佐賀を輝かせるローカリストたちの想いと挑戦

佐賀、ローカリスト

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佐賀県では「地域をこんな風にしたい」という熱い想いをもって県内で精力的に地域づくり活動に取り組んでいる実践者を「ローカリスト」と呼んでいます。

「ローカリスト」と一口に言ってもその背景や活動内容は十人十色。家業を継ぎ、地域一体となってまちの素晴らしさを発信するための様々な企画を打ち出す方や、結婚を機に暮らし始めた地域の伝統料理を守るためにお店を開いた方、はたまた地域おこし協力隊として移住してきた地域に新しい風をもたらし活躍している方、様々な方がそれぞれの地域で輝いています。 そんなローカリストの皆さんからよくお聞きするのは「何も、『地域づくりをやってやろう!』と思って今の活動を始めたわけではない」ということ。

佐賀のまちや地域が大好きで、その素晴らしさと自分のやりたいことや楽しそうだと思うことを掛け合わせて活動をしていたら、いつのまにか人が集まり、地域が盛り上がり、それが「地域づくり」になっていたといいます。

今回の記事では、移住者であるローカリスト3名をピックアップしてご紹介しています。ローカリストについてもっと詳しく知りたいという方は「SAGAローカリストアカデミー公式サイト」をご覧ください。

あなたも、佐賀県にある地域の素晴らしさと自分のアイディアを掛け合わせて、「楽しそう」から始める地域づくりにチャレンジしてみませんか?

目次

SAGA LOCALIST.01 門脇恵さん

門脇恵さん

1985年東京都墨田区生まれ。
幼少期をスリランカ、三重県伊勢市などで過ごす。東京で大学を卒業し、会社員として就職。2014年に地域おこし協力隊として佐賀市富士町へ移住。『林業女子会@さが』を立ち上げ、女性目線で山を楽しむ活動に取り組んでいる。最近の楽しみは女子会の山に新たな樹々が芽吹くのを見守ること。

「楽しく・気軽に・育む」 林業で地域と人とをつなぐ

地域おこし協力隊として佐賀県に移住した門脇さんは、『林業女子会@さが』を立ち上げ、女性目線で山を楽しむ活動に取り組んできました。協力隊卒業後は一般社団法人佐賀県地域おこし協力隊ネットワークを創設。現在も代表理事として地域おこし協力隊を目指す人たちが安心して佐賀県で活動を行うためのサポートを行っています。

「林業・森林が好き、興味がある!」という女子たちが集まるこの団体の会長を務める門脇さんは、山の手入れ(草刈り、枝打ち、道づくりなど)や、木工ウォールアート、山菜料理の会などさまざまなイベントを企画して盛り上げています。最近では野鳥観察会も開催し、自然とのふれあいを深める機会を提供しています。

林業女子会
林業女子会

SAGA LOCALIST.02 刑部信人さん

刑部信人さん

1984年静岡県生まれ。
2007年東京工芸大学芸術学部写真学科を卒業し広告制作会社、フリーランスを経て、2022年3月に18年生活をした東京を離れ、佐賀県佐賀市に移住。広告、書籍、映像などの撮影を中心に活動しながら、国内外で作品を発表。

「地域」には「編集能力」を持った人がたくさんいます。

コロナをきっかけに、奥様の実家がある佐賀県へ家族で移住した刑部さんは、広告業界でのキャリアを活かし、「人の暮らし」に注目した発信を行っています。彼は自著『佐賀に暮らし困ったこと。』の執筆を通じて、地域の人々とのつながりを深めました。その中で、地域には、今あるものを、編み集めながら新しい取り組みに変えていく人がたくさんいる、そういった人達と一緒に何かをやりたいと思われています。

刑部さんは、地域を単なる行政区域ではなく、そこに住む人々の「暮らし」として捉えています。座談会を通じて、一人ひとりの困りごとやニーズに耳を傾け、地域づくりを考えることが彼の取り組みのひとつです。この活動は、地域の絆を強めるだけでなく、住民の声を反映した持続可能な地域づくりにも寄与しています。

刑部信人さん
刑部信人さん

SAGA LOCALIST.03 山本卓さん

山本卓さん

1985年大阪府高槻市生まれ。
高校卒業後、俳優として大河ドラマや舞台などで活躍。自身の劇団を立ち上げ、劇作家・演出家として海外公演も行う。その後TVディレクターを経て、2019年に佐賀県地域おこし協力隊として佐賀市へ移住。2021年1月に地域活性を目指す『合同会社Light gear』を設立し、地域の動画作成やコンサルタント業、コワーキング&レンタルスペース『音無てらす』運営など、人と地域をつなぐさまざまな事業に取り組んでいる。

「面白いこと」を選んだら、人とつながり、世界が広がった。

2019年に地域おこし協力隊として佐賀に移住した山本さんは、2022年4月に交流スペース『音無てらす』をオープンしました。この場所は、新たなつながりを生む交流の場として、地域で徐々に認知を広げています。

山本さんが取り組んだ「お試し地域づくり活動」の一例として『UMAアドベンチャーラボ』があります。唐津市にある離島・加唐島を舞台に、島に生息するUMA(未確認生物)を探し出すスタンプラリーを開催。このユニークなイベントは、楽しみながら地域課題に取り組む試みとして、多くの人々を魅了しています。

山本卓さん
音無てらす

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