沖縄県空き家バンク情報|格安賃貸・中古物件や移住におすすめの自治体も

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青々とした海と空が美しい沖縄は、家族で訪れる方や一人時間を満喫したい方から旅行先として人気の県です。

魅力溢れる沖縄県に移住をしたいと考える方も多く、沖縄県では空き家を使って移住者の生活を支援する「空き家バンク」をはじめとした、さまざまな住まいの支援サービスが用意されています。

今回は、沖縄県の空き家バンクの活用方法や利用して得られるメリットなどを紹介します。

目次

沖縄で新生活をスタートするなら空き家バンクがおすすめ!

沖縄で新生活を始めたいと考えている方には、空き家バンクがおすすめです。

空き家バンクは、各市町村が提供している支援サービスのひとつです。沖縄の空き家を活用することで、移住希望者の移住や定住を促進し、人口増加を目的としています。

空き家バンクの利用者には、物件情報が得られる、希望に合った物件が見つけられるなどのさまざまなメリットがあります。

沖縄で空き家バンクを実施している市町村

沖縄で空き家バンクを実施している市町村は、以下の2ヶ所です。

  • 石垣市
  • 久米島町

石垣市は、「石垣市移住定住支援ポータルサイト」を設置し、空き家バンクを実施しています。久米島町の空き家バンクは「久米島島暮らしガイド」で確認することができます。

那覇市をはじめとした地域の空き家バンク

石垣市や久米島町以外の地域で空き家バンクを利用したい方は、全国版空き家バンクを活用しましょう。「ホームズ」など全国の物件を紹介しているサイトでは、那覇市をはじめとしたさまざまな地域の空き家バンクが掲載されています。

また、那覇市の公式サイトなど各地域のホームページでも、今後募集がかかる可能性も考えられます。

住みたい地域が決まっている方は、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。

空き家バンクを使って得られる5つのメリット

空き家バンクを使えば、さまざまなメリットが得られます。今回は。とくに嬉しい5つのメリットを詳しくご紹介します。

  • すぐに生活が始められる
  • 資産をかたちに残せる
  • DIYが楽しめる
  • 入居後も支援制度が充実している
  • さまざまな活用方法が楽しめる

すぐに生活が始められる

空き家バンクを利用すれば、すぐに新生活を始められるのが大きなメリットです。

空き家バンクに登録された家のなかには、トイレやお風呂などの水回りだけでなく、全体のリフォームが可能な物件も存在します。キッチンが綺麗に片づけられている、窓が二重で防音効果が良いなど、長く住んでほしいからこその工夫が感じられます。

いくら安くてもリフォームが行われていない家を選ぶと、家の片付けなどから始めなければならず、入居するまでに時間や費用がかかるでしょう。

空き家バンクは移住してすぐ、新生活を気持ちよくスタートさせたい方にぴったりの制度です。

資産をかたちに残せる

空き家バンクで購入した家は、資産として所持することができます。

家の購入を検討している方のなかには、賃貸物件で生活をしている方も多いかもしれません。家を購入しておけば、もしものときに貸しに出したりでき、選択肢の幅が広がります。

空き家バンクに登録されている物件のなかには、かなり格安なものもあり、家の購入にお金をかけずに資産を増やすことが可能です。

生涯、自分の資産をカタチに残せるのは嬉しいポイントです。

DIYが楽しめる

空き家バンクで購入した家は、好みに合わせてDIYが可能です。

DIYとは、壁や家具を自分で塗り替えたりつくったりしてアレンジすることをいいます。新築を建てる場合多くの費用がかかりますが、空き家バンクで家を低価格で購入し、DIYで自分好みにアレンジすれば、費用をかけずに好みの空間をつくり出すことが可能です。

そのため、購入した家のデザインに納得がいかない部分があれば、DIYをして自分好みにカスタマイズするのがおすすめです。

入居後も支援制度が充実している

空き家バンクは入居後もさまざまなサポートがついているのが嬉しいポイントです。たとえば、以下の支援制度があります。

  • 地域情報の提供
  • 生活相談会
  • リフォームや修繕のサポート

とくに、県外から移住した方にとっては、地域情報などが知れるのは心強いことです。補助金を上手く活用すれば、リフォームや修繕費用を安く済ませられるでしょう。

ただし、市町村によって支援の条件は異なるため、詳しく知りたい方は各地域のホームページを確認するのがおすすめです。

さまざまな活用方法が楽しめる

空き家バンクで購入した家は、生活住居だけでなくさまざまな活用ができます。

たとえば、別荘として活用すれば、週末や長期休みにゆっくりと過ごすことができるでしょう。観光客に向けた事業を展開し、宿泊場所として提供するのもひとつの手です。

空き家バンクに出ている家の種類はさまざまで、広い庭付きの家で農園を開くなど、活用方法は多岐にわたります。

メリットをいくつか紹介しましたが、物件の所有者の条件や賃貸で契約した場合などは上記の内容とは異なる可能性があります。

DIYが可能かなどは、物件を契約する際にしっかりと確認をしましょう。

空き家バンクの利用方法

空き家バンクの利用方法を、表にまとめてみました。

手順詳細
➀空き家物件の情報を閲覧する空き家バンクを提供している地域へ移住を希望している方や移住3年以内の方、定住住居を探している方は空き家バンクに登録された物件情報の閲覧が可能
➁物件の見学に行く見学日の調整をし、物件管理者同行の下、物件の見学を行う
➂物件交渉の申し込み各地域の窓口に申請書類を出す
➃契約空き家物件所有者と申請者で賃貸契約を結ぶ

空き家バンクは、無料で登録が可能ですが、物件交渉は申込書を受理した順に契約が進みます。同じ物件に希望者がいても交渉が成立しなければ、次の申込者に物件の契約が回ってくる仕組みです。

また、空き家バンクは条件をすべて満たした方でないと登録されている物件の見学や契約はできません。例として、石垣市で定められている条件は、以下のとおりです。

  1. 現に石垣市に居住していない者、又は石垣市外から転居した者で転居の日から3年経過しない者
  2. 空き家に3年以上定住することが見込まれ、石垣市の自然環境、伝統文化等に対する理解を深め、地域住民と協調して生活できる者
引用元:《空き家バンクを利用して物件を探したい方》|石垣市移住定住支援ポータルサイト

上記の条件を満たし、石垣市で空き家バンクを利用したい方は、「石垣市空き家バンク物件交渉申込書」に必要事項を記入し窓口へ提出しましょう。

空き家バンクを利用する際の注意点

空き家バンクを利用する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 残置物の処理をしなくてはいけない場合がある
  • 築年数が古いと修理費が嵩む
  • 登録数や物件の価格は地域によって異なる

注意点を前もって確認しておけば、契約後のトラブルを回避できるでしょう。

残置物の処理をしなくてはいけない場合がある

空き家バンクに登録されている家のなかには、家財などがそのまま残っているケースがあります。

家財道具が残っている場合は物件登録情報にその旨が記載されており、処分するかそのまま残すかの決定には、物件登録者と移住希望者間で協議し、それぞれの合意が必要です。

家財をそのまま残す方向で話が進んだのであれば、移住希望者側で残置物の処理をしなくてはなりません。家財の処分方法によっては、高額な出費につながる可能性もあるため注意しましょう。

参考:空き家バンクFAQ | 石垣市移住定住支援ポータルサイト

築年数が古いと修理費が嵩む

空き家バンクで家を契約する際は、築年数をしっかりと確認しておくのがおすすめです。

空き家バンクで閲覧できる家のなかには、老朽化が進んでいる物件もあります。ただし、空き家の現地調査をし合格した物件が登録されているため、一定の基準は満たしていると考えられるでしょう。

沖縄には木造住宅で築年数が古い物件も多くあります。事前の修繕が行われていない物件は、安く購入できるかわりに修理費が嵩む場合があるでしょう。

参考:空き家バンクFAQ | 石垣市移住定住支援ポータルサイト

登録数や物件の価格は地域によって異なる

空き家バンクに登録された物件の数や価格は、地域によって異なるのが特徴です。

たとえば、主要都市である那覇市内の物件は、ほかの地域に比べて新しく綺麗なものが多いですが、地域の特色も加わって物件価格が高い傾向にあります

綺麗で購入しやすい物件は人気があるため、気になる家が見つかったら早めに見学して話を進めましょう。

空き家バンク以外の沖縄住居支援サービス

ここまで空き家バンクのさまざまな情報をご紹介しましたが、沖縄では空き家バンク以外にもさまざまな住居支援サービスを提供しています。代表的なサービスは、以下のとおりです。

  • 移住・定住住宅
  • お試し住宅

移住・定住住宅

移住・定住住宅とは、UターンやIターンの方の移住や定住を促進するために対象者へ賃貸住宅を紹介する制度。

沖縄県で過去に移住・定住住宅の募集実績がある地域は、以下の7つの地域です。

  • 国頭村
  • 東村
  • 粟国村
  • 渡名喜村
  • 伊是名村
  • 多良間村
  • 与那国町

募集は不定期で開催されます。募集する場合は各ホームページに掲載されるため、こまめにチェックしましょう。

制度を利用するには、子育て世帯であることなどいくつかの要件を満たさなくてはなりません。また、各市町村によってサービス内容が異なるため、気になる方は各地域の窓口に問い合わせてみてください

参考:移住ガイド 「住む」|沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし

お試し住宅

移住を決断する前に、沖縄の暮らしを実際に体験できる制度。移住に向けてさまざまな視点で沖縄生活を体験できるため、より具体的に想像できるのがメリットです。

沖縄県では、以下の地域でお試し住宅制度が利用できます。

  • 国頭村
  • 東村

国頭村では50歳未満、東村では45歳未満の年齢制限があり、利用要項や利用方法などは各地域によって異なります。また、旅行目的での滞在には使用できないため注意しましょう。

参考:移住ガイド 「住む」|沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし

沖縄の空き家バンクを利用して新生活をスタートしよう

沖縄で物件探しをするなら、空き家バンクの利用がおすすめです。地域の物件情報などを知ることができ、移住希望者にとってメリットの多い制度といえます。

沖縄県では、石垣市や久米島町で空き家バンク制度を実施していますが、各地域でも不定期で募集をする場合があるため、沖縄への移住を検討している方は、こまめにチェックすることをおすすめします。

また、沖縄県では「移住・定住住宅」や「お試し住宅」など空き家バンク以外にもさまざまな住居支援サービスが行われています。

とくにお試し住宅では、移住前に沖縄での暮らしを実際に体感することができるため、想像しているよりも多くの発見や気づきが得られるでしょう。

沖縄へ移住を検討している方は、空き家バンクやそのほかの支援制度をぜひ活用してみてください!

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