春の宮田村。水田と美しい山並みを望む

DATA
人口:約9,000 人
面積:54.5km2
保育園・幼稚園・認定こども園等:公立保育園は3園、うち1園は0 ~3歳未満児専用。
小中学校:小学校、中学校は各1校でいずれも徒歩圏内。小学校の児童数は約600人、中学校の生徒数は約300人。

南アルプスと中央アルプスの眺めがすばらしい宮田村は半径2㎞に生活圏が収まる小さな村だ。標高600mの高地にあり、夏は湿度が低く、冬は雪が少ないからりとした気候が自慢。近年は村を挙げて子育て世帯の移住を奨励していることから、県内や首都圏から毎年50人程度の転入があり、子どもが保育園や小学校に入るタイミングで移住する人が多いという。

最大の魅力は、小さな村ならではのライフスタイルだ。近所の人と声を掛け合う、畑の野菜をもらうなど、のどかな暮らしに安心感を覚える人が多い。保育園、小中学校では毎朝地元の農家が届ける野菜が副食・給食に使われているだけでなく、毎年子どもたちのアレルギーチェックを行い、子ども一人ひとりに合わせたレシピで給食が用意されている。

また保育園で行われている地元の林業関係者による「木育」や外国人講師による英語のカリキュラム、小学校の農業体験なども好評。小さな村ながら野球、サッカーのクラブチームもあり、プロ選手も輩出している。

子育て世帯の支援は、1世帯30万円の住宅取得にかかる移住奨励金にはじまり妊娠中の医療費補助、産後のサポート、認可外保育にかかる保育料の助成、入学祝い金、高校の通学費補助など多岐にわたる。医療費も18歳まで無料と、いたれり尽くせりだ

保育園の給食にも地元食材が使われている
小学校5年生の田植え体験の様子

子育て世帯にうれしいサポート

子だくさんファミリーも心強い誕生祝い金

子育て世帯への支援強化策として、新生児の誕生祝い金が2021年4月から従来の倍以上に増額された。第1子は5万円、第2子は7万円、第3子は12万円、第4子は20万円、第5子は50万円が支払われる。

そのほかの主な支援

● おむつ購入などに使えるクーポン券
● 住宅取得した場合に固定資産税相当額の応援金を5 年間交付 など

役立つ&楽しいオススメ施設

全長70mの滑り台もある村イチオシの人気スポット

宮田村総合公園は野球場、テニスコート、体育館を備えた大型公園。イベント広場や親水路、ローラースケート場、ジャンボ滑り台などたくさんの遊具があり、周辺の町からも多くの人が訪れる。

移住相談窓口

宮田村役場みらい創造課
TEL 0265-85-3181
MAIL kikaku@vill.miyada.nagano.jp
URL http://go2miyada.net/


取材・文/吉田千春

※この記事は、『複住スタイルVol.3』の記事を再編集して掲載しています。記載されている内容が本誌掲載時と異なる場合があります。