檜枝岐村に日帰り温泉施設を改装したワーケーション施設が誕生

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夏が来れば思い出す、はるかな尾瀬。遠い空――唱歌「夏の思い出」の一節にこんな歌詞があります。その「はるかな尾瀬」の福島県側の玄関口となるのが、会津エリアの最奥部に位置する檜枝岐村です。深い山々に囲まれた標高約1000mの高地にある人口約500人の小さな村で、佇まいはまさに日本に残された“最後の秘境”。そんな自然いっぱいの村に2024年3月、ワーケーション施設が誕生しました。

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檜枝岐村を堪能できるワーケーション施設が2024年3月にオープン

遊休施設となっていた村内の日帰り温泉施設「燧の湯2号館」をリノベーション。2階にあった男女それぞれの浴場をワーケーションのほか宿泊もできる個室として蘇らせました。元々浴場だったため、大きな窓から山々や眼前を流れる檜枝岐川などの檜枝岐村の自然を望めるのもうれしいポイント。キッチンやシャワールーム、洗濯機も完備しているので、連泊にも十分対応可能です。

「浴場だった名残で、個室の名前も『男湯』と『女湯』。脱衣所前の暖簾が残っていたり、個室の中に浴槽だった場所の段差が残っていたりするので、そういう部分も楽しんでもらえたら」と話すのは、管理人を務める星由美さん。「1階は畑仕事帰りの人や地元の小学生が立ち寄る、『公民館兼児童館』のような場所になっているので、ワーケーションの合間には村の人々との触れ合いも楽しめますよ」と、星さんはにっこり。

檜枝岐村移住者の遠藤さんも大満足の施設

この日ワーケーション施設を訪れていたのは、宮城県仙台市から2023年4月に移住してきた遠藤真美さん。遠藤さんは尾瀬の山小屋で働く夫と長男の3人暮らしですが、出産を機に夫の職場のできるだけ近くに住もうと、檜枝岐村に移住を決めたそうです。
「村の人口は少ないですが、みんなが顔見知りで、いつも先輩ママにアドバイスをもらったり助けてもらったりしていて、本当にありがたいです」と、遠藤さん。

檜枝岐村の方言から名付けられた「つれづれラボ-25」

このワーケーション施設は、その名も「つれづれラボ-25」。「つれ」は檜枝岐村の方言で「友達」の意味。友達が友達を連れてきて、そこにワーケーションで訪れる人も加わり、化学反応が起きてほしいという願いが込められています。 “最後の秘境”でワーケーションを過ごせば、思いも寄らない方向に仕事が発展するかも⁉

自然の魅力に溢れる檜枝岐村

標高1,000m近い高冷地に位置する檜枝岐村は、夏は避暑地として、冬はパウダースノーが楽しめるスノーリゾート、そして湯けむりが旅情を誘う温泉地として人気。一番の特徴は、尾瀬国立公園の福島県側の玄関口であること。深い山々や清流など、自然の魅力にあふれています。


「つれづれラボ-25」の「25」は、「燧の湯2号館」だった名残です。館内は落ち着いた雰囲気で、リモートワークや集中して仕事に取り組むのに最適な空間が整っています。

利用料金は、日帰りの場合、3時間以内で1室1,000円、3時間以上の場合は1室2,000円です。宿泊利用も可能で、1泊あたり5,000円から(2泊以上のご利用が条件)。なお、ワーケーションを目的とした利用に限ります。

詳細やご予約については、管理人(080-5518-3533)までお気軽にお問い合わせください。都会の喧騒を離れ、自然に囲まれた環境で新しい働き方を体験してみませんか?

お問い合わせ・予約先

TEL:080-5518-3533(9:00~17:00のみ受付)
Email:2020labo25@gmail.com
Web:https://hinoemata.info/iju/labo.php

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