江戸時代から宿場町として多くの人に愛されてきた、1300年もの歴史をもつ嬉野温泉。創業73年の老舗旅館「和多屋別荘」は、薩摩藩の島津家が旅の途中に休息していた上使屋に端を発し、今もなお、建物の一部には島津家の紋が配されています。
そして二万坪の小宇宙のような敷地には、中央に流れる嬉野川の囀りに揺れる川面、水鳥の立ち姿や、月の満ち欠けを愉しむ月見台、自然の四季を感じられる歴史ある日本庭園も。
そんな空間で温泉ワーケーションという特別な時間を過ごすのはいかがでしょうか。
仕事の合間に「美肌の湯」に浸かりたい放題
温泉ワーケーションである以上、嬉野温泉の湯に浸かりたい放題です。その効能はリューマチ、神経痛、皮膚病、婦人病、貧血症、切り傷、呼吸器疾患など、さまざまな疾患に効用が見られ、なにより「日本三大美肌の湯」と言われるだけあってぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く含み、皮脂や分泌物を乳化して洗い流し、湯上りはスベスベの肌になります。『肥前風土記』には「東の辺に湯の泉ありて能く、人の病を癒す」と記されていて、飲めば胃腸や肝臓等の機能を活性化させる効果も見られるようです。
御影殿(大浴場)、浮世風呂(露天)、貸切風呂、そして内湯には全て自家源泉から直接温泉を注いでいるので、豊かな湯でゆったりと疲れを癒せます。体の外と中から美人になりましょう!
温泉旅館の中にオフィスがつくれます
嬉野川をまたぐ広大で豊かな二万坪の敷地内には複数の宿泊棟があります。特に目を惹く建築家・黒川紀章設計によるタワー棟は、嬉野温泉のシンボルです。木造建築など意匠の異なる客室は専属の大工が客室の改装、家具や装飾品の製作に至るまですべてを手掛けているらしく、室内の和モダンなデザインや、クッションひとつもオシャレで素敵です。館内のWi-Fi環境は充実しているので、天気の良い日は部屋のテラスに出て嬉野川を眺めながら仕事をしてみたり、オンラインミーティングなら個室スペースでなど、客室以外にもワークスペースが多数あるのが便利です。その他にも、会員専用コワーキングスペース「VOGUE」、レンタルオフィス「CAVE」、有料で貸し切り利用できるレンタルオフィススペースなども充実していて、団体で利用するのも安心です。
嬉野well-being の「食」プログラム
有明海や玄界灘を中心に水揚げされる、新鮮で旬な海の幸。佐賀県を代表する佐賀牛や若楠豚、豊かな自然が育んだ四季折々の地産の野菜。和多屋別荘では体験できる嬉野 well-being の「食」プログラムと銘打って、さまざまなグルメを楽しむことができます。佐賀には地元の酒蔵「瀬頭(せとう)酒造」と、うれしの茶農家「きたの茶園」による新しいローカルレストラン「日本料理利休」。李荘窯四代目当主・寺内信二さんの器に盛られた食材。佐賀牛を中心に、佐賀の食材を堪能できるレストラン「李荘庵」。にぎりびと・神谷よしえさんがにぎる愛情あふれる奇跡のおにぎり。永尾豊裕園のお茶やお味噌汁・お漬物と食すと、ほっぺたが落ちる「おにぎり神谷」。趣向を凝らした佐賀の幸を、口いっぱいに頬張れます。
和多屋別荘
〒843-0301
佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙738
TEL:0954-42-0210
URL:https://wataya.co.jp/