猫とともに暮らすまち。移住支援も充実、猫好きにおすすめの地域【4選】

猫とともに暮らすまち

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暮らす場所の環境が良いに越したことはありませんが、自分だけでなく愛する家族にとっても好ましいものなら、なお理想的ではないでしょうか。今回は、2月22日の「猫の日」に合わせて、猫好きの方にぴったりの移住先をご紹介します。

目次

猫の暮らしやすいまちで、ともに暮らす移住のススメ

古代エジプトで神として崇められたり、日本でも米をはじめとした穀物を鼠などから守ったり愛玩動物として飼われたりと、古くから人間とともに生きてきた猫たち。巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチも称賛した美しい姿を誇り、ちょっと気ままな性格や愛くるしい動作、高い運動能力で今も多くの人を魅了しています。

猫

アニマルセラピーという言葉がありますが、猫は特にその効果が高いといわれます。猫のフワフワとした体を撫でたり、ゴロゴロと喉を鳴らす音を聞いたり、一緒に寝たりした人は、「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンが分泌され、ストレス軽減や免疫力アップに繋がるという研究結果もあるのです。

そのように人を癒してくれる猫にも幸せに過ごしてほしいもの。猫と一緒に暮らす先を探している方は、街並みや取り組み、そこに暮らす人々の意識などが猫の快適な暮らしに繋がる土地を選んでみては?猫好きながら諸事情で飼うことはできない方も、そういった土地ならきっと街角やお店で猫と交流できることでしょう。

100万円以上の移住支援金も!猫好きにおすすめの地域【4選】

猫

多くの猫が幸せに暮らす土地を、その理由、移住の耳寄り情報とともにお伝えします。猫が多いだけでなく、猫のことが好きな人や猫に理解のある人が多く住む環境で過ごすことを考えてみてはいかがでしょう。

【山形県米沢市】温泉地で人も猫も幸せに

地熱のせいか、温泉地には多くの猫が集まります。その一つ、山形県米沢市にある小野川温泉は、周辺を歩いていると猫に会えるのはもちろん、旅館に看板猫がいたり、猫グッズを扱っていたりと、猫好きにはたまらないポイントがたくさん。

そんな小野川温泉の特徴が、2017年にスタートした「幸せ猫プロジェクト」です。不幸な猫を増やさないよう、地域猫の避妊去勢手術を行ったり、譲渡会を開いたり、日産が提唱する#猫バンバンプロジェクト(車を出す前に、その周りにいる猫を安全な場所に逃がす取り組み)に賛同したりと、猫の幸せに取り組んできました。

福島県との県境、山形県の南にある米沢市は、人口およそ7万7,000人。東京から山形新幹線一本で2時間あまりの同市は、かつて伊達政宗や上杉謙信といった武家の城下町が形成された歴史ある場所として知られます。米沢牛をはじめとした美味しいものがたくさんあり、冬に積もる雪も日本酒などの恵みをもたらしています。

移住に関しては、オーダーメイド型のお試しプログラムがあり、宿泊料と朝夕の食事代が無料のタイプなど、希望に合うコースを選択可能!実際に住むことになった場合も、住まいや食にかかるお金の補助、割引サービスといった支援が用意されています。

山形県米沢市の移住サイトはこちら

【富山県射水市】猫も暮らしやすい「日本のベニス」

富山県射水(いみず)市にある港町、内川(うちかわ)は通称「日本のベニス」。富山新港から東西約3,420mを結ぶ運河の内川は、海から海へと繋がる珍しい川です。川べりに民家が立ち並び、漁船が繋留され、個性的な橋が多数かかっているところは、世界遺産に登録されたイタリアの「水の都」を彷彿とさせます。

「富山湾の宝石」といわれる白海老、蟹や鰤などの魚介類が獲れ、昭和レトロな雰囲気漂うこの港町。周辺には、漁の安全や大漁を祈ってきたことから神社やお寺が多く、仏教の経典をかじってしまう鼠を退治してくれる猫は大切にされてきました。水辺にあって漁業が盛んで裏道も多いこの辺りには、多くの猫が穏やかに暮らしています。人気番組『岩合光昭の世界ネコ歩き』に登場した、内川周辺をめぐる観光遊覧船の副館長を務める三毛猫のみーちゃんをご存じの方も多いのでは?

9万人超の人口を誇る射水市は富山市の隣で、東京からは北陸新幹線で2時間ちょっと。海と山が両方あることから、仕事の選択肢が幅広いのも特徴です。待機児童ゼロ、高校3年生までの子どもの医療費無料、保育園などへの送迎代行や一時預かりを対応するサポート組織など、子育て世代に嬉しいポイントも。ほかにも、移住フェア、田舎暮らし体験といった施策が定期的に実施されています。

富山県射水市の移住サイトはこちら

猫

【広島県尾道市】名所「猫の細道」も!映画のロケ地でもおなじみ

広島県南東にある尾道市は、瀬戸内海のほぼ真ん中に位置する風情あふれる街並みが昔から映画のロケ地に使われてきましたが、近年は猫のまちとしても有名。およそ13万人が暮らす同市は、漁港があり、坂道や階段の多い街並みが猫にとって過ごしやすい環境を生み出しています。路地などを歩いていると出会う猫は地域の人々が協力して面倒を見ており、観光客がエサやおやつをあげるのはNG!触れ合いたい人はおもちゃを持参して一緒に遊びましょう。

「奥の細道」ならぬ「猫の細道」と呼ばれる細い通りを進んでいくと辿り着くのは、全国から集めた約3000点の招き猫を展示する招き猫美術館。そのほかにも、階段や石に描かれた猫アート、猫をテーマにした食事やスイーツ、雑貨などがあります。

尾道市では移住希望者に向けて、2009年から空き家を借りたり買ったりできる空き家バンクを開始。そのほかにも、単身者なら60万円、二人以上の家族なら100万円、さらに18歳未満の子どもがいる場合は一人につき100万円が加算される移住支援金をはじめとしたサポート体制が魅力です。

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【長崎県長崎市】100年に一度の進化を迎えた街で幸運を招く猫に会える!

長崎県も猫が多いことで知られますが、その理由として江戸時代にオランダの船でやってきた猫が繁殖したという説もあるそう。同県の猫は尾っぽがクルッと巻いている「尾曲がり猫」が多く、幸運を招くといわれています。

数が多いからこそ猫をはじめとした動物に対する意識も高く、長崎市は飼い主のいない猫に不妊去勢手術を行う公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」に登録。さらに、飼い主や住民に向けて動物とどう関わり合うべきかを積極的に発信したり、譲渡会や里親見学も行ったりしています。

西・南・東側が海に面する長崎市は人口およそ40万人。2020年代は、西九州新幹線の開通、さらには恐竜博物館やプロサッカーチームのV・ファーレン長崎のホームスタジアムが完成と、100年に一度とも言うべき進化の時を迎えています。

こうして進化を続ける長崎市では、1ヶ月の滞在で最大9万円の補助金が付く、暮らし体験を実施中。そして尾道市と同じく、単身者なら60万円、二人以上の家族なら100万円、さらに18歳未満の子どもがいる場合は一人につき100万円が加算される移住支援金も。

長崎県長崎市の移住サイトはこちら

人も猫も心地良く過ごせる場所について、ぜひ一度考えてみてください。

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