標高1,982m の石鎚山。ロープウェイで上ればハイキングも楽しめる
DATA
人口:10万7,848人(令和3年2月末現在)
面積 :約510km2
保育園・幼稚園・認定こども園等 :公立保育園8園、私立保育園16園、地域型保育園3園、私立認定子ども園8園、私立幼稚園4園、公立幼稚園・認定こども園6園。
小中学校 :小学校25校、中学校10校。放課後児童クラブは25か所。
移住希望者へのサポートが充実している愛媛県西条市
愛媛県東部に位置し、南は西日本最高峰の石鎚山、北は瀬戸内海に囲まれた西条市。気候は温暖で、良質な自噴水「うちぬき」が湧く自然豊かな街である。産業面では、農業が盛んな一方、大手企業の工場や中小企業も多く、さまざまな働き方を実現できる環境が整う。
そんな西条では、移住希望者へのサポートにも力を注ぐ。移住を検討している人が〝本当に知りたい”情報を提供する一泊二日の無料体験ツアーを開催したり、移住・定住に関するウェブサイト「LOVESAIJO」を運営し、西条の暮らしをさまざまな角度から発信。こうした取り組みが功を奏し、平成29年に106人だった移住者数は、平成30年は289人、令和元年は346人と大幅に増加した。
子育て世帯にうれしいサポート
子育て世帯へのサポートでは教育に注目したい。市内すべての小中学校に電子黒板が設置され、ICTを活用した授業を実施。児童数の少ない小規模校では遠隔授業で他校との合同授業が行われ、子どもたちが多様な意見に触れることで、コミュニケーション能力の育成につながるといった効果も見られる。医療面では、中学生以下の子どもの医療費の自己負担分が全額助成される制度があるのも心強い。
おむつ購入に利用できる応援券
西条市では第2子以降かつ1歳未満の子どもの保護者に「愛顔(えがお)っ子応援券」を交付している。1,000円券×50枚綴りで、指定の店舗で対象の乳幼児用紙おむつを購入する際に使用できる。
<h3>15歳までの医療費自己負担分全額助成
医療面では、中学生以下の子どもの医療費の自己負担分が全額助成される制度があるのも心強い。
注目したい子どもたちへの「教育」
市内すべての小中学校に電子黒板が設置され、ICTを活用した授業を実施。
児童数の少ない小規模校では遠隔授業で他校との合同授業が行われ、子どもたちが多様な意見に触れることで、コミュニケーション能力の育成につながるといった効果も見られる。
のどかな暮らしのなかで最先端の教育を│子どもを持つ人には見逃せないポイントだろう。
そのほかの主な支援
- 15歳までの医療費自己負担分全額助成
- 産前産後に家事や育児をサポートしてくれる無料のヘルパー派遣 など
役立つ&楽しいオススメ施設
こどもたちの遊び場があるのも、子育てファミリーにとっては移住先を選ぶポイントのひとつだろう。大人も一緒に遊べる施設を紹介する。
木から木へ空中を進む迫力のアクティビティ
西条の自然を活かしたレジャー施設が「フォレストアドベンチャー・西条」。丸太を渡ったり、ジップスライドで滑ったり、森のなかを木から木へ進むアクティビティは迫力満点! 大人向け・子ども向けの2つのコースがある。
移住相談窓口:西条市移住推進課
TEL 0897-52-1476
MAIL ijyusuishin@saijo-city.jp
URL https://www.lovesaijo.com/
取材・文/柚原靖子
※この記事は、「複住スタイルVol.3」の記事を再編集して掲載しています。記載されている内容が本誌掲載時と異なる場合があります。