夏のボーナス支給日はいつ?企業と公務員の平均額は?人気の使い道や夏冬の比較まで【徹底調査】

賞与

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夏には賞与としてボーナスが支給される企業がほとんど。なかには、そのお金を利用して、移住や二拠点生活のための準備資金にしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、そんなボーナスの支給日はいつが多いのか?平均額はどれくらいなのか?気になるポイントを調査します。

目次

みんなは何月?夏のボーナス支給時期

“ボーナス”とは、勤務先から給与以外に支払われる一時金のこと。明細には「賞与」や「特別手当」という名称で記載されることが多いです。

ボーナスが支給されるのは、基本的に夏と冬の2回夏は6月下旬から7月下旬にかけて、冬は12月が多いです。なお、ボーナスの支給日については会社側で自由に設定できるため、具体的な日付は勤務先によって変わってくるでしょう。

夏のボーナスの平均額はいくら?

厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果速報等」によると、全事業所における労働者一人平均賞与額は34万9,436円支給事業所における労働者一人平均賞与額は41万4,515円のため、約35万円から40万円程度が現状の平均額のようです。

ただし、会社自体にボーナスの支払い義務はないため、業績や個人の評価によってその額も変動することが多くあります。さらに、支給自体がない場合や、毎月の給与に初めから組み込まれている場合も。

業種や勤務年数によっても差異が生じるため、新卒者などは同じ会社内でも少なめの支給額となるでしょう。

【2025年】夏のボーナス業種別支給額:TOP10

TOP10

2025年で夏のボーナスが最も多かった業種は何でしょうか?支給額のTOP10を紹介します。

順位業種ボーナス額
第1位建設業173万7,457円
第2位通信業166万5,712円
第3位情報・ソフト業140万4,659円
第4位不動産・住宅業136万3,244円
第5位水産業126万4,533円
第6位重工・造船業122万7,763円
第7位機械業116万8,380円
第8位精密機械業115万9,196円
第9位医薬品業112万3,973円
第10位電機業107万3,951円
参考:日本経済新聞社がまとめた2025年の夏のボーナス調査(7月1日時点)

2025年の夏のボーナス全業種平均は98万6,233円。昨年比5.91%増で、コロナ禍の影響が落ち着きを見せた2022年から4年連続で過去最高となったそうです。

反対に、夏のボーナスが最も低かったのは陸運業で47万2,516円。昨今の需要に対して、伸び悩んでいる模様が分かります。

公務員は夏のボーナスが多いって本当?

国家公務員は「期末・勤勉手当」という賞与をボーナスとして受け取っています。その支給タイミングは明確に決められており、毎年6月30日と12月10日の2回です(地方公務員の場合は多少のずれがあることも)。

2025年も国家公務員に夏のボーナスが支給され、管理職を除く職員の平均支給額は、およそ70万6,700円となりました。こちらは3年連続の増加となり、昨年比では47,000円増加したそうです。

一般企業の昨年平均額、約35万円から40万円程度と比較すると、その額は確かに30万円ほど高い結果となっています。

参考:NHKニュース

ボーナスは夏と冬のどっちが多い?

夏と冬のボーナスでは基本的に大きな金額の違いはありません。これは一般企業でも国家公務員でも同じです。

ボーナスの金額は、一定の給料額を基準に、その数カ月分をまとめて支給するという考え方が一般的。ここに従業員個人の半年分の成績やスキルを評価する査定が入り、ボーナス額が増減されていきます。

そのため、ボーナスを少しでも多く貰いたい!という方は、査定期間に自身のスキルアップを図ったり、会社へ貢献できる実績を残したりと、励む必要があります。

夏のボーナスは何に使う?みんなの使い道【TOP10】

通帳、虫眼鏡

夏のボーナスは数十万円と、大きな金額が支給されます。そのお金は一般的に、どんなことへ使われているのでしょうか?

「第62回 Ponta消費意識調査 2025年6月発表」をもとに、使い道をランキング形式で紹介します。

順位使い道割合
第1位貯金・預金32.4%
第2位旅行(宿泊を伴うもの)6.4%
第3位食品(ふだん食べるもの)6.0%
第4位外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)3.7%
第5位財形貯蓄3.4%
第6位衣服2.4%
第7位投資信託2.1%
第8位旅行(日帰り)1.9%
第9位株式1.8%
第10位食品(お取り寄せなど、特別なもの)1.7%
参考:第62回 Ponta消費意識調査 2025年6月発表

夏のボーナスの使い道は、Pontaリサーチで調査を開始した2014年以降、12年連続で「貯金・預金」が第1位。しかし、その回答割合は昨年よりも1.0%減少し、過去最低となりました。4年連続で減少傾向にあり、第5位の「財形貯蓄」や第7位の「投資信託」、第9位の「株式」などに分散されているのかもしれません。

第2位はやはり「旅行(宿泊を伴うもの)」。ボーナスが支給される夏と冬の時期には大型連休もあるため、出かけやすい環境が揃うのも大きな理由の一つでしょう。

「食品(ふだん食べるもの)」が第3位に位置し、意外にも「外食(食堂・レストラン、和・洋・中ほか専門店)」が第4位でした。近年では外でご飯を食べるよりも、家で食べる普段の食事の質を上げていこうと考える方が多いようです。

夏のボーナスで始めたい!二拠点生活のススメ

夏に支給されたボーナスを元手に、二拠点生活を始めてみたい!という方はいませんか?近年はリフレッシュだけでなく、防災の観点からも注目を集めています。

ここでは、夏のボーナスをどのように活用すれば二拠点生活の準備ができるのか。その方法を3ステップに分けて紹介します。

STEP1:まずは「月1万円」から!週末だけのプチ拠点を見つける

最初は日帰りでもOK!自分の理想に近い拠点を探しましょう。観光ではなく、“実際に住む”としたらどんな場所がいいかをしっかり考えながら、週末に1万円程度でさまざまな場所に足を運んでみてください。

ここがいいなと思う場所があれば、そこからさらに数カ月から1年程度通ってみましょう。何度も通うことで、その地域の特徴や季節ごとの違い、人柄などを知ることができるはずです。

STEP2:必要なものは最小限!ミニマルに始める二拠点生活

拠点を決めたら、今度は実際に短期間の生活をしてみましょう。一週間程度で問題ないので、必要最低限の荷物を持って気軽に踏み出してみてください。

なお、生活場所として家を借りたり、建てたりするのはまだハードルが高いはず。そこで、ホテルのサブスクサービスがおすすめです!生活に必要なものがほとんど現地に揃うので、心配事も少なくなるでしょう。

STEP3:どう活用する?テレワーク・趣味・デジタルデトックス

二拠点目で過ごす日々にも慣れてきたら、今度はその生活期間を延ばしてみてください。ワンシーズン問題なく過ごすことができたなら、すでに二拠点生活を実現できている証です!

その際には、生活拠点にもアパートや別荘などを考えてみて良い頃合い。地方は家賃や物価も都内より低いため、素敵な物件がお得に見つかるかもしれません。

都市部で仕事に励み、週末は地方で思い切り遊ぶ。反対に、テレワークを利用して地方でのんびり仕事をして、雪や台風の多い季節には都市部で快適に過ごすなど、二つの拠点の活用方法はさまざまです。ぜひ、自分に合った生活スタイルを探してみてください。

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