一人暮らしで長期不在にする前にやることって?電気・ガス・水道など

一人暮らし 長期不在

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旅行や帰省、出張などで長期にわたり家を空ける際、一人暮らしの場合は事前に住まいを守るためのさまざまな対策をとる必要があります。

そこで今回は、一人暮らしの人が自宅を長期間不在にするときにしておくべきことを、安全面・衛生面・防犯面・財政面の観点から紹介します。

目次

一人暮らしの長期不在前にやることは?ブレーカーは落とす?【安全・財政面】

電気・ガス・水道を止める

電気については、長期不在中にコンセントを差しっぱなしの家電がある場合、待機電力が発生して電気代を請求されます。そのため、1ヶ月程度の不在ならコンセントを抜いて外出。それ以上家を空ける場合は、ブレーカーを落として出かけるといいかもしれません。

ガスの場合は、全く使用していない期間でも基本料金が請求されます。また、ガス漏れによる事故が勃発する可能性もあるため、長期間家を空けるときはガスの元栓を締めて出かけましょう。数か月以上不在にする場合は、契約しているガス会社に連絡して解約手続きを行うとより安全です。

水道は、全く使用していなくても基本料金がかかるため、家を空ける期間に応じて契約している水道局に連絡し、閉栓もしくは解約手続きを行うのがおすすめです。長期不在中に水漏れが発生した場合、多額の水道料金を請求される恐れがあるので要注意。

一人暮らしの長期不在前にやることは?【衛生面】

冷蔵庫の中を空にする

冷蔵庫の中身を放っておくと、腐ったりカビが生えたりして悪臭の原因に。長く家を空けるなら、出発前に冷蔵庫の中身を整理しておきましょう。特に生鮮食品は、家を空ける日にちを逆算して食べきってしまうと安心です。

冷蔵庫のコンセントを抜いていく場合は、再びコンセントを差してから冷えるまで半日程度かかるといわれているため、すぐには冷蔵庫を使用できない点に注意が必要です。

ゴミをすべて捨てておく

長期不在中は室内が密室となるため、生ゴミが腐敗したりカビが発生したりする恐れがあります。そのため出かける前までにすべてのゴミを捨てておいた方がいいでしょう。その際、24時間いつでもゴミを出せるタイプの集合住宅などに住んでいる場合は大丈夫ですが、ゴミを出す曜日や時間帯が決まっている場合、そのルールに準ずるようにしてください。

排水口に蓋をする

排水口部分を開けたまま不在にすると、悪臭や害虫の原因となります。予防策として、出かける前に蓋をしておきましょう。また、排水トラップに水を溜めて封をする「水封(すいふう)」には害虫撃退の効果があるため、排水溝に向けて水をしっかり流してから蓋をするとより効果的です。

一人暮らしの長期不在前にやることは?【防犯面】

管理会社・貸主に連絡する

長く家を空ける場合、賃貸物件の管理会社や貸主(大家さん)に「どのくらい家を空けるか」「帰る時期はいつか」を伝えておきましょう。不在時に何かしらのトラブルが発生した場合、連絡を受けられるようにするためです。

郵便局に「不在届」を提出する

郵便受けに郵便物が溜まると、その家に人がいないことがすぐに分かってしまい、空き巣に狙われる危険があります。最寄りの郵便局へ事前に不在届を提出することで、不在期間に到着した郵便物を、最長30日間まで預かってもらうことが可能。保管期間満了日の翌日(翌日が配達を行わない日の場合は、それ以降の最初の配達日)に、預かっていたすべての郵便物がまとめて配送されてきます。

すべての窓や戸の鍵をかけ、カーテンを閉める

出かける前に必ずすべての窓や戸の鍵をかけ、外から人が侵入できないようにしましょう。カーテンを閉めておけば、外から室内の様子を覗くことはできません。家に誰もいないことが外部からは分からないようにするのが重要です。

SNSに現在地をアップしない

SNSにリアルタイムで現在地を投稿すると、家を留守にしていることが他人にバレてしまいます。誰が見ているのか分からないネット上に、自身の所在を書き込むのは控えましょう。

事前準備をすれば一人暮らしの長期不在も安心!

事前に準備を行うことで、不在中の不安を少しでも減らせるかもしれません。安全・衛生・防犯を意識すれば、長期の不在であっても自身の帰る場所を守ることができるはずです。

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