等促進奨励事業、子育て支援・少子化対策住宅建設助成金交付事業など、住宅支援が整っているのも特徴です。
広尾町(ひろおちょう)
出典:広尾町:基本情報|北海道で暮らそう
広尾町(ひろおちょう)は、十勝エリアの最南端に位置する町。東部にある太平洋では漁業、西部では河川や山など自然を活用した農林業が盛んに行われています。
サンタクロースの故郷といわれるノルウェーのオスロ市から認定を受け、国外初のサンタランドとしても有名です。
仕事面では、起業家等支援事業補助金を実施。育児支援や乳幼児医療費の助成など子育て世帯へのサポートも整っています。
北海道移住なら道北・道東エリアを考えてみよう
道北エリアや道東エリアは、北海道ならではの自然や山海の幸が魅力的なエリア。離島や半島などもあり、豊かな自然に恵まれています。
市町村の多くは、移住者への支援が充実しているため、スムーズに北海道移住を叶えられるでしょう。
「道央・道南編」では、北海道移住を考えたときに見ておきたい情報サイトやサポート内容などを詳しく解説しています。まずは、こちらの記事を読んで基本情報を知っておきましょう。