備長炭の生産地として知られ、美しい自然が広がる宮崎県美郷町北郷入下区。
2022年春に、「もうひとつのこどもえんyattara」という保育施設が誕生しました。
空と山と川にやさしく囲まれ自然と共生する「もうひとつのこどもえんyattara」
yattaraの代表である上村かおりさんは、「いつか子育てをするなら、この自然豊かな地域で暮らしたい」という想いから、美郷町への移住を選択されたひとり。
しかし、実際に子育てをはじめると、高齢化の進む地域での子供に関連するサービスや教育環境が、自分たちとっては十分ではないと感じることが多々あったといいます。
そこで上村さんは、『この地だからこそ』の山里らしい暮らしを子供たちに経験させたいという思いから、「もうひとつのこどもえんyattara」を設立することになりました。
yattara では、1歳から就学前の子供たちを対象にした預かり保育を提供しています。
雨が降ったり旬の食材を料理したりするとき以外は、毎日、田畑作業をしたり散歩や河原で過ごしたり、外で思いっきり遊ぶのが基本のスタイル。豊かな自然に囲まれた保育環境で感性が育まれています。
また、こどもが育つ環境は大人たちの過ごし方に直結しているという考えのもと、「もうひとつの」こどもえんという名前通り、他の保育施設に通う子供や親子、一般の大人たちにも、さまざまな自然体験を提供しています。
<終了しました>新しい園舎の建設のためのクラウドファンディング
しかし今、yattaraの活動に使っていた上村さんの自宅である古民家が利用できなくなり、子供たちが安心して過ごせる拠点を新設するためのクラウドファウンディングが実施されています。
新しい拠点は美郷町北郷に建設されるログハウス。
環境に配慮した建築と土地の水脈整備も行われる予定で、子供たちにとって素晴らしい成長環境を提供するだけでなく、地域社会との結びつきを強化し、美郷町に新しい活力をもたらすプロジェクトです。
クラウドファンディングは9月30日まで!
多くの人々の支援を必要とされていますので、ぜひチェックしてみてください!