あなたの“地方でやりたい”を後押し!!備後エリアのプレーヤーとつながるフェアを開催しました

備後エリアのプレーヤーとつながるフェアイベントレポート
目次

備後エリアのプレーヤー総勢14名が大集合!!

2023年12月2日東京。街全体が少しずつクリスマスムードに包まれる中、有楽町にある東京交通会館では、広島県福山市・三原市・尾道市・府中市・神石高原町・世羅町と岡山県笠岡市、井原市の6市2町で構成される備後エリアの自治体や広島県などが連携した、寒さを吹き飛ばす熱いイベントが開催されました!!
そのイベントは、ただ土地や暮らしの魅力を伝えるイベントとは違い、「東京からせとうちにつながる!ゼロから学ぶローカルプロジェクトのはじめ方」をテーマに、備後エリアで活躍する14名のプレーヤーが一堂に会し、人の魅力を通じて地方の魅力を伝え、備後エリアに関わりしろを見つけてもらうイベントでした。このイベントには、参加者とプレーヤーの距離を近くすることで、まずは関係人口としてその地域を訪れ、その地域の人と出会い、地方でのアクションにつなげる、その第1歩を踏み出してもらいたいという主催者の思いが込められています。

イベントスタート!備後エリアってどんなところ?

イベントには、ローカルプロジェクトに興味がある方、移住を検討されている方、首都圏から瀬戸内や備後エリアに関わりたい方など、現地・オンラインで計81名もの方々にご参加をいただきました。まずはオープニングとして、福山市企画政策課の職員からイベントの流れや備後エリアの魅力などを紹介しました。多くの参加者が備後エリアのことを知らない中、東京からのアクセスの良さや、海と山、田舎と都会的な暮らし方が享受できるといった備後エリアならではの魅力を参加者の方にPRしました。

 内容備考
17:30~受付開始 
17:45~オープニング 
17:50~セミナー
※ウェブ配信
備後エリアの地域プレーヤー4名によるセミナー
(テーマ:東京からせとうちにつながる!ゼロから学ぶ ローカルプロジェクトのはじめ方)
18:30~座談会複数グループに分かれ、14人の地域プレーヤーと参加者が意見交換
19:20~交流会14人の地域プレーヤーと参加者の個別意見交換
移住相談会自治体職員による移住相談
20:00閉会 

備後エリアのご紹介

風光明媚な瀬戸内海に面する福山市・尾道市・三原市・笠岡市。緑豊かな中山間地域が広がる 府中市・神石高原町・世羅町・井原市。この6市2町から構成されるのが備後エリアです。

豊かな自然の中で暮らしながら、高速道路・新幹線・飛行機を利用すればお出かけや出張に困らない、主要都市へのアクセスの良さが魅力。田舎と都会暮らしのいいとこ取りができるのが「備後エリア」です。

備後エリア6市2町の紹介

セミナー「東京からせとうちにつながる!ゼロから学ぶローカルプロジェクトのはじめ方」

備後エリアで活躍するプレーヤー4名(写真右から:藤本和志さん、後藤峻さん、小谷直正さん、坂江隆太さん)によるセミナーを行いました。

藤本和志(ふじもとかずし)

広島県福山市出身。大学で京都、就職で東京、その後京都に戻ってツナグム(京都移住計画)に合流。現在、ワーケーションで福山市を定期的に訪れ、地元福山と日本各地の人と食のつながりを味わうプロジェクト「ひと旅のごちそう」を展開中。

後藤峻(ごとうたかし)

京都府出身。大阪の印刷会社勤務を経て、2016年に結婚を機に妻の出身地である広島県尾道市に移住。ディスカバリンクせとうちが運営するシェアオフィス「ONOMICHI SHARE」の施設運営や利用者のビジネス相談・プロジェクト支援などを行う。副業でディレクション業務、地域でのイベント企画などに携わる。2023年7月より尾道市の移住定住コンシェルジュの事業責任者を務める。

小谷直正(こたになおまさ)

東京から広島県府中市Uターン後、築190年の古民家をDIYで改修し、コーヒーショップを立ち上げる。また、NPO法人府中ノアンテナの理事としても活躍中。地元の企業と連携し、府中市を中心としたものづくり企業の工場見学イベント「瀬戸内ファクトリービュー」の企画運営や、府中市に移住を考えている方の相談・企業へのつなぎなど、まちづくりの分野で多彩に活動中。

坂江隆太(さかえりゅうた)

自然と都市に近い暮らしに憧れ、広島県三原市に移住し、2022年12月に地域おこし協力隊に着任。商社と官庁で仕事をした経験を生かして、三原市のファンを増やす活動を行う。今後は、三原らしさの付加価値を地域内にとどまらせる「地域商社」のような面白い仕事を作りたいと考えている。

それぞれ異なる場所で活動を行う4名のプレーヤー。こうした市町を超えたプレーヤーが一堂に会するのは極めて珍しく、参加者にとって貴重な時間だったのではないでしょうか。
「ローカルプロジェクトを行い感じること」「備後エリアの可能性」「地域とかかわるヒントは何か」といった正解のないテーマでしたが、経験豊富な4人からそれぞれ違った視点でお話をいただき、非常に有意義な時間となりました。

備後エリアには突出した場所/コトがないからこそ、各エリアで様々な面白い取組が起きている
その人のやりたいことに合わせてエリアを超えてキーパーソンを紹介できる、エリア内で横のつながりがある
ローカルプロジェクトを重く考えず、自分の好きなこと、この人と一緒に居たいという思いからスタートした方が良い
まずは観光ついでに、気になる活動をしている人を訪ねるくらいのゆるい感じから始めてみては

こうした意見は、実際に活動しているからこそ感じることであり、ご自身の経験から語られる内容だからこそ参加者の人も共感する部分が多かったのか、参加者の方も熱心に聞き入っていました。
今回登壇いただいた4名の他にも、備後エリアには様々な分野で取り組む人が数多くいます。やりたいことや思いはそれぞれ違えど、より良いエリアにしていきたいという思いを持って、前に進み続ける人が数多くいることが、この備後エリアの魅力の1つではないでしょうか。

あっという間に時間が過ぎた、備後エリアのプレーヤーとの座談会&交流会

セミナー終了後は、参加者と備後エリアのプレーヤー14名が4つのテーブルに分かれての座談会を行いました。この場を目的に参加された人も多かったのではないでしょうか。
座談会では、参加者自身が話をしたいプレーヤーの居るグループに入り、参加者の皆さんから聞いてみたいことや、自身の興味・関心のあることなどをお話しいただくなどの活発な意見交換が行われていました。ローカルプロジェクトに興味・関心のある方が多く参加されており、この場限りの関係ではなく、ここをきっかけにして欲しいという主催者の思いのとおり、多くの方が連絡先を交換するなど継続的な関係にも期待のできる時間となっていました。

ご参加いただいたプレーヤーの紹介
≪福山市≫藤本和志、稲田裕、長田真
≪尾道市≫後藤峻、石山辰也、新井天兵
≪三原市≫坂江隆太、上吉宏美
≪府中市≫小谷直正
≪世羅町≫佐々木まなみ、佐々木まゆみ
≪神石高原町≫原冬二郎、赤迫瑠奈
≪笠岡市≫平岡顕治
各プレーヤーの詳しいご紹介はこちらから
(URL:https://www.hiroshima-hirobiro.jp/event/details/002380/

参加者からは、「40分では物足りない」「違うグループにも入って話がしたかった」という声も挙がるくらい非常に充実した時間となり、休憩中にも交流が途切れることなく続いていました。今回のような近い距離感だったからこそ聞くことのできたことも多くあったのではないでしょうか。
その後、軽食をとりながらの交流会、自治体職員による移住相談会を行いました。先ほどの時間では話し足りなかった方との交流、また話せなかった人との交流など、入れ替わり立ち代わりながら様々な交流が生まれていました。

まとめ~備後エリアだからこそつながれるヒトの存在

今回は備後エリアの場所としての魅力ではなく、人の魅力で備後エリアのことを知る・関わりを持つきっかけにしてもらうという視点でのイベントでした。
参加者アンケートでは、

・つながりたい人とつながることが出来た
・もっとプレーヤーの人と交流時間を増やしてほしい
・自身のローカルプロジェクトのイメージを持っている人、これから作っていく人などターゲットをもう少し分けて実施して欲しい

といった様々な意見をいただきましたが、備後エリアのプレーヤーと直接つながることのできる時間を有意義な時間と捉えていただくことができたと思います。

移住や関係人口として関わりを持ちたいと思える地域になるには、その土地での仕事や暮らしも当然重要なファクターでありますが、「その地域に暮らす/活動する人」がいるからこそ、その地域の魅力や新たな価値が生まれています。人が入り口となって新たな人を呼び込み、更に地域内でハブとなって、人のつながりを作っていく。そういった意味でもその地域の人は、皆さんが思っている以上に大きな存在になっています。
今後も、こうした機会を通じて、人と人がつながって新たな取組が生まれていく、そんな備後というエリアの可能性を感じたイベントでした。

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